終末と黄昏と地獄王と
草原に夕暮れの光が差し込む
「おかしいな...」
「どうしたんだ黄昏」
「我が身体が1時間を経っても消滅しない」
「...太陽を操れる神といえば現状は2人しかいない」
「アクゼリュス そして天界姫様か」
「ああ つまり...」
2人の男があたりを見渡す
草原が黄金色に輝く
「大正解 水王殺しの犯人は地獄王だとも」
「貴様は....」
「やはりかアクゼリュス! なぜ貴様は水王様を!」
「平穏な世界の邪魔になったからさ さて...私は失ったものを取り戻す もう一度この手に...████...をな...」
「くるぞ終末!」
「ああ!黄昏! 必ず生き残ってこの事を報告するんだ!」
草原に男が3人立っている
「貴様らには我が能力を公使する必要などない この手で殴り殺してくれるわ!」
「貴様をこの場で止める!「炎よ 復讐に燃えよ」!」
草原が炎に包まれる
「その程度か!」
男が拳を白衣の男に振り下ろす
「危ない黄昏!「月明かりの加護」!」
「ちっ...邪魔な!」
男は高速で終末にターゲットを変える
「『光の鎧』守り抜いて...」
次の瞬間 男は吹き飛ばされた
「がはっ....まだ....」
「隙を見せたな 散れ」
男は拳を握りしめた
終末は悶えだしたが、足が吹き飛ぶと同時に力尽きた
「貴様...よくもエリュシアンを!」
「なあに殺してはないさ まあもう夢から覚める事はないだろうがな」
「貴様ぁぁぁぁ!何度私から大切なものを奪えば気が済むのだ!」
「なあに 貴様もすぐ彼方へ送ってやるよ」
「戯言を!『黄昏神の威光』!」
辺りに無数の異形の生物が湧き出る
「無駄な足掻きを」
アクゼリュスはそう言うとその異形の生物を1匹1匹殴り殺し始めた
「不死の加護-ランクAなど討ち滅ぼす手段はたった1つだけ 貴様らに勝ち目がないことなど分かっていただろう」
黄昏は無言になったが、反撃の手を止めることはなかった
「貴様はすぐに葬ってやろう 終末のように苦しみたくないだろう」
その言葉を聞いた瞬間、アーヴェントの動きが一瞬止まった
その刹那 白衣の男は倒れていた
血を噴き出しながら草原に倒れ込むように永遠の眠りについた
2人の男は草原に埋もれるように眠りについた
その草原は 黄金色に輝いていた




