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アリアンロッド2Eリプレイ「光と影の城」  作者: ナバル
第1話「光の城の影」
5/48

1-4:アリアドネ

--------------"光の城"クレタ下層:宿屋---------------

登場:フェイス

シプレ達が寺子屋に移動し、宿屋にはゴルドーとフェイスの二人が残っている


GM:ゴルドー「どうやら、ここに長居すると厄介そうだ」

GM:ゴルドー「彼女の言うとおり、ここを離れた方がいいのかもしれない」

フェイス:「そうだね~、安全第一よ?」

フェイス:「どこからどう見ても・・・この街は荒れるからね~。 よほどのチャンスを見なおさないなら、普通の商人は引くべきさ~」

GM:ゴルドー「そうだな・・・・取引もすぐ終わるだろうし、君達の言うとおりにさせてもらうよ」 立ち上がり

GM:ゴルドー「そうと決まれば、荷物を纏めておかないと・・・君は連れの人と合流しないのかい?」

フェイス:「おつかれさん~、ん? せっかくサボれる時間を得たんだし・・・全力で怠ける・・・!」

GM:ゴルドー「そ、そうか・・・・」

GM:では、ゴルドーはクレタ城を離れるために、荷造りの準備を始める

GM:それを横目に、フェイスは全力で怠けるのであった!(



--------------"光の城"クレタ下層:アリアドネの寺子屋---------------

登場:シプレ、エイラ、シャルロッテ

この城内では、大小様々な部屋が複雑に入り組んでいる

その中でも広い通りは商業区画となり、それなりの人で賑わっているのだ

アリアドネに連れてこられたのは、そこから少し離れた区域

君達の目の前にある部屋が、彼女が寺子屋として使っている場所らしい


GM:アリアドネ「今は授業が終わって誰もいない、遠慮しないで入ってくれよ」

エイラ:「…失礼します。」 お辞儀をして中に入ります~

エイラ:一応、寺子屋内の周囲を見回します。

シプレ:勝手知ったるなんとやらで、ずかずか入るシプレ君

シャルロッテ:「お邪魔するよ。」

シプレ:「せんせー、オレ、お茶いれてくるね」

GM:アリアドネ「ん、ありがとね」>シプレ

シプレ:後ろ向きで手をひらひらさせて、奥の部屋に消える

エイラ:と、アリアドネやシプレに促されるまで立って、お話を待ちます。

シャルロッテ:同じく立ってます

GM:あたりを見回すと、四人がけの机が四つほど、等間隔で存在している

GM:アリアドネ「まぁ、ここでいいかな。 かけてくれよ」

GM:そのウチの一つに、アリアドネが先に腰掛けます

エイラ:「…はい。」 こちらも腰掛けて、アリアドネを真っ直ぐ見つめます

シャルロッテ:エイラの横に座るよ。

GM:アリアドネ「そうだね・・・・どういった話が聞きたい? この町の名物でも、成り立ちでも」

エイラ:「…とりあえず、私達に知るべきと思ったお話からお願いします。」

エイラ:「……私は、この街についての知識はほとんどありませんので。」

GM:アリアドネ「じゃ、この城の簡単な概要からかな」 にかっと笑って

エイラ:「はい。 …お願いします。」

GM:アリアドネ「人口はおおよそ五千ほど、統治してるのは知ってのとおりギャング連中」

GM:アリアドネ「名物は、地下鉱脈からの武具やらと・・・・」

GM:アリアドネ「クレタ全体に張り巡らされている、"クリスタルライン"かな」 ふと、頭上を見上げます

シャルロッテ:「この独特な街の景観だね。」

GM:君達の頭上には、明るく光る照明がひとつ。ランタンの火ではなく、太陽の明かりに近い光だ

エイラ:「クリスタルライン…。 確か、“光の城"と呼ばれる事に関係あるものですね。」

GM:アリアドネ「この城のてっぺんにある、水晶ドームは見ただろう?」

エイラ:「……間近ではありません。」


>>シャルロッテ:見たっけ?

>>シプレ:外から照らしてるものだの

>>シプレ:太陽代わりになってるもの

>>シプレ:……だよね?

>>GM:ですです>シプレ


GM:アリアドネ「あそこから太陽の光を取り入れ、取り入れられた光は、水晶のパイプを通って城全体に行き渡る」

シャルロッテ:「間近で見たことがある人の方が少ないんじゃないかい?」重要そうな設備ですし。

エイラ:「…貴女と違って、私はここに来るのは初めて。」 >シャルロット

シャルロッテ:「そうだったね。」

GM:アリアドネ「そうだね、クレタ上層は・・・・この話もしたほうがいいね」

GM:アリアドネ「ともかく、町ひとつがすっぽり入るほどの大きさの城でありながら、そのすべての区画が明るく照らされる・・・・"光の城"と言われる所以さ」

シャルロッテ:「っと、上層は僕も行ったことがないのだけど、どんな感じなのかな?」

GM:アリアドネ「あぁ、まずこの城は大きく分けて三つの層に分かれてる」>シャルロッテ

GM:アリアドネ「まず私達がいるところが下層、住居や商業区画・・・・私達が普段暮らしているエリアだ」

エイラ:(つまり、街全体が城…ではなく、城自体が街…のような物…?)


>>シプレ:城の中にある街って考えたほうが妥当かもね

>>エイラ:ですです。 >シプレ

>>フェイス:あ、GM~

>>フェイス:これらの情報ってフェイスは事前に知ってたりします? >資料とか渡されてたらなぁと思って(

>>GM:13班なら知ってそうですね・・・・

>>エイラ:と、それならこちらも知っているでOKです?

>>エイラ:神殿ですし、少しは情報はあると思いますので。 とはいえ、ほとんどわからない感じですが

>>GM:となると、どこからが知りたい情報になるんでしょう?

>>フェイス:大体・・・話題を振る(ストーリーを進める)ための知識が欲しいですからね・・・w

>>エイラ:ギャングやアリアドネの立場、麻薬の流通についてですね。

>>GM:じゃあ、層の話の次がそれですね


GM:アリアドネ「次に、さっきシャルロットが言っていた上層。 残念ながら、ここに何があるか分かってる人はほぼいない」

エイラ:(上層…。 もしかしたら、そこに麻薬がある…?)

GM:アリアドネ「上層には強力なアンデッドや人造生命がうろうろしてる、私でもめったに近寄らないのさ」


>>シプレ:地下層の説明はシプレが登場しながら言いたいです!(

>>エイラ:事前に予告の際にあった、内容は…PCは全員、知らないでOKです? >GM

>>GM:そうですね、PC1以外は知らない方向で

>>エイラ:了解です~。

>>シャルロッテ:シャルは下層と地下のことは少しだけでも知りませんか?

>>GM:シャルは下層くらいなら分かるかな

>>GM:地下層は、基本ギャングしか入れないので

>>シャルロッテ:うぃ


シャルロッテ:「それらが下層に降りてくることは無いのかい?」

GM:アリアドネ「それが無いんだよ。まるでそういう風に命令されてるかのようにね」>シャル

エイラ:「…そこはこちらも知っている。 …でも、何故、それらがいるの?」

GM:アリアドネ「人造生命は、あたしが来た時からいた。 多分、この城を守護する存在・・・・なのかな?」

エイラ:「城を守護…。 ……何か守る物がある?」

シャルロッテ:「人造生物はだれかが作って放置、アンデットは上層に挑んで敗れた冒険者のなれの果て・・・かな?」

GM:アリアドネ「アンデッドに関しては、シャルの言う可能性もあるかもね」

エイラ:(…何か重要な物があるかもしれないけど…、今回の任務とは関係なさそうね。)

エイラ:「…貴女はもう少し他人に合わせるようにして。」 >シャルロッテ

シャルロッテ:「上には強いエネミーがいる、それで十分じゃないかな?」

シャルロッテ:「まぁ上の話は今はこれくらいでいいかな、そろそろ下の話を・・・。」

シプレ:「――…下の話っても、あとひとつしかねぇけどな」 お茶持ってきつつ

シプレ:そんでお茶を全員にくばり

エイラ:「……?」 シプレの方へ見つめる

シャルロッテ:「おっと、悪いね。」お茶受け取り

シプレ:木の皿にいれたおせんべえを置く

エイラ:「…ありがとう。」 受け取ります

GM:アリアドネ「地下層・・・・主にギャング達のアジトさ」 貰ったお茶を飲みつつ

シプレ:「そう、くそったれどもの巣窟さ」 ( ゜д゜)、ペッと悪態つきつつ、先生の隣に座る

エイラ:「…ギャングについては特に知りたい。」

シャルロッテ:「まぁ一番目的の話がそこだね。」

GM:アリアドネ「あぁ、その話がメインになるね」

シプレ:「知らんほうがいいと思うけどね」 ずずずーっとお茶をのみつつ

シプレ:「なにに巻き込まれても、オレはしらねぇぜ?」おせんべえ、ぱりぱり

シャルロッテ:「巻き込まれる・・・ね。」

エイラ:「…心配してくれる心遣いには感謝するわ。」>シプレ

シプレ:「し、してねぇ! 変な勘違いすんなよ?!」 Σ(゜口゜;

エイラ:「…でも、貴方達が止めても私は自分から飛び込む。」

エイラ:「……あれ、してないの?」 (・ ・

シプレ:「してねーよ。なに勘違いしてんだ、この頭ぱっぱらぱーは」

GM:アリアドネ「私がこの城に来たのは70年前・・・いや、80、90・・・・」指折り数えつつ

シャルロッテ:「ずいぶん昔からだね。」

エイラ:(…長老と言われるだけあるのね。) アリアドネを見つめて


>>シャルロッテ:この人ってエルフ?

>>GM:エルダナーンですね

>>シャルロッテ:間違った

>>エイラ:w

>>シプレ:似たようなもん(

>>エイラ:ですです(


GM:アリアドネ「・・・・まぁ、とにかくかなり長い間ここに住んでるが、そのころから"荒くれ者"と言える集団はいた」

エイラ:「……100年近く前からも。」

GM:アリアドネ「でも20年くらい前かな、組織だってギャングと呼べる集団になったのは」

GM:口に手をあてて、記憶をたどっていきます

シャルロッテ:「そのくらいから急に力を付けた理由は分かるかい?」

シプレ:シプレがおせんべえ取るときに、おせんべえの入ったらお皿を、エイラとシャルロッテの方に気持ちおしておこう

GM:アリアドネ「誰か強大なリーダーが生まれたんだと思う」>シャルロッテ

エイラ:「………。」

シャルロッテ:「ふーん・・・そこからまだボスは代替わりはしてなさそうかい?」

GM:アリアドネ「さぁな、ギャングのトップクラスについては私も分からない」

エイラ:「…どんな人物かもわからないの?」

シプレ:「ほんと、わかりゃ狙撃でもしてさっさと始末すんのにな」

シャルロッテ:「まぁ暗殺防止のために情報を流さないようにしてるんだろうさ。」

シャルロッテ:「キミみたいなのがいるから・・・ね。」と言ってシプレを見る

シプレ:「……ふんっ」 自分でもわかってるのか、ぷいっと顔をそむける

GM:アリアドネ「そうだな、一度ギャング幹部が私のところに顔を見せてた。 その時に何ていってたか・・・・」>どんな人物か

シャルロッテ:「幹部にあったことがあるのかい?」

GM:アリアドネ「ほんの挨拶のつもりだろう、会ったのはその一度きりだ」

シャルロッテ:「あぁ、示威行為ってことか。」


>>シプレ:そのとき、シプレは一緒にいたのかな?

>>GM:まだ、シプレが生まれてない頃ですね

>>シプレ:なる


GM:アリアドネ「確か・・・・『この城に新たな"王"が就いた。そのご挨拶に赴きました』・・・・だったか? 馬鹿げた話だと思って聞き流してたが」

エイラ:「……20年前?」 ※幹部と会った事

シプレ:「なにが王だか。悪玉の間違いなんじゃねーのってな、ほんと」 おせんべえ、ぱりぱり

シャルロッテ:「ギャングにしては随分と丁寧だね。」

GM:アリアドネ「・・・・その頃からだったな、下層に住んでた人のいくらかを徴集と言って地下層に連れて行き」

GM:アリアドネ「そして、麻薬の生産が始まった」

エイラ:「………!」

シプレ:「…………」 露骨に嫌な顔になる

GM:アリアドネ「それと平行して、地下鉱脈の掘削と鉄の精錬も始まったな、この初期費用は麻薬の売り上げから来てたはずだ」

シャルロッテ:「行き場を失った人がここに来るようになったんはいつからかな?」

GM:アリアドネ「私の代には既にそういう風になってたらしい」>シャルロッテ

シャルロッテ:「じゃあ割と初めからか。」

GM:アリアドネ「ただ、今みたいな規模になったのはギャング達の統治が始まってからだ」

エイラ:「……。」

GM:アリアドネ「・・・・随分と様変わりしたよ。 外から商人が来るようになったり、武器の輸出までできるようになったりね」

シャルロッテ:「金の集まるところに人は集まる。よく言ったものだね。」

エイラ:「…改めて、お聞きしますが、アリアドネ長老は現在のままが良いと思いますか?」

GM:アリアドネ「無論、ギャング達の麻薬はこの城でも使う奴がいる・・・・そういうことに心を痛めてる奴だっているよ」

GM:アリアドネ「私は・・・・」 シプレの方をちらっと見て

シプレ:「……いいわけねぇだろ…ッ」 静かに怒ってる感じで

GM:アリアドネ「・・・・そう、だよな」 少し、俯く

シプレ:「何人の子供が犠牲になったと思ってる…。何人のやつらが、そのまま戻ってこれなくなったと思う!」

エイラ:「………。」 シプレを静かに見つめる

シプレ:「麻薬は国を…町を汚染する病だ。それも取り返しのつかない程の病だ」

シプレ:「人が人でなくなり、獣以下の存在に…」

シプレ:「いや、それよりももっとひどい」

エイラ:「…その麻薬を止めるのが私の目的。」

GM:アリアドネ「ここは、逃げ場の無い人たちばかりが集まる場所だった。 だからかもな、こうなっても仕方ないと思ってしまっている」

エイラ:「……目的は流通の阻止。 …だけど、出来るなら生産自体を止めれるなら止める方向で動きたい。」

GM:アリアドネ「でも、次代と呼べる存在がいると・・・・そのままでいいのかと、考え込んでしまうよ」 シプレの頭に手を置いて

エイラ:「…流通だけを止めても、また同じ事が起こるかもしれないから。」 そう、シプレへ言って、

エイラ:改めてアリアドネへ見つめます

シプレ:「…………」 むすぅっとしてるが、褒められて多少は嬉しい

シプレ:「よそのものあんたがか…?」

GM:アリアドネ「私に、して欲しい事があるのかい?」

シプレ:「正直にいう。オレはアンタを信用しきれない」>エイラ

GM:アリアドネ「シプレ・・・・・」

エイラ:「…信用出来ないのは当然。 …私は自分の素性を明かしていないから、その判断は間違いじゃない。」

エイラ:「…ただ、」 シャルの方を見つめて

シャルロッテ:「ん?」

エイラ:「…改めて確認するけど、貴女…巻き込まれる覚悟はあるの?」

シャルロッテ:「さぁ?」

エイラ:「私も…(フェイス)も立場的に巻き込まれるように動く。」


>>フェイス:フェイス「のんびりと・・・誘い出していく作戦が・・・!(」

>>フェイス:※内心:もっとやれー!(

>>GM:ww


エイラ:「でも、貴女は商人の護衛でしょう? …不明瞭な態度だと、こちらも困るの。」

エイラ:「判断する為に同席する、と言っていたけど…。 これ以上、知るとなると「巻き込まれる」方になる。」

シャルロッテ:「まぁ雇われなのは否定しないよ、僕がどう動くかは依頼人と僕の気分次第さ。」

GM:アリアドネ「ふむ、だったらこういうのはどうだい?」 >エイラとシャルロッテへ

エイラ:「……?」 >アリアドネ

GM:アリアドネ「シャルロッテ、私に雇われて欲しい」

GM:アリアドネ「知ってのとおり、この子はやんちゃでしょっちゅうこんな事をしてるからね」

GM:アリアドネ「私の代わりに、この子についてやって欲しいのさ」

GM:アリアドネ「あの商人については、私のコネで別の護衛を紹介できる」

シプレ:「……」 ポクポクポク 「……はぁ?!」

エイラ:「………。」 ( (==

シャルロッテ:「それは僕じゃなくてゴルドーさんに言ってくれるかな?僕は彼に雇われてる立場だからね。」

GM:アリアドネ「私は四六時中見てやりたいけど、こう顔が広いと他にやる事も多くてね」

シャルロッテ:「ただ、依頼とあらばご随意に。」

シプレ:「その前にオレだろせんせー?! なんでオレに護衛なんて!!」

GM:アリアドネ「そうか、有難う」 >シャルロッテ

シャルロッテ:「まぁ護衛をつけたくもなるだろうさ。」

シプレ:「なんでさ?! オレはうまくやってる!」

シャルロッテ:「キミ、ボクがここに来るたびにギャングと追いかけっこしてただろう。」

エイラ:「………。」 シプレを静かに見つめる

シプレ:「……ッ。な、なんのことだかね」

シャルロッテ:「毎回あんなことをしてればそりゃあ心配にもなるさ。」

エイラ:「…そうね。」

シプレ:「でもだからって、護衛なんて…」

シャルロッテ:「必要ないって?」

シプレ:「必要…ない…。そりゃ、先生の気持ちもわかる」

シプレ:「オレが無茶してるのも認める…」

シプレ:「でもそれじゃ…いつまでたってもオレは……」

シプレ:――…ひとりだち、できないじゃないか…

エイラ:「……っ。」

シプレ:その言葉はとても小さな声だった

GM:アリアドネ「子供達だけでなんとかしようってのが無茶な話なんだよ」 バンッとシプレの背を叩き

エイラ:「……それは違う。」

シプレ:「いってっ」 (´>□<)

シャルロッテ:「ふむ・・・君のその目標(?)は、だれのためかな。」

GM:アリアドネ「ひとりだちってのはな、他人を拒む事じゃあない」

エイラ:「……アリアドネ長老、それは違うと思います。」

GM:アリアドネ「ん?」>エイラ

エイラ:「……彼、シプレは…大人が何もしないから、子供達だけで何とかしようとしていると思います。」

GM:アリアドネ「・・・・うん、そうだったね」

エイラ:「……もしかしたら、大人達も何かしているかもしれませんが、…彼の様子を見て、そう思ったので。」

エイラ:「…お願いします。 余所者や未だに素性を明かしていない身ですが、」

エイラ:「…協力をさせてください。 神殿の任務もそうですが…私個人としても…彼、シプレに協力したいのです。」

シプレ:「…………」

シャルロッテ:「キミのその願いはキミのためなのかそれとも・・・誰かのためなのか・・・。」と言ってアリアドネを見る

エイラ:「…両方よ。」 シャルに静かに言って

GM:アリアドネ「・・・・・・シプレ」 腰を曲げて、彼に目線を合わせます

シプレ:「……オレのためでもある…」

シプレ:「そして、先生の……。先生のためでもある…」

シャルロッテ:「なら、ただ無茶するだけじゃダメだ。」

シプレ:「…………じゃあ…どうすりゃよかったんだよ…」

GM:アリアドネ「すまなかった・・・・私はずっと、お前の思いを、馬鹿な願いだとはね付けてたんだろう」 >シプレ

シプレ:「周りの大人は信用できない・」

シャルロッテ:「一人でがむしゃらに突っ走ってもその先にあるのは後悔だけだ。」

シプレ:「かといって、このまま見過ごすわけにもいかない…」

シプレ:「……がむしゃらでもなんでも……。やるしかなかったんだ」

シプレ:「行動しなきゃ、なにも変えられないんだよ…」

エイラ:「…信用なんて必要ない。」

エイラ:「……少なくとも私は…あなた、シプレを信用している。」

シプレ:「……ハッ…。よそ者はこれ…だから…。周りを簡単に信用…しすぎる…」 声に力はない

エイラ:「…だから、私に対して無理に信用はしなくていい。」 そう、シプレへ言って静かにします

シャルロッテ:「少なくとも、僕は君のことが多少なりともわかるつもりだよ。」

シャルロッテ:「君のその思いは・・・昔僕が願ったことがあるからね。」

GM:アリアドネ「私からも、お願いだシプレ・・・・君に協力したい」

シプレ:「…………」 三人に背中をむけて

シプレ:「……すきに…。…すきにすればいいじゃん…」 グスッ

シャルロッテ:「自分のことを思ってくれる大事な人のために、そして自身ために突き進む。」

エイラ:「……わかった。 …ありがとう。」

GM:アリアドネ「・・・・ありがとう、シプレ」 目にうっすらと涙を浮かべて


>>シプレ:こ、これでデレたと思うなよ…ッッ

>>シャルロッテ:あ、GMこのすぐ後にエイラとこっそり会話したい。

>>シャルロッテ:さっきの巻き込まれる覚悟云々で

>>GM:じゃあ、二人がちょっと席外す感じですかね?

>>シャルロッテ:そこまでではないです。

>>エイラ:ですね。 エイラとシャルがゴルドーの元へ戻る、かな・・・?

>>GM:いえ、シプレとアリアドネが席を外す方です

>>エイラ:シャルはゴルドーに依頼の件を、エイラはフェイスとの合流ですが・・・

>>シャルロッテ:じゃあその帰り道の途中ででもいいです。

>>GM:二人ともぐじゅぐじゅだし(

>>エイラ:むしろ、ぐじゅぐじゅなので、こちらが離れるのです。(

>>GM:じゃあ、エイラとシャルがちょっと寺子屋の外に出る感じでいいでしょうか?

>>エイラ:ですね~。

>>シャルロッテ:おkです。



--------------"光の城"クレタ下層:寺子屋前---------------

アリアドネとシプレが感極まってぐじゅぐじゅになってしまったので

エイラとシャルロッテは、こうしてちょっと寺子屋の外に出ている


エイラ:「………。」 静かに二人が落ち着くのを待っている中、フェイスやゴルドーの事を考えている

シャルロッテ:「エイラ、君はさっき巻き込まれる覚悟はあるか、と聞いたね」

エイラ:「…?」

エイラ:「………。」 静かにシャルの方を見つめます

シャルロッテ:「取り敢えずギャングや麻薬については置いておいて、ボクは彼に協力するつもりだ。」

シャルロッテ:「彼は・・・昔のボクだ。」


>>シプレ:速報:シプレは女の子だった?! >昔のボク

>>シャルロッテ:ちげーよ比喩表現だよ

>>シプレ:しってるしってる(

>>GM:シプレという名前が未だに男の子・・・?ってなってしっくりこない私もいるからね(

>>フェイス:カミーユが男の名前で何が悪い!(

>>シプレ:ww


エイラ:「………。」

シャルロッテ:「このままいけば彼は後悔することになるかもしれない。」

エイラ:「…何に後悔するの?」

シャルロッテ:「・・・・・・。」

エイラ:「……ごめんなさい。 話したくない事なのね。」

シャルロッテ:「細かい話は省くけどボクは周りの人間が原因で大事な人と別れることになった。」

シャルロッテ:「このままいけば彼らも同じ事が起こるかもしれない。」

エイラ:「……それがさっきの気持ちがわかる、という事?」

シャルロッテ:「本当に気持ちがわかるかどうかは定かではないけどね。」

シャルロッテ:「でも。」

シャルロッテ:「親を思う子の気持ちも、子を思う親の気持ちも知ってるつもりだよ。」

エイラ:「……そう、羨ましいわ。」

シャルロッテ:「そうかい?」

エイラ:「……羨ましいと思う人がいる、それだけの事よ。」

シャルロッテ:「ふむ・・・。」

エイラ:「……貴女の覚悟はともかく、協力する意思はわかった。」

エイラ:「…まだ決まったわけじゃないけど、よろしくお願いするわ。」 と、手を差し出します

シャルロッテ:「ん、こちらこそ。」と握り返す

エイラ:「…あと、少し冷たい態度をしてごめんなさい。」

シャルロッテ:「ん?・・・あぁ、別に気にしてないよ。」

エイラ:「…そう、ありがとう。」


>>エイラ:と、GM。 エイラかシャル、一人だけゴルドーとフェイスの元へ戻る事にしていいです?

>>エイラ:フェイスを連れて来たいので(

>>GM:んー、戻ろうとすると戦闘イベント発生の予定です

>>エイラ:と、了解です。

>>フェイス:フェイスの安眠は保たれた!((

>>GM:(戦闘になっても来なかったらどうしよう

>>シプレ:フェイスなら…フェイスならきっときてくれる…

>>シプレ:(終わったころに)

>>フェイス:よくおわかりで!(


エイラ:「……そろそろ落ち着いたと思うから、彼らの方へ戻るわ。」

シャルロッテ:「ボクは少しここで待っておくよ。」

エイラ:「…ありがとう。」 そう言うと、寺子屋の方へ入りますが…二人のところへ行かず、通路で立ち止まります

エイラ:「………。」

エイラ:(……同じ。)

エイラ:(…違う“同じ"だけど、私も…シプレと同じ。 だから…力になりたい。)

エイラ:(過去の記憶もなくて、ただ…ゴウラ義兄さんの妹だけの私も……同じように独り立ちしたい。)

エイラ:(義兄さんと同じように…立派に…。)

エイラ:「……いけないわ。 …任務に集中しないと。」 そう、少し震える声を抑えて

エイラ:二人の方へ戻る、エイラであった。


GM:さて、エイラが二人のところへ戻ろうとすると

GM:道の向こう側から、ダダダーっと騒がしい足音が近づいて来るのが聞こえてくる

GM:ギャング「ようやく掴んだぜ・・・・オイ シプレのガキ! 出て来い!」

エイラ:「……?」

シャルロッテ:「・・・。」

GM:ギャング「ここにいるのは分かってんだ! 出てこなかったら火を点けてやってもいいんだぞ!」

シプレ:ガラガラガラ

シプレ:「あいつなら出かけたよ」

シャルロッテ:(流石にそれではごまかせないんじゃ?)

シプレ:くっ…。ギャグ展開にはもっていけなかったか…

GM:ギャング「舐めてんのかこの野郎・・・・」

シプレ:「なめてねぇよ! バカにしてんだよ!!」

エイラ:「………。」 (==

シャルロッテ:「まったく、騒がしい輩だね。」

エイラ:「…騒がしいのはいいけど、荒っぽいのは好きじゃない。」

GM:やがてギャング達は隊列を整えると、リーダーがびしっとシプレを指差し

GM:ギャング「少量のヤクを焼かれた程度じゃあ、まだガキのやる事だとおもってやったが、仲間を殺されたとあっちゃあ黙っていられねぇ!」

シャルロッテ:「意外とアグレッシブだね。」と言ってシプレを見る

GM:ギャング「あ? 無関係の女共は黙ってろ!」>エイラとシャルロッテへ

シプレ:「……はぁ?」

シプレ:「ころした…? なんのこといってんだし」

エイラ:「………。」 剣を抜きます

エイラ:「……えっ?」

GM:ギャング「とぼけんじゃねぇ、今日お前を追っていた連中全員、行方不明のまま帰らぬ人になっちまった・・・・」

エイラ:驚きの中少し安堵の声色でシプレを見つめます

エイラ:「……心当たりある?」 >シプレ

シプレ:「今日…? おっかけた…?」

シプレ:「あぁ…なんかやけに引いたとおもったら…」

シプレ:「追いかけてきたやつらに心当たりはあるが」

GM:ギャング「お前らを罠に嵌めてやったと思ってたが・・・・・まさか逆に罠に嵌められるとはな!」

シャルロッテ:「ふむ・・・両者の見解に相違があるような・・・。」

シプレ:「少なくとも、そいつらがいなくなった理由はしらねぇぞオレは」

シプレ:「おい、いい加減なこといってんなよ! 殺しはしねぇ。おまえらと一緒にすんな!!」 >ギャング

エイラ:(…大丈夫そうね。) シプレが大丈夫そうなので、改めてギャング達に視線を向けます

GM:ギャング「あくまでシラを切る気か・・・・しゃあねぇな」 がちゃがちゃと武器を構えます

シプレ:「おいおいおいおいおい。マジかよ」

エイラ:「…元々、どっちにしてもそうするつもりだった、…そうでしょう。」

シャルロッテ:「流石にそれは見過ごせないかな?」

シプレ:「ふざっけんな! 言いがかりでやられるほど、オレも素直じゃねぇぞ!!」 弓構える

シャルロッテ:と言って両者の間に割って入る。

エイラ:引き止めます(


>>エイラ:あなた、弓でしょう! 後ろにいて!(

>>シプレ:クソゥ…クソゥ…。正論だからなんにもいえねぇ…(


シャルロッテ:「子供相手に大勢で武器を構えるとは、少し大人げないんじゃないかな?」

GM:ギャング「どうせそのガキには散々煮え湯飲まされてたんだ、んなこと知ったこっちゃねぇな!」

シャルロッテ:ちなみに傍から見ると武器無しの手ぶらに見えます。

エイラ:「……行方不明になった事は同情するけど、」

GM:ギャング「オイ女、武器を出す気も無いならどっかいっちまいな!」>シャルロッテ

シャルロッテ:「そう大声を出さないでくれるかな?」

シプレ:「ガキガキ言ってんなら、ガキのやったことぐらい大人なら見過ごしてやる度胸を見せろってんだ!!」

エイラ:「協力者となった以上、無関係じゃないの。 …来るなら来なさい。」

シャルロッテ:「ふぅ・・・おいお前。」さっき怒鳴ってきた奴に向かって

GM:ギャング「あ?」 >シャルロッテ

シャルロッテ:「僕はこの世で嫌いなものが3つある。」

シャルロッテ:「1つは目立つようなこと、これはまぁ家の事情なんだが・・・。」

シャルロッテ:「2つ目は負けること、ボクは負けず嫌いなんだ。」

シャルロッテ:「そして3つ目・・・。」

シャルロッテ:「ボクは子供だ女だ混血だで見下したり馬鹿にしてくる奴がすこぶる嫌いなんだ。」と言ってぎろりとにらむ。

GM:ギャング「けっ、仕方ねぇ」

GM:ギャング「見せしめだ! 女共々やっちまえ!」

シャルロッテ:「舐めるなよ雑魚どもが・・・!」


>>フェイス:ふふふ・・・。 こうなるように仕向けた犯人はフェイスです(おそらく

>>エイラ:己、フェイスーーー!!(

>>フェイス:ハーッハッハッハ!全てはこうなることを予想してたのさ・・・。

>>フェイス:さぁ・・・私が優雅に休んでる間に、頑張り給え!(震え声

>>フェイス:フェイス「燻ぶる火種があるなら、日をつければ良いのさぁ~、これ、キャンプの豆知識な?」(

>>GM:アカンw

>>シャルロッテ:GM、そいつゴルドーに呼んでくるよう頼まれたとかでこっちに来させられませんか?

>>GM:前回のキャンペみたく、2ラウンド目から登場判定させる予定ですー

>>フェイス:了解です~。

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