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4-8:伝えたい言葉

GM:では、要望があったシプレとシャルのシーンを


--------------クレタ下層の裏通り---------------

登場:シプレ、シャルロッテ

二人は下層をうろついているミノタウロスを見つけては

見つけられにくい裏通りを選んで誘導し、せん滅を繰り返している


GM:ミノタウロス「ブモォ・・・・」 ズゥン・・・

シプレ:「……ふぅ…。これで何体目?」

シャルロッテ:「ひぃふぅ・・・だいたい5体目?だったかな。」

シャルロッテ:「2体までなら大体問題なく狩れるか。」

シプレ:「ふぅん…」 敵がこないか警戒しつつ

シプレ:「……なぁ、あのさ…」 >シャルロッテ

シャルロッテ:手に持っていた両手剣を送還して伸びをする。

シャルロッテ:「んーっ・・・何だい?」

シプレ:「なんで…俺を誘ったんだ…?」 髪をかきつつ

シプレ:「自分で言うのもあれだけど」

シャルロッテ:「というと?」

シプレ:「正直、いい印象を俺に持ってないと思ってるたんだけど…」

シプレ:「ほら…言動とかあれだしさ…」

シャルロッテ:「いや、そうでもないよ。」

シャルロッテ:「・・・前にも言ったね、キミはボクに似ているって。」

シプレ:「聞いた。でも、俺にはどーもそう思えないんだ」

シプレ:「間違ってたら悪いんだけど、たぶんシャルロッテさんって」

シプレ:「良いとこの人でしょ?」

シャルロッテ:ふっとシプレに視線を向ける。

シプレ:「言葉遣いとか、立ち振舞とかさ」

シプレ:「なんとなく見ててわかる…気がするんだ。あー、俺達とは違うんだって」

シャルロッテ:睨んでる訳ではない、だが不思議と威圧感を感じさせる目で。

シャルロッテ:「そう、思うかい?」

シプレ:「どう…だろ…」

シャルロッテ:「あれはここらへんにはいないみたいだね・・・・・・少し、昔話をしよう。」

シプレ:「育ちは俺たちと違うんだけど…でも、シャルロッテさんは俺たちと一緒に戦ってるしさ…。……昔話?」

シャルロッテ:「あるところに純潔を重んじる貴族の家がありました。」

シャルロッテ:「その貴族はヒューリンの夫妻でした、やがてその家に子供が生まれます。」

シプレ:「……」

シャルロッテ:「生まれてきた子供には妖精の血が混じっていました。」

シャルロッテ:「周りの大人は忌子だといいました、しかし両親はその子を愛しました。」

シャルロッテ:「子が育つにつれ周りの大人は子供のことをより一層、忌み嫌った。」

シャルロッテ:「やがてそれは両親にも飛び火していった。」

シャルロッテ:「そして子はそれが耐えられず両親のもとを飛び出した。」

シャルロッテ:「そして両親のもとを離れた少女は生きていくために冒険者となった。」

シャルロッテ:「だが幼い少女は大人を信用できず、孤独に戦い続けた。」

シプレ:「……」 じっとシャルロッテを見てる

シャルロッテ:「孤独な子供がどうなったかは・・・聞くかい?」

シプレ:「……どう、なったんだ?」聞くようだ

シャルロッテ:「・・・子供は運がよかった、縁に恵まれた子供は多少擦れたが旅をつづけた。」

シャルロッテ:「生きるすべを学び仲間を知り希望を胸に、今もどこかを旅をしているようだ。」

シャルロッテ:「・・・御静聴感謝。」

シャルロッテ:話はここで終わりのようだ。

シプレ:「その子はさ、親元を飛び出したことを後悔してたりするのかな」

シプレ:「もしずっといたら何か変わって」

シャルロッテ:「・・・子供は親と話すことなく家を飛び出した。」

シプレ:「良い方向になったりとかさ…」

シャルロッテ:「それは一生、悔いとなって残り続けるかもしれない。」

シプレ:「……うん」

シャルロッテ:「シプレ。」

シプレ:「なに…?」

シャルロッテ:「キミはこうはなるな、後悔しないように進め」

シャルロッテ:「・・・ボクが言えるのはこれ位かな。」

シプレ:「……ッ」 なにか思い当たることがあるのか、顔を歪める

シャルロッテ:「・・・そろそろいい時間だ、宿に帰るよ。」

シャルロッテ:と言って踵を返し宿に向かう。

シプレ:「……シャルロッテ、さん!」

シャルロッテ:ぴたりと止まる。

シプレ:「あの…、俺さ…ッ」

シプレ:「正直言うと…今回のことが終わったら俺、先生に黙ってココを出て行くつもりだったんだ」

シャルロッテ:「・・・・・・。」

シプレ:「今までさんざん迷惑もかけたし、今回のことだって迷惑をかけてる」

シプレ:「だから、ここでのことをケリつけて先生に迷惑がかかる前に消えるつもりだった」

シプレ:「でもさ…シャルロッテさんの話を聞いて思ったんだ」

シャルロッテ:「・・・・・・。」

シプレ:「悔いとなる前に…。先生に話だけはしていこうって」

シプレ:「こんな俺でも、先生は愛してくれたから」

シャルロッテ:「・・・そうかい。」

シプレ:「俺も、先生を……そ、その…あ……す、好きだし」

シプレ:「だからきっと、このまま俺が黙って消えたら先生だって、すげーやだと思うんだ」

シプレ:「……うん。だから俺は、先生と話してからココを出て行く」

シプレ:「でもさ…俺と先生がこうなんだから」

シプレ:「その少女も、親と話すべきだと思うんだ」

シプレ:「杭が残ったのなら、抜けばいいって」

シャルロッテ:「・・・僕からはさっき言った通りだ・・・後悔せず、譲らず、妥協しない、自分を信じて、後悔の無いように・・・ね。」

シャルロッテ:「それからもう一つ。」

シプレ:「なに?」

シャルロッテ:「親と子供っていうのは、やっぱり何処か分かり合って、繋がってるものだよ。」

シャルロッテ:そう言って振り返り、先ほどとは違う優しいまなざしを向ける。

シャルロッテ:「・・・さ、みんな待ってるよ、さっさと帰ろうか。」

シプレ:「そっか…。親ってすげーな…。俺には、先生しかいなかったから、よく…わかんねーや…」 小さな声で

シプレ:「……おう」 >シャルロッテ

シプレ:シャルロッテの後に着いて行くように走る

シャルロッテ:「・・・いるじゃないか、立派な自慢の親が。」と小声でつぶやいた。

シャルロッテ:そうして宿へと帰路につく。



--------------クレタ下層の宿泊宿---------------

登場:シプレ

君達が各々のやることをすませ、クリスタルラインの灯りも夕焼け色に染まり始めた頃

シプレは今、アリアドネの部屋で彼女と二人きりの状態だ

アリアドネが、二人で話をしたいようだ


GM:アリアドネ「・・・・・」

シプレ:「えー…っと、なに…?」頬ぽりぽり

GM:アリアドネ「君達が戻ってくる前にね、シャルロッテと話をしたんだ」

シプレ:「俺は少し前に、シャルロッテさんと話したけどね。それで、先生はなに話したの?」

GM:アリアドネ「シプレはさ、今のあれやこれが終わったら、この城を出ていきたいと思っているのかい?」

シプレ:「……」 真剣な顔になって

シプレ:「……いつから、気付いてたの?」

GM:アリアドネ「・・・・シャルロッテと話しをしたあたりから、かな」

シプレ:「そっか…」

シプレ:「……うん。今回のことが終わったら、俺、ここを出て行くよ先生」

GM:アリアドネ「外に出て、君は何をしていくんだい?」

シプレ:「わかんない。とりあえず、旅をしたいと思ってる」

シプレ:「……世界をさ、見たいんだ。俺の知らない世界を」

シプレ:「こんなちっぽけな城の中じゃない。そんな世界を…」

GM:アリアドネ「・・・・・」 黙って聞いている

シプレ:「ガキのたわごとだってのは分かってるよ先生。世の中、厳しいことだらけだ」

シプレ:「俺はこの城の中でその厳しさを知った。もしかしたら世界はそれ以上に厳しいかもしれない」

シプレ:「でもさ、だから知りたいんだ」

シプレ:「この城にない、厳しい以外のものを…」

シプレ:「機械だらけの街がある。海ってやつが見える街がある」

シプレ:「温泉っていう、誰もが優しい気持ちになれるものがある街だってあるっていう」

シプレ:「そんないろんなものを俺は見たいんだ、先生」

シプレ:アリアドネの顔をじっと見る

GM:シプレの話を聞いていたアリアドネの目から、はらりと涙がこぼれる

GM:アリアドネ「・・・・そっか。」

シプレ:「……うん。だから俺は、行くよ先生」

シプレ:「今のことに全部ケリをつけて」

シプレ:「俺は行く」

GM:アリアドネ「・・・・昼間にね、鍛冶屋が嬉しそうにここまで来てくれたんだ」

シプレ:「……うん」

GM:アリアドネ「麻薬に頼らなくても、食べていけるものを見つけたって。 もうギャングに頼る必要が無くなるかもしれないって」

GM:アリアドネ「この城はもう、全てから逃げて来た人の城じゃあ無い・・・・シプレが、子供たちがいるから」

GM:アリアドネ「私もね、シプレには外の世界を知ってほしかったんだ」

シプレ:「……」

GM:アリアドネ「外にある街や海、温泉だけじゃあない」

GM:アリアドネ「いつも笑って皆に慕われる王様、どんな事があっても挫けず冒険を続ける冒険者、野望にぎらぎら燃えてる人々」

GM:アリアドネ「いろんな人たちに出会って欲しいんだ。 キミが知らない大人たちや、同じ歳の人たちに」

シプレ:「……うん」

GM:アリアドネ「だから私は・・・・シプレを笑って送り出すよ。 思う存分、したいようにして来いって」

シプレ:「……うん…。うん…ッ」

シプレ:腕で顔を隠しつつ

シプレ:「ありがと…ッ。先生…。ありがとう…ッ」

GM:アリアドネ「私こそ、ありがとう・・・・シプレの思いを聞けて、良かった」

シプレ:「……」 グスッと声にならない声をだし

シプレ:腕でごしごしと顔を拭いた後

シプレ:「……よし‥ッ。それじゃ、先生」 顔が若干赤い

シプレ:「これからのことを話そう」

GM:アリアドネ「あぁ!」

シプレ:「出て行くもなにも、まずはこれを終わらせなきゃ!」

シプレ:「先生がしっかりしてくれなきゃ、俺、ここ出ていけないんだからさ!」 にっと笑う


GM:アリアドネ(・・・・本当は、謝りたいと思っていた。 この街の皆を嫌いにならないで欲しいと言いたかった)

GM:アリアドネ(・・・・聞くまでも、無かったな)


>>GM:・・・・うん、今日はロールプレイで疲れたのでここまでにします(ぱたむ

>>シプレ:お疲れ様です

>>フェイス:お疲れ様です(なでなで

>>GM:濃いロールプレイ、ありがとうございました

>>エイラ:いえ、お疲れ様です…w

>>エイラ:……。(びたーん

>>フェイス:いえいえ~、こちらこそありがとうございました

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