一緒に…
「ねぇ、
二人でドコ行ってたの?」
家に帰り、夕飯を作りながら聞いてくるマコ。
「…今日カレーかぁ」
「うん、野菜たくさん入ってるからね。
…って話をそらさないでよ」
「じゃあ、コレ見て?」
そう言って俺はマコに
マイティボーイの写真を見せる。
「…コレを見に行ってたの…ボロいね。」
「ああ、それでさ…」
「あれ?
真斗って…
免許あったっけ?」
「来週から取り行く
予定だよ」
「大丈夫なの?」
「何がだよ。
…まぁ、筆記試験ないし」
「そうじゃなくて…
お金だよ」
「陸兄の紹介で安くしてくれるから大丈夫だよ」
「そっか。
取れたら二人で走りに行こうね」
「ああ。
…ところでさ、
後で話があるんだ」
「今話せばいいじゃん?」
「今からはちょっとなぁ
…メシ食った後な」
メシを食い終わり皿洗いをしていると…
「ねぇ、話って何なの?」
「マコ…今日からは別々で寝ないか?
俺、もう限界なんだよ…」
「なに…いきなり…
ボクのコト…」
嫌いなの?
…と涙声で言うマコ
違うって
思わず俺はマコを抱きしめる。
「俺はマコを嫌いになるわけない…ただ…
俺も男だから…」
「…わかってるよ…でもイヤなの。
だって…さみしいんだもん」
…俺はそのことを考えていなかった
…マコの気持ちを…
ごめん、と俺は強くマコを抱きしめる。
「…じゃあ一緒に…
お風呂入ろっ?」
マコのその言葉にオレの頭は一瞬フリーズした…
「…なんでそうなるんだよ?」
「一緒に入りんだもん。
ねぇ、いいよね?」
いや、常識的に考えて
…って一緒に暮らしてる時点でアレか…
まぁ、拒否する理由も無いかな?…うーん…
「行こっ!」
そう考えている間に俺はマコに連れていかれた…
「マコ、もしも俺が…
襲ったりすることがあったら
…ぶん殴って止めてくれ」
「本気で殴っていいの?
たぶん痣になるよ?」
(すげー痛そうだな…)
「…えっと…もしもだからな?
…そりゃもちろん襲ったりする気はないげど、
俺も男だからさ」
「うん、分かったよ…」
「あと、一つ頼みたいことがあるんだけど…」
「えっ…後ろから?」
「…ダメか?」
「…いいよ。
じゃあ先にはいってて」
…って、マコ
俺をジ~っと見るなよ…
「…マコ、ちょっと向こう向いててくれ」
「やっぱり恥ずかしいんだね」
「…マコも異性にジ~っと見られたら恥ずかしいだろ?」
「うーん…真斗なら平気かな?」
(…失神してそう…)
「…真斗」
ギュッ
マコに後ろから抱きつかれる俺。
柔らかな肌…
そして女の子にしかない柔らかい胸の感触が背中に伝わってくる。
「…真斗、コレでいいかな?
…えっと…
ボクってその…小さいから期待してるような感触は無いかも知れないけど…」
「マコ、あのさ…
前から思うんだけど…
小さいから何なんだ?
もっと自信もっていいと思うぞ」
「…真斗、正直に答えて
…男の子ってやっぱり大きい方がいいのかな?」
「人それぞれだな。
まぁ俺は、小さい方が好きだな。
…こうしてるとピタリと密着出来るからさ」
「…うん」
そう言ってマコはより強く抱きついてきた。
…俺はガマンの限界に達そうとしていた
…もう、限界だ…
「マ、マコ…そろそろ風呂に入ろうか」
「うん、先に入るね」
マコはそう言って湯船に浸かる。
ここで一つ気付いた
…家の風呂って二人で入るにはかなり密着しないと入れないんだった…
と言うか…
俺は耐えられるのだろうかマコの裸に…
…俺が目覚めたのは次の日の朝。
「…あれ?
昨日はマコと風呂に入って…痛っ!」
なんだか頬がすごく痛かった。
(…記憶が無い…
あの後どうなったんだ?
誰かに殴られたのか?
…まさか俺…マコに…)
俺はあわててマコの姿を探す。
「真人…」
「ん、寝言か…
隣で寝てるってコトは…
じゃあ、何も無かったのか」
(…でも痛いな…ん!)
そこであるコトに気づいた。
(マコ…服着てない?
…てか俺も…だ。
まさか、ヤっちまったのか!)
ピンポーン
そのチャイムが鳴った後…
カギを掛たハズの扉が開いた…




