学校1
ここから第二部です。
「ねぇ、起きてよ。
真斗ってば~」
そうマコの声が聞こえて、俺は時計を見る
「ん…まだ7時すぎじゃん…
(あと20分は寝れるな…)
マコ、20分後に起こしてくれ…」
そうして俺が 、
二度寝をしようとすると…
「ダメだよ~
朝ごはん食べない気?」
(ん、朝メシ?)
制服にエプロン姿のマコに起こされた俺は朝メシを食べる。
味噌汁に焼き魚、漬物といった和食である。
「うん、ウマイな」
「でしょ?。
…真斗って朝ごはん食べてなかったの?」
「ああ、作るのめんどくさいし…」
「じゃあ、
これから毎日ボクが作ってあげるね」
「…そんなに頑張らなくてもいいんだぞ?
メシくらい俺も作れるし…」
「うん、でも…
ボクってさ、
突然真斗の家に来て住み始めたでしょ?
…生活費とかあんまり払えないし…だから… 」
「ああ、お金は大丈夫だ」
「でも…叔父さんのトコって給料安いんでしょ?」
「うーん…まぁな。
でも他にもあるしさ」
「他って?」
「尚斗とゲーム作ったりさ」
(…まぁ、俺はパソコン使えないんだケドな…)
「どんなの作ってるの?」
(…朝から言うような内容じゃないよな…)
「…メシ食わなきゃ間に合わないぞ」
「あ、そうだね…」
(何か言えないようなモノなのかな?)
そうして俺とマコは学校へ向かう
もちろんサニトラでだ
「なんかスゴい目立つね…」
「そうだな…」
(時間ずらした方がよかったな…)
学校に向けて走っていると、
二台の自転車が見えた。
「なぁマコ、
あれって尚人とユキじゃないか?」
「ホントだ。
乗せていってあげたいけど…二人乗りだし…」
「じゃあさ、
俺と尚斗が荷台に乗るから…」
「うん、わかったよ」
「ラッキー、
あの坂キツいんだよな…」
「ああ、そうだな」
「そうだなじゃねーよ。
真斗っていつも原付じゃん」
自転車を積んだ荷台に
尚斗と俺は揺られ、
痛いくらいの視線を浴びながら学校に向かう。
学校に着くと姉ちゃんが待っていた。
姉ちゃんとマコは職員室に向かう
…俺はいつも通りに教室へ。
ざわつく教室
尚斗とユキちゃんと俺はマコのことで質問攻めになっていた。
しばらくして、
姉ちゃんが教室に…
「えっと、今日は
転校生を紹介します。
マコちゃん入って」
「山本真琴です」
その時、
ざわついていた声が一瞬消えた
「マコちゃんは…」
しかし、
姉ちゃんが喋り出すとほぼ同時に…
『真斗と同じ名前かよ』
『あの子、今日トラックで学校に来た子だ!』
『俺も見た
真斗と尚斗を荷台に乗っけてさ』
『この間360に居たぞ』
(…やっぱ田舎だから皆知ってるな…)
「ちょっと静かにしてよ」
姉ちゃんが再びざわつき始めたのを静めようとするが…止まらない。
…それを止めたのはマコだった
「えっと、ボクは
色々あってアメリカから来ました」
『ボクっ子かよっ!』
『…リアルにいるんだな…』
『でも、なんか違和感無いよな?』
『けっこう可愛いし…』
「えっと、質問いいかな?」
ざわつく中そう言ったのは女たらしで有名な鹿野だった。
「えっと…何かな?」
「彼氏いるの?
もしよかったら俺が…」
『テメー何股かける気だ!』
そうブーイングが飛ぶなかで…
「ボクは、会ったばかりの人の彼女になるような娘じゃないし…
お断りします」
『そりゃそうだ…』
でも、鹿野はしつこくい奴で
「じゃあさ、もし気がむいたら…」
「そういう人は、嫌いです。
…それにボクには、付き合っている人がいます」
(…言っちゃったよ…)




