秀真さん
秀真さんが家に来た。
優希さんは優美ちゃんと一緒に風呂に入っている。
姉ちゃんと陸兄、マコと秀真さん、そして俺は
リビングに集まっていた。
「真琴、
その…なんで言ってくれなかったんだ?」
「…だって…」
「だってじゃ分かんないだろ?
…俺は真琴から本当のコトを聞きたいんだ」
「ボク、真人と一緒に住みたいってずっと思ってた。
…でも…」
「でも?」
「…秀兄に…
お兄ちゃんに反対されて気づいたの
『真人はボクのコトを女の子として見ていない。
真実を知ったとき…
どうなっちゃうんだろう』って…
すごく不安になった
でもわかったの…
このままじゃダメだって
…だからボクは、お兄ちゃんを説得するために
、お姉ちゃんのところに行くって
…嘘をついたの」
「…嘘か…
なんとなく分かってたよ。
…なんか違うなって…」
「えっ?」
「…俺は真琴のお兄ちゃんだからすぐにわかるよ。
だからさ、
ちゃんと言って欲しかったな…まぁ真琴らしいケドさ」
「うん。…ごめんね」
「ああ。
ところで真琴?」
「なに?」
「その…
ちゃんと避妊はしろよ?」
(…まぁ、マー坊なら心配ないだろうケドな)
その言葉にマコは顔を真っ赤にして
答えられなかった…
「じゃあな」
「またね優美ちゃん」
そう言って秀真さん達は帰っていった。
「…ねぇ、
私達帰るわね…明日があるし…」
「明日、なんかあったっけ?」
「明日から学校よ…
…忘れてたの?」
「あ、そうだっけ?」
「…もう…遅刻しないでよ?。
じゃあね」
そう言って姉ちゃんは眠っている優美ちゃんを抱いて帰っていった。
…陸兄と手を繋ぎながら…
姉ちゃん達が帰るとマコが
「一緒に行こうね真人」
「マコ…知ってたのか?」
「うん、…忘れてたの?」
「…なんか色々ありすぎてさ…」
「そうだね…」
マコが家に来てまだ3日
…なんかもう
マコが居るのが当たり前になっている。
「じゃあ寝よっか?」
「うん
明日、大変だろうしな」
そうして俺は、
昨日みたいにマコと手を繋いで眠りについた。




