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未定  作者: 瑠菜
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幼児期

それから3年間検診を受け、特に何もなく瑠菜は3才になった。


『るな、したくない。いやだいや。』

3才になった瑠菜は検査が嫌だと逃げ回る。

入院して心臓カテーテル検査なんかできるのか両親は不安だった。


言葉を理解できる年になった瑠菜に

主治医の高津先生が説明をする。


『瑠菜ちゃん、聞いてみて』


そういうと瑠菜の胸に聴診器を当て

瑠菜に心音を聞かせた。


『わぁ、どきどきしてるー』


瑠菜は無邪気な笑顔で言う。


『どきどきしてるね。これはね、瑠菜ちゃんの心臓の音なんだよ。先生はね、お医者さんだから、心臓さんが何て言ってるか分かるんだよ。』


高津先生は優しく言う。


『えー、るなのしんぞー何て言ってるのぉ』


『どれどれ。うーん、ちょっとね心臓さんしんどいんだって。病気かなぁ?お医者さんに治してもらいたいなぁって言ってる。』


高津先生は聴診器を胸にあて言う。


『え?るなのしんぞーさんびょおーき?』


『そだねぇ、ちょっと先生、もっと心臓さんと話したいから瑠菜ちゃん、病院にお泊まりして検査しよっかな。大丈夫?』


『…るな、いたいのはやだ。』


泣きそうな顔で瑠菜は言う。


『なるべく痛いことしないから、先生と一緒に頑張ってくれないかな?』


それからも瑠菜は渋ったが高津先生の優しい言葉に瑠菜は納得した。


3歳6ヶ月で心臓カテーテル検査のため、瑠菜は入院した。

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