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3-1

「・・・・・ここは?」

E-5が目覚めてからすぐの第一声だった。

それもそのはず、E-3が連れて行かれそうになり助けようと走り出したところで自身に衝撃が走ったところまでしか覚えていないのだ。

E-3や他の皆がどうなったか、今そのことが気がかりでまともな思考ができていないのも原因ではあるが、ぼーっとした視線で部屋を見回している。


「おや、気がついたのか。坊や」


突然右側から声をかけられる。

しかし、E-5は慌てなかった。それは昨日声をかけてきたAランクの女性の声だと覚えていたからである。

「ここはどこですか、お姉さん」

ゆっくりと視線を向けながら質問する。

おおまかな予想はついているが早く回答が欲しかった為に直球で聞いたのだ。

「ここは私の家だ、正確には今日からは私 " たち " の家だがな」

その言葉を聞き、自分は誘拐されたのかな?という思考をする。

だが、目の前の女性はそんなことをしそうだとはとても思えず考え込んでしまう。

「私はAランクだ、それは知っているな?

そして今日から君もAランクになった、君の家族は君基準のランクになるから君の恩恵を受けれるということだ。」

唐突に女性が話しだす。

「それと今僕がここにいることに何の関係があるんですか?」

「そんな固い話し方はしなくていい、私は君のような弟が欲しかったんだ。

まぁそれはいいとしてその質問に答えよう。それはこの街にAランク用の空き家が今はないんだ、建造される予定もない。」

「それでお姉さんが僕たちを拾ったというわけですか?

僕たちを拾っても良いことなんてないと思うんですけど」

E-5は困惑しつつも応える、この人は何がしたいのかがわからないためである。

「だから言っただろう?君のような弟が欲しかったと」

目の前の女性はそう言うと満面の笑みを浮かべているのである。

更新が遅くなってしまい申し訳ありませんでした!!

色々と忙しかったというのもありますが、ぶっちゃけサボっておりました。


今後はもっと早く更新できるよう頑張りますので見捨てないでください_(⌒(_-ω-)_

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