好きの正体
みんな、
恋だとか愛だとか、
形のないものに、
囚われている。
「好き」という言葉で、
想像するのは恋のこと。
心臓がドキドキしたり、
胸がキュンとしたりするらしい。
あの子が「好き」だとか、
この子が「嫌い」だとか、
説明できないことに、
振り動かされている。
同じ人間なのに、
惹かれる、惹かれない。
何が違うのか教えてくれ!
僕が「好き」なのは、
一緒にいたい人のこと。
そばにいると安心するし、
今のまま同じように、
隣に立っていたいんだ。
いつかは離れる運命だけど、
それを受け入れるのがつらいんだ。
できるならこのまま、
ずっと一緒にいたいよ!!
ああ、
いつかは別々の道に歩んでいくんだろう。
けど、それでも。
あなたとずっと笑いあいたいの!
あなたがいるから、僕は笑えるの。
あなたがいたから、この世界で生きてこられたの。
お願いだから、僕の隣を離れないでよ。
あなたがいる。
それが当たり前だった。
明日もいつもどおり。
そのはずだよね。
あなたがいない世界なんて、
意味がないと思えるくらい。
あなたとなら、
空も飛んでみせる!
僕はあなたが大好きなんだ!
だから、
だからさ。
あの子が「好き」だとか、
この子が「嫌い」だとか、
僕はそんなのどうでもいいんだ!。
僕が結婚できなくても、
君が結婚しちゃっても、
この気持ちは変わらない。
隣にいてほしい。
大人になるまでじゃダメ。
おじいちゃんになってもまだ!
僕が死ぬまで、
いや、生まれ変わっても!
ずっと!!!
僕も、
「好き」だとか「大好き」だとか、
形のないものに、
不確定なものに、
囚われている。




