魔法について。
今回は予定通りこの世界の魔法について説明します。
これは序章~終章、外伝にかけてずっと更新していくつもりです。一応(特に後述する部分はありませんが…)。おのずとネタバレも含むかもしれないので、簡易設定以外は見ないようにするのもいいかと思います。
この世界の魔法について。
・この世界の魔法の属性は、無、光、闇、火、水、風、土(雷を含む)の計7種が存在している。
・魔法の強さの相性は下記のようになります。
火<水<土<風<火…
無属性は属性に関係なく。
光と闇もお互いに強さの差はありません。
・魔法の発動形態
魔法の発動形態には、魔法発動用の媒体(基本的に宝石、杖など)から詠唱によって、魔力を形作り、攻撃する詠唱魔法と
魔法陣など、特殊な魔法発動用媒体(魔法陣の他に、札などがある)から発生させる戦術魔法がある。
詠唱魔法の特徴は魔法の制御が簡単で応用がきくことと、魔力消費が少ないこと。
戦術魔法の特徴は使い捨てではあるが大規模魔法が瞬間的に使えること。数人で一つの魔法を使うのに適していること(詠唱魔法でも、できないことはない)。
・混合系魔法の相性。(詠唱魔法のみ)
混合系魔法とは、物語中に存在する
「水の竜巻」や「闇の炎槍」など、2つ以上の属性魔法を、1つの魔法として発動するものです。
これは「完全混合系」と「属性添付系」に分かれます。
属性には相性があり、相性が悪いもの同士は同時に使えません。
相性は火属性は水属性と。
風属性は土属性と相性が悪いです。
ただし水と土は、土が雷系の時にしか。
火と土は、土が純粋な土系の時にしか属性混合できません。
土━水
┃ ┃
火━風
こんなかんじ↑
魔法(もしくは混合魔法には)、光、もしくは闇の属性が添付できます。
光を添付すると属性強化とむこうの属性による影響の減少。
闇を添付すると破壊力強化の代わりに属性による影響を受けやすくなります。
光と闇の魔法は添付する際にはどちらか片方ですが、
光と闇の混合魔法は存在します。
最後に無属性魔法。
無属性魔法には、火、水、風、土のうちどれか一つと光か闇の属性を添付できます。
無属性魔法は基本的に威力重視なので属性の影響を受けにくいです。
混合系魔法は、これらのことより三つまで属性を混合することができます。
・属性ごとの特徴
火…膨大な熱量を持った魔法で、爆発によって莫大な質量も吹き飛ばすことができる。攻撃用としては最も適している魔法で、爆発によって水を吹き飛ばせるなら属性相性はあまり苦にならなくなる。
水…水が液体であることを利用した臨機応変な魔法で、魔法の『質』(質に関しては後ほど)変えて戦えるようになれば強力な魔法となる。凍らせて使えば色々な道具として使うこともできるので、日常的な面でもこの魔法を習得しようとする人は多い。
風…風の魔法は質量を持たないため、破壊力は抑え目だが、それがあっても余りあるほどに、視認しにくいというアドバンテージがあるため、使う人は少なくない。主に切断系の魔法形態である。
土…土と書いてあるが、低級なものは主に砂、中級、上級になると本格的に土魔法と言えるものになる。雷撃は中級、上級になって形状をもたないと、ダメージがないため、足止めなどにしかならない。
光…治癒魔法や、目くらましなど、地味な効果を持つものが多い。水属性と組み合わせると治癒の力を上げられるという裏設定アリ。上級の攻撃魔法は「聖なる矢」など貫通能力に適したものが多い。
闇…破壊力重視の魔法で、具体的な形状がないため応用が利かず、扱いずらい。他の属性なら初級に属する「炎砲」なども、闇属性の「重力球」だと中級になるくらい魔力を練りずらいという特性を持つ。主に添付魔法として使われる。
無…闇と同じ破壊力重視の魔法だがこちらは土属性と似ていて、質量重視の魔法が多い。鉄など(魔法によって生み出された投影)は一見土属性のようだが無属性魔法にカテゴリされる。
・魔法の質について
魔法の質というのは魔力の流れによって変わる在りし形のこと。質をかえることによって炎に形を与えたり、水を膜のようにできる。
・詠唱魔法の始動キー
火「悪しきを浄化する炎の力」
水「穢れしものを清めし水の力」
風「罪をも切り刻む風の力」
土「悪をこの地に縛り付けし土の力」
光「光によって浄化する神の力」
闇「全てを破壊する闇の力」
無「在りしものによって形作られし無の力」
この始動キーは、特殊な使用方法によっては変わることがあります。(出てくる予定は未定。)
また、この世界では神や天使を崇拝しているため、闇、無以外の始動キーはこのようになっています。