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~悠久の旅人~  作者: FLASH
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start story

えーっと前回のキャラ紹介についてのちょっとしたお詫びを…

イルリルについてですが、昨日の時点で書きためてた前半部分だけ全部載せてしまうつもりだったのでイルリルも出てくる予定だったのです。

ただ、寝たら忘れてしましまして…

今日で書きためていた分は全て掲載してしまいますので投稿頻度が早いのは今日くらいまでです。なるべく早く更新させて頂くのでよろしくお願いいたします。






 貴族の息子として育ち、身の回りのことを全て召使いが行っていた俺にとって、家を離れた生活というのはなかなか大変なものであった。寝床の確保はまだいい。金だけはたくさんあるからだ。食事もしばらくはなんとかなるだろう…



 しかし、洗濯や持ち物の整頓などはいくらやっても慣れるものではなかった…恵まれた環境のなかで育ってきたせいで体力や力もないため、選択は重労働であり、道具は金で買うことができても選択の仕方はだれも教えてはくれない。整頓だって基本的には詰め込むだけなので、上のほうにあるものならいいのだが奥のほうに沈んでいる持ち物は鞄を底から引っかき回さねばならなかった。前述の通り、体力のない俺にとって、これは大変な重労働だった。



 一年が経ち、家事全般にも慣れてきた俺には、もう一つ問題が出てきた。いつかそうなることは予期していたが金がもう何年ももたないことに気がついた。もちろん解決策は見つけてある。各地の依頼所で依頼を受け、報酬金を手に入れる「ジャッカル」になることだ。



 ただ、これを行うのは早い時期のほうが良いと考えた。情報収集も兼ねてよく酒場に行って飲み物(酒ではない)を飲んでいた俺は、依頼所では、始めから報酬の高い仕事へつける訳ではないという情報をなんどか聞いていたのである。



 そのためにはお得意の依頼所を作り、多少なりとも名を上げたり、難しい依頼を成功させるなどして、信頼を得ることでより難しい仕事を受ける…これの繰り返しである。



 依頼所も、有名なものは固定のメンバーのようなものがあり、難しい依頼はどうしてもこのメンバーに回されてしまう。



 だから、依頼所を選定することはこの道で暮らしていく上で最も重要なことであるといえる。



 最適であるのは、いろいろな場所に支部があり、この業界でもそれなりに名前が通っている場所である。そういった所にはそれなりの量の依頼があり、人数も決して多くはないため名を上げるにはうってつけだ。今、このジャッカルになろうとする人はあまりいない。なぜなら、腕に自信があっても、すぐには満足な生活などできないからだ。



 それにこの「ジャッカル」という名前は、狩るか狩られるかという意味でつけられた…らしい。全く悪趣味だな。



 なので、いきなり治安が乱れたりしない限り、新参者はそういないだろう。おっと話がそれた。

おれはとりあえずアタリをつけ、「デュミール依頼所」という依頼所に入って行った。




この時点では主人公13歳という驚異的な年齢となっていますが、

やっぱりおかしいのでそのうち訂正するかもしれません。

魔法は前半では初級魔法に値するものをいくつか出します。多分。


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