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~悠久の旅人~  作者: FLASH
14/14

作戦

やっちまった…

反省はしている。だが後悔はしていないっ!(キリッ


え?なんのコトかって?

イヤ大したコトねぇっすよ。


今回の分はセリフが多めで地の文が少ないです。

二人しかでてこないのにねぇ…アレ?コレってネタバレ?

そうでもないのかな…
























「ついたみたいだが、ここで良いのか?」



「ん、ふぁ…ついた?」



 …寝てやがったな?



「お、ホントに着いたんだね…」



「その返事はココがイルスティナ領であるってコトでいいんだな?」



「うん、大丈夫。近いし、一本道だったから、間違える方が凄いんだけどね…それにしても、なんで御者なんてできるの?」



「見よう見まねだ。」



「へぇ…とりあえずどっかに馬車預けよっか。」



 ここ、イルスティナ領は、それほど広いという印象は受けない。中規模の領地の中ではそこそこ大きいといった所だ。ただ、辺境領という訳ではないので、そこそこ賑わっているように見える。



 少なくとも、領民は、税に苦しんでるという様子は無い。農民はここにいないから除いたとして。



「悪くないとこだな。」



「そう?そう思う?」



 何処となく、そう聞いてくるリリアも嬉しそうに見える。



「私の記憶だと、あの辺に馬車も預かってくれる宿があった気がするから、ちょっと部屋取ってくるよ。ここで待っててね?」



「ああ」



 通りの一つを指差したリリアに二つ返事で了承し、御者台に落ち着いて周りを見渡す。



 周りからは…妬みの視線?



(…なんかしたか?)



 ちなみにその視線の大半は若い男からである。主に嫉妬。『カワイイ女の子とイチャイチャしながら旅なんてしやがって…』と、もはやテンプレ。大人たちから向けられる微笑ましい視線や、○○(あえて伏字という小心な精神)たちからの好意の視線などは特に意中には入っていない。悪意がないから…だと思うが、鈍いというのも多分否定はできないだろう。まる。






























《作者は、話の内訳に日常が多く、話が進まない事を、大変憂いております。こんな駄作者をこれからも応援してください。ついでにテンプレしか書けない事も申し訳ないと思ってます。以上中書きでした。ついでに閑話休題。》




































 某他作者様方の言うように、閑話休題というのは中々便利だな…



 表で馬車を預け、宿の中に入る。広くは無いが、キレイで整っている印象のある、清潔感のある宿だ。なかなかに良いところだと思った。



「部屋代はいくらだった?」



「大丈夫だよー経費もらったのはアンタだけじゃないんだから」



「…俺は貰ってないぞ?別に。」



「え、そうなの?そういえばイルリルから渡してもらったから…お小遣い?」



 …そうなんじゃね?んなこと知るか。



「まぁ…足りなくなったら個人的な目的じゃなきゃ俺からも出すから。」



「んーでも大した金額でもなかったし…まぁ、分かった。」



 …簡単に纏まる内容で良かった。こんなことで時間食ってる場合じゃないからな。



「それで、どうすんだ?」 



「とりあえず――――」



 俺が尋ねたのは、これからの行動。詳細について聞いてないといえば嘘になるが、少なくとも依頼内容以上のことは教えて貰っていない。要するにすることが分からないのだ。



「――――元私の使用人に会ってみようと思う。」



「…それは危険じゃないのか?」



「危険だとは思…危険だよ。向こうに私のコト知られちゃうかもしれないし。」



だろうな…俺はその案にはあまり賛成できない。だが、いきなり危険な案が出て来た面を考えると、結構行き当たりばったりなのが現状らしい。



「他に危険があまりないのはないのか?」



「ん…解析でちょっとずつやるってのもいいかもしれないけど…もしばれたら…。」



「それは…想像したくないな」


 解析を使っていることがばれたら、機密保持のために向こうはなりふり構わず動くはずだ。



「あとは…使用人として潜り込むとか?」



「なんで疑問形なんだよ。なんか問題でもあんのか?」



「…ウチの使用人、基本女の子限定なの。例外はあるけど…」



「…大体分かった。」



それじゃあここに適任が…





「…女装してみる?」



「ぁんでそうなるんだっ!」



「ホラホラうるさいよー迷惑だよー」



「ッチ!」



「ありゃりゃ?女の子はそんな言葉使いしm「俺は女じゃねぇ…!」あらー残念っ!」



「うれしそうに言いやがってっ…!」



 …なんかマジで女装させられそうな雰囲気じゃねぇか…!



「とりあえず俺は女装なんてしない…」



「あら?依頼破棄?」



「…なん…だと?」(ネタっぽいっすネ。By作者)



「むふ…♪」



 そういって俺に誓約書(移動中に一応、といって書かされた。)を見せてくる…。内容は一応確認して署名したハズだが…



「ココ、ココ見て?」



 …………。



誓約書に書かれていたのは、『依頼主の判断が、自分の判断よりも益があるものと思われるのならば、それに従うこと。』…と、ある。ただ、せめてもの言いわけはする。



「…俺の人権はないのか?」



「誓約書にはそんなコト書いてないしー」



 フザケヤガッテ…。



 ちなみに誓約書の最後に、『これらのことを守れなかった場合は依頼を破棄したとする。項目の追加は、署名の前に行うこと。』とある。



「…マジで女装?」



「マジマジ。」



「…服とか、髪とかは?」



「服は買うとして、髪はそれなりに長いから整えればいいよ、女顔だし、なんとなく。」



「…肩幅とか、胸とかは誤魔化せねーだろ?」



「幻術解けば、肩幅も狭くなるんじゃない?その身長なら胸がなくても大丈夫!」



「…オイ?」



「んみゅ?」



「なんで幻術のコト知ってんだ…!」



「面白半分で解析の魔法使ったら分かった。」



「…イルとか、バレてたか?」



「分かってたみたいだよー雇い主さんは分かってなかったみたいだけどね?」



 …そんな程度の低い幻術使ってるつもりは無いんだが…



「ホラホラ~取りあえず幻術といてー!服買いにいくよ!」



「…っち」



 そういって俺は久々に幻術を解く…一年間、この姿だったんだよな…



「ん?ほーほー…。」



「だからイヤなんだよ…俺はガキじゃない。」



「んまぁこんなに小さいとは…声高いねー何歳?」



「俺はガキじゃねぇよ。十三だ。」



「年下…?へーぇほーぉふーん。」



「…これでもその辺の大人よりも頭いいんだよ…文字書けるし、連合の公用語も、公用文字も書ける。」



「ふむ、それはスゴイ。言葉の方は私もできるけど、こっちの文字しか書けないからね。向こうの文字は種類が多いし、文法も全然違うから…。」



「…まぁ、だから幻術つかってりゃ、青年位には見て貰えんだ。そうすりゃ宿とるにも、物を売ったり買ったりするのに困らないからな。」



「ふん。でも今はその辺の子供と変わんないね。身長私より小さいじゃん。」



「…言うな。」



「これなら試験もパスできるよ、多分。服買いにいこっか。」



「…ガキと女一人で店入って怪しまれないか?」



「この街適当だから大丈夫!」



「…そうかい。」


















定期投稿はまだまだキツイです。

頑張りますよー


キャラが安定しないな…

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