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~悠久の旅人~  作者: FLASH
12/14

表裏

話の道筋はきまっているのに、

中見を把握できていないという状況になっている作者です。

更新が遅くなっているのはこれとは関係なく、忙しいだけです…。

ハイ、スイマセン。イイワケデス。










   …寝過した。



(いつもは、もっと早くに起きてるのに…今日に限って昼まで寝過したか…)



 どうみてもオーバーワークだ。今まで仕事といえば、週二、三度あれば良い方だったのだから、当然と言えば当然だが。



「っと、依頼所に来るように言われてたんだったな…。何があるんだったかな…?」



 まだ、寝ぼけているようだ。



「ていうか俺もなんか聞こうと思ってたような…?」



 やっぱり、寝ぼけているようだ。



「たしか…名前…?てか誰だっけアレ。」



 アレはリリア・イルスティナ。そして、寝ぼけている。



「…あぁ。思い出した。とりあえず依頼所行くか。」



 目が覚めたようだ。


















「…誰?」



「ちょっと!それは酷いんじゃない!?」



 …と、言われましても。イル、ロバート以外ということは…?



「リリア…?」



「…気がつかなかったら殴ってるとこだった。」



 なんでだ。



「にしても…化けるもんだな。」



 そう言ったらなんか偉そうにしててちょっとムカついたので、



「馬子にも衣装ってヤツだな。」



 殴られた。



「っつ~…いってえな。なんで殴るんだ。」



「アンタも乙女心を理解しなさい。」



 お前は乙女なのか?



 と、思ったら、拳骨が飛んできた。…なんでイルまで。魔力が籠められていたらしく、地味に痛かった。



「イル。なんで殴るんだ…?」



 無視された。



 それを見たリリアは腹抱えて笑ってやがる…。ロバートさんも苦笑している。なんか疎外感。



 とりあえず最初の問題だ。頭を押さえながらリリアに質問をする。



「…その服はなんなんだ?」



「ん~これのコトかな~?」



 この嫌味ったらしい口調がとてつもなくムカつくシレン。



 そのシレンは、他の人達に見えない角度で、拳を握っていた…が、イルは見えてるかのように、苦笑している。ロバートさんには苦笑の意味が分からないようだ。



 シレンは、ささやかな復讐を決行。



「…ロバートさん。リリアのこのふ「ちょっと!無視すんな!」……口が悪いお嬢様で(ボソッ)「なんか言った!?」いえ、何も言ってませんよ?」




 リリアは口を膨らませている。シレンはすまし顔をしている。どっちもガキみたいだ…いや、ガキだ。



「まぁまぁとりあえず落ち着いたら…」



 と、ロバートさんが言った所、言った本人には殺気が帰って来た。若干ピクッ、と反応して、言葉を続けるのを諦め、イルの方を見…ると、もう動き出して…



    ドゴッ!



 っと、鈍い音が二回分響いた。



 ガキの二人は頭を押さえている。シレンはさらに床に転げまわっている…。



「っつ、ちょっと、せめて別の場所に…。」



「…いったぁ~…。」



「頭が冷えたかな~?」



 イルの笑顔が著しくコワイ。



「「むしろ痛みであつ…いえっすいませんでしたぁ!」」



 イイワケの途中で、拳を構えたイルを見て、二人は頭を押さえたまま謝る…。なんとも滑稽な場面だ…。


















 ~説教…もといお話タイム~


















「二人とも落ち着いた~?」



「「ハイッ!」」



「ん~♪良い返事だねっ!」



 …ロバートさんは少し奥でため息をついている。



 そういえば、ここは依頼所の奥にある、ちょっとした応接間だそうだ。



 依頼所間での話し合いとかに使われるのが主であるらしい…。



「ところで…結局何をすればいいんですか?」



 手を挙げてから質問するシレン。少々どころかかなりなんともいえない様子である…。



「それについては…本人からのがいいかな。」



 どことなく学校のような雰囲気が漂う中、リリアが答える…。リリアの方は幾分か元の雰囲気が戻って来た…かもしれない。



「ん~と…護衛みたいなものかな?」



「護衛ですか?」



 リリアにも敬語なシレン…



「そう。さっきのこの服についての質問だけど、これは私にとっては普通の服装だったの。私の名前と、領地の名前で分かると思うけど…これでも領主の娘なの。でもね…ちょっと怒られてムカついたから、家出したのはいいんだけど…なんか家にもいれてくれなくなっちゃって…。」



「なんでかしら?」



「元々、居ない方が都合が良いみたいなことを言ってたって、家の召使いさんが教えてくれました。」



 この話をしてる頃、シレンは頭を抱えてうなだれていた。『今日は厄日だ…』なんて呟きが聞こえてくる。話は聞いてるようなので、リリアやイルも何も言わない。



「随分暗い話ね…それで盗みを働いてたのか。この領地まで来た理由は…。」



「はい。足がつかないようにするためです。」



「ていうか、どうして領主のところの令嬢が盗みを出来るんだよ。」



「ん…それは、内密に研究してた魔法のおかげなの。」



「内密に…って、なんで知ってんだよそんなん。追い出されたのに。」



「ん…多分私がこの秘密のことを知ってるって分かったら多分口封じされてたと思う。」



「…その魔法っつーのは?」



「解析、そしてそれを映し出す投影の魔法。」









超展開キター!みたいな感じですいません。

この小説は、8割が行き当たりばったりでできています。2割は元からあった 構想です。それにしても話が進みません…。

日々精進。

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