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腐れ縁は永遠に? 3章

お待たせしました。3章です。軽く予告したように今回は"ある"出来事が起こります。あまり書きすぎると先入観を抱かれるかもしれないのでこれ以上は何も言わないようにします(笑)

 有希との同居生活はゴールデンウイークも挟んで1ヶ月経った。その間にも有希は毎日朝昼晩とご飯を作り、掃除や洗濯の家事も完璧にこなす主婦そのものだった。不安だった親元を離れた暮らしも難なく過ごせているものの、流石に有希ばかり押し付けているのに罪悪感を覚えた俺は、手伝えることがないか何度か聞いてみたこともあった。しかし有希は俺の申し出をことごとく断って、何も手伝わせてくれなかった。それどころか・・・

「私がやりたくてやってるんだから辞めさせないで」

 なんて言ってくるものだから口出すことができなくなった。中学まで有希は、俺と会っている時以外ではこんなに頑張っていたのだろうか。

 それはそれとして、深刻なのはそれ以外の点だ。まず家事の合間に有希は突如として俺に抱き着いてくる。流石に家にいる時ずっと家事をしているわけではないにしろ、俺がリビングで過ごしてようが部屋で過ごしてようが、お構いなしに突撃してきて滅茶苦茶甘えてくる。最初は止めるようにいったのだが、有希が「学校でされるか家でされるかだったらどっちがいい?」と脅されてから何も言えなくなり、好き勝手とまでは言わずとも多少なら許容することにした。

 確かに有希は約束通り学校では過剰に接してこないようにしてくれているし、家でもサボることなく家事全部こなしているのだから、多少なりともご褒美くらいあってもいいのかもしれない。まぁそれでもウザいものはウザいので控えて欲しいとは思う。

 2つ目に『浴室襲撃』。アニメや漫画的には王道と言えば王道だが、現実でされるのはたまったもんじゃない。入ってくる時にバスタオルを巻いていると言っても殆ど素っ裸な状態なのは事実で、肌の露出が多く、肩や太股と言ったいつもは隠れている個所も晒されていて女特有の箇所も・・・いや待て俺は有希をそういう目で見ているわけではなく勝手に視線が向くというか本能に逆らえないというかつまりそういうことで・・・だから俺は一体誰に弁明しているんだ。

 これは毎日ではなくとも、この1ヶ月の間で既に3回も襲撃されていて、疲れを取るための風呂場であるはずなのに全く気が落ち着かない。

 そして最後は今日初めて起こった『寝室侵入』。いつもなら一定の時間になると有希が起こしに来てくれるのだが、今日は何となく寝苦しさを覚えて有希が起こしに来る前に目が覚めた。しかし目の前には毛布の中に侵入した有希がいて、俺に密着して気持ちよさそうに眠っていたのだ。

 そうして見事に寝坊した俺と有希は、コンビニで朝飯を調達しつつ学校に向かう羽目になり、今の俺はダブルハプニングにより朝から体力0である。今日以上に体育がなくてよかったと思った日はない。

 それはそれとして、抱き付いてくるのだけならまだギリギリ有希へのご褒美として許せる範囲ではあるが、残り2つはセンシティブな問題に触れるし、俺の心臓がもたないので今後はしないで欲しい。

「何か朝から疲れてるね」

 机に突っ伏していると前方から声が聞こえて顔を上げると、前の席の青山が俺の方を呆れてそうな顔で見ていた。

 青山とは席が近く、入学初日からインパクトのあるイベントを引き起こしたこともあって気にされており、少しずつだが話すようになっていた。

 有希のせいで変に目立ってしまったが、こうして友人ができたのだから怪我の功名とも言えるのか。全然割に合わないが。

「まぁ、案の定有希のことでな」

 一応俺と有希のことはクラスの連中は知っていて、多分他のクラスにも知れ渡っている。俺と有希は他県から来たということもあってレアだし、その2人が幼馴染というのだから話題としては十分過ぎるくらいだ。しかし極めつけはやはり、入学初日の有希による”夫婦発言”と俺の大声だ。あんなの聞けば誰だって驚くし、思春期真っ盛りで噂好きな高校生にとっては格好の餌だろう。寧ろ広めるなという方が無理な話だ。 

 そんな中ではあるが、当然俺と有希が同居してることは誰にも言ってない。流石に高校生の男女が2人きりで同居してるなんて問題があるし、先の話に信憑性が増すような内容だから余計にだ。もし誰か一人にでも知られたと思うと、想像するだけで背筋が寒くなる。

「ハハハ。澄川さんって、荒沢くんの前では変わるんだね。やっぱり幼馴染だからかな?」

「だろうな。昔から知ってるから変に取り繕う必要ないだろ」

「そうだね。でも澄川さん、スゴイ人気だよね」

「・・・まぁ」

 入学してから1ヶ月。有希はその容姿の良さと、入学初日の事件も相まって一気に注目され、今ではクラスの中心人物の一人になっている。今も何人かのクラスメイトに囲まれながら談笑しており、俺から見ても有希は楽しそうにしていると思う。

 有希は昔からそうだったが、青山の言うように俺とそれ以外とでは態度がまるで違う。俺の前では何をするにしても”遠慮”という言葉を知らないと言わんばかりに躊躇なく俺を引っ搔き回し、俺の意見がまともに通ったことなんて、ここでの約束を含めても片手で数えられるくらいだ。

 それに対して他の奴らの前では自分から何かを主張することが少なく、一歩手前から相手の意見を尊重したうえで自分の意見を出すというスタイル。人との距離感も近すぎず遠すぎずの適度な状態を保っていてることもあって敵ができたことがない。こんな神経を擦り減らしそうな芸当ができることは普通なら驚くべきところだが、園児ながら自在に自分を使い分けてきた有希ならできて当然だろう。

「ホント、この機会に俺以外とのコミュニティを広げて欲しいもんだ」

「けど澄川さんって、皆の中では”荒沢くんの澄川さん”ってなってるよ?」

「ナニソレ詳しく!?」

 初めて知った新事実に俺は思わず起き上がるが、それに驚いて退け反る青山を見て我に返った。

 青山曰く、入学初日の事件以降俺と有希の関係を怪しんだ奴らがいたそうで、何人かが有希に直接聞いたとのことだ。有希は交際も結婚もちゃんと否定したそうだが、その後に「だけど私は大地一筋だから」と言ったらしく、そんな有希の純粋で一途な恋心に心を打たれた連中たちが『澄川さんを応援する会』を作って有希の恋を全面支援しているらしい。

 そんな非公式のファンクラブみたいなの作る奴実在するのかよ。

 また俺とそれ以外とで態度が違うことも最初こそ違和感を覚えられたらしいが、その共通認識によって連中の意識が改められて「荒沢なら仕方ない」と温かい目で見られるようになったらしい。

 青山の話を訊いた俺は、再び机に突っ伏しながら頭を抱えた。有希が俺に対して一途なのは認めるが、俺の知らないところでそんなことになっているのかと思うと恥ずかしくなる。穴があったら入りたい。

「大地?どうしたの?」

 視界の端から耳に馴染みすぎている声が聞こえてきて、顔だけを声のする方に向けると案の定有希が立っていた。流石に有希の声を聞き間違えたりはしないな。

「誰かさんのせいで頭痛がな」

 実際のところ有希がやらかしたわけではないのだが、元を辿れば有希が原因であることに変わりないからとりあえず睨みつけておく。どうせ効かないだろうが。

「そうなの?頭大丈夫?」

「一応訊くが煽ってるわけじゃないんだよな?」

 誰もそんなありがちな言い回しは求めてないんだよ。

「いや、澄川さんのファンクラブができたって話をしたらこうなっちゃって」

「あぁ、あれね?私もそれ知ったの最近だけど、特に干渉されなければどうでもいいと思ってるから」

「だろうな」

 小中でそういったものがあったのかは不明だが、あってもなくて有希自身は今のように自分には関係ないと言って不干渉で終わっていたことだろう。

「というか、こういう時は大抵私にじゃなくて大地に矛先向くもんね?」

「え?どういうこと?」

「いや、小中の時も皆私が大地一筋ってこと知っててね?私と直接繋がりを作るよりも、まずは大地と仲良くなって私との繋がりを作ろうってする人がいたんだ」

「あぁ、そういうことね」

 確かに有希の言うような輩は少なからずいたが、言われてみれば高校に入ってからそんな下心丸見えの奴から話しかけられてない気がするな。まぁそれどころか有希と青山以外から全然話し掛けられてない現状だからな。ぐすん。

「けど青山くんってそういうのないよね?」

「え?」

「青山くんって大地とは一緒に話してるけど、私にはそんな深く干渉してこないから珍しいなって。私が自意識過剰なだけかもだけど」

「い、いや!澄川さんは凄く可愛いと思うけど、俺なんかが澄川さんと仲良くなるのは恐れ多いっていうかなんというか・・・」

「おっと?自虐に見せかけてサラッと褒めてくれてたね?」

「え?あ、あれ!?ご、ごめん!!」

 有希の指摘に慌てる青山。確かに然り気無かったがわざわざ指摘してやるなよ。青山はそういう返しができるタイプじゃないだろうに。

「謝らなくてもいいよ。普通に嬉しかったし。青山くんは俺なんかがって言ってたけど、私は青山くんと仲良くなれそうなだって思うよ?」

「・・・あ、ありがと」

 有希のフォローを受け止め、俯きながら返答する青山。こういう気遣いが何で俺にできないのかと甚だ疑問だが、青山は別扱いにしてやろう。

 それは兎も角として有希の奴、何か青山の前だとクラスの連中と話してる時のように上っ面で話してる感じしないんだよな。まぁ俺が普通に話してる奴だからっていうのと、有希自身の言うように下心が感じられないからっていうのがあるんだろうな。

「ねぇ澄川さん。ちょっといいかな?」

 有希の丁度後ろから声がして、名指しされた有希がその方を振り向くと、その拍子に俺の視界にも声の主の姿が映った。話したことがなかったせいで名前は浮かばないが、よく有希と話しているグループの中にいた気がする。

「ん?どうしたの?」

「今、澄川さんのことで話してるんだけど、こっちで話さない?」

 そう言って男子くんはグループの方を指す。何となくだが、コイツは有希に気がありそうだなと感じる。顔は確かに俺よりイケメンで、背丈も俺より高そうではある。しかし有希の好きな相手が俺という時点で、そもそも有希が顔で判断していないことは分かり切っているからどうでもいい。でも何故だろう、急に涙が。

「ごめん。今大地と話してるからあとにしてもらっていい?」

「いやでも、荒沢くんとはいつも登下校一緒なんだから、今くらい俺達と話そうよ」

 有希は丁重に断るも、男子くんの方も譲らず引っ張り込もうとする。有希にそういうの通じないんだけどな。

「それ、今の話と関係ないと思うんだけど?そもそも、今私が話しているのは大地なんだから、いくらそっちで私の話が出てるからってわざわざ中断する必要はないでしょ?」

 有希の言葉に怯んだのか、押し黙る男子くん。確かに有希の言ってることが正論だし、この場では男子くんの言い分の方が無理があるとは思う。それもあるのだろうが、何か有希の語気がいつもより強いようにも思える。

「わ、分かった。ごめんね澄川さん」

「ううん。私こそごめんね。話が終わったらそっち行くから」

 そう思ったのも束の間で、有希の声は元に戻っていつも通りになっていた。あんまり他の奴と話しているのを間近で聴いたことなかったから、気のせいだったのかもしれない。

 話を切り上げた男子くんは振り返ることなく通り過ぎていき、グループの元に戻らないのかと不思議に思っていると・・・

「・・・チッ」

 小さかったが、明らかに俺に向けたであろう舌打ちが聞こえた。今までもこういうことがなかったわけじゃない。容姿が整って人気者な有希といつも一緒にいるのが、特に何かしらで目立ったわけでもないただの幼馴染であるだけの俺。小中の時は俺たちのことを知っている連中が殆どだったからこういうやっかみは少なく、本当に陰で睨まれる程度で済んでいた。しかしこの高校には俺と有希の昔馴染みは一人もいない。だから理解がなく、有希に気がある奴からすれば俺は邪魔な存在なのだろう。

 元々今までが理解よ過ぎたくらいなのだし、多少なりともこういうことが増えても仕方な・・・

「今、何した?」

 突然そんな冷たい声が近くから聞こえ、俺は思わず声がした方を向く。

「ゆ、有希?」

 有希の方から聞こえた気がするが、それにしては今まで聞いたことのない声だった。

「ねぇ?今大地に舌打ちしたよね?」

「え?いや・・・」

 有希が男子くんの元に詰め寄ると同時にさっきと同じ冷たい声も男子くんのすぐ近くで発せられ、声の主が紛れもなく有希のものであるのが分かった。

「ねぇ?大地が何かした?してないよね?そもそもあなた、大地と話したことすらないよね?なのに何で舌打ちしたの?ねぇ?何でって聞いてるんだけど?」

 早口で男子くんを問い詰め続ける有希。そんな光景を目の当たりにした周囲の連中はじっと有希の方を見て固まっており、問い詰められている男子くんは有希から視線を離せず固まって、その表情は明らかに怯えていた。

「私は良いんだよ?何言われても?私が勝手にやってることで招いてることだから私自身に責任がある。けど大地は何もしてないよ?あなた達に迷惑をかけたわけでも巻き込んだわけでもない。面倒くさそうにしながらも私の相手をして、普通に過ごしたいだけなの」

 男子くんに対して発せられている言葉、一言一言には有希の怒りが込められているが、その中には、恐らく俺以外には感じられないであろう有希の温かさも一緒に込められているように感じた。

「私が何言われても構わない。だけど、大地に何かすることは絶対に許さない」

 最後、感情を全てを乗せたかのように告げられた言葉。それを聞いた瞬間、身体全体に熱が帯びていくように感じた。

「おい有希、落ち着け」

 一旦俺の気持ちは置いておいて、とりあえず有希を落ち着かせるのが先だ。俺は有希に歩み寄ると、肩を掴みながら声を掛ける。

「ごめん大地。流石に大地のことを悪く言われて我慢できる気しないの」

 いつもなら俺が声を掛ければ迷わず振り向く有希が、今回ばかりはと真っ直ぐ男子くんを睨みつけたまま視界に捉えて離さない。

「・・・アホ」

「いたっ!何すんの大地!」

 有希の頭にチョップをかますと、有希は頭を抱えながら俺の方を見上げた。かなり手加減したつもりだったが思いの外強かったようだ。

「ごめん、ちょっと強かったな。頭大丈夫か?」

「ねぇ!?大地こそそれ煽ってるわけじゃないんだよね!?さっきの仕返し!?」

 有希が元の調子に戻り、それに安心したのか俺は思わずクスリと笑ってしまった。

「とりあえず落ち着け。人気者の澄川さんが台無しだぞ?」

「人気者とか知らない!私には大地がいればそれでいいから!」

 度々聞いているセリフも、教室内で面と向かって言われたせいか今回は何故かむず痒く感じる。俺は咳払いをして気持ちを切り替える。

「・・・だそうだが、それでも有希に何か用事でも?」

 改めて男子くんに振ると、男子くんは居心地悪そうに俯きながら頭を掻いていた。

「えっと、ごめん」

 観念したのか気圧されたのか、はたまた諦めたのかは定かでないが、男子くんは申し訳なさそうに謝ってきた。

「いやいいよ。でもこの猛獣は俺にも制御できないから気を付けた方がいいぞ」

「猛獣扱いは酷くない!?」

「いや、明らかに俺が悪かった。もうしない」

 そう言った男子くんは教室から去り、静まり返っていたクラスの連中も各々雑談を再開し出した。



「お前な、朝のあれは流石にやり過ぎだぞ?」

 放課後の帰り道、俺は早速と言わんばかりに朝の一件のことを切り出した。本当なら昼休みにでも話そうとは思ったが、あれから露骨にピリついた空気が漂っていたし、校内では落ち着いて話せないと思った俺は一緒に帰るタイミングまで待つことにして今に至る。

「別にいいもん。大地が引かないならそれでいい」

「いや、俺もあれは怖くて少し引いたんだが」

「えーーーー!!いやいやいやいやごめんごめんごめんごめん謝るからやめてやめてやめてやめて!!お願いだから私を捨てないでーーーーー!!」

「誤解されるようなこと叫ぶなーーーーーーー!!」

 誰が聞いても問題発言にしか捉えかねないことを叫び出した有希の口を慌てて塞ぎ、対して有希はそれはもう涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら必死に抱き付いてきた。

「分かった!分かったから離せって!別にあれくらいで離れたりしない!」

「・・・ホント?」

 俺の言葉を聴いて大人しくなった有希は抱き付いたまま顔を上げ、上目遣いでそう訊いてきた。そんな有希の顔を見た俺は、気が付けば全く別の方向に顔を逸らしていた。

「・・・あぁ、ホントだよ」

「何でこっち見ないの?」

 本当に何でだろう。別に有希に泣きつかれた時なんて今までもあったし、平然と流せていたはずだ。

「・・・分からん」

 特に嘘をつく理由もないので、そのまま正直に白状する。

「変なの」

 全くもって同意だ。振り回されるのは有希だけで既にいっぱいいっぱいだというのに、流石に自分自身に振り回されるのは勘弁してほしいものだ。

 感じたこともなく、上手く言語にできないこの感情のことを、俺はいつか知ることができるのだろうか。



3章-完-

3章読んでいただきありがとうございます。ヒロインの思わぬ一面に驚いた方もいらっしゃったかもしれません。あんまり敵役を作ったりヒロインを怒らすように書くのは苦手なので、それらしく書けていると思っていただけたら幸いです。3章の完成と同時に全章完成しましたので、近々4章も解禁します。暫しお待ちくださいますようお願いします。

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