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刑務所から脱獄した主人公が....
俺の名前は焼 肉男
先程まで檻の中にいた。とある罪でな。
言い方を良くすれば。 自由を求めて飛び出した。
言い方を悪くすれば。 脱獄をした。
ただ心配だったのは彼女だった。 こんな俺でも愛しあった彼女がいた。
俺は気付けば、彼女の通う高校へ向かっていた。
左手には檻から持ち出したナイフを持って。
もし彼女にひどいことをする奴がいたら。許さないと
彼女が居る高校は、まだ明るかった。
俺は彼女の元へと向かった。
なんでみんなが悲鳴を上げて逃げているんだろう。
彼女のいる教室へと向かったら
ただ椅子と机が雑に散りばめられただけだった。
彼女の机にあったのは。70%の窒素と30%の酸素とごく僅かの二酸化炭素だけだった。
どうしてなのだろう。
僕は聞いた。
「那乃代はどこだ!!」「那乃代をどこにやった!!!!」とね。
なんで教えてくれないんだろう。
なんで手錠を掛けられているのだろう。
彼女に会うことがそんなに悪いことなのか。
後に 学校を間違えていたことを知って、僕は今度こそ間違えないようにしよう。 と誓ったのだ。
FIN
見てくれてありがとう!