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死神の後継者  作者: むえ
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ライラ先生の魔法講座

「ではまず魔力について話しましょうか。魔力には内部魔力と外部魔力があります。」

「内部魔力と外部魔力か。何か役割に違いがあるのか?」

「内部魔力は自信が持つ魔力の事を言います。外部魔力とは空気中に漂っている魔素の事を言います。簡単にいうと内部魔力が燃料、外部魔力が抵抗と言えます。この抵抗が小さいほど魔法の威力は上がります。逆に抵抗が大きすぎると誤爆することがあります。」


魔力にそんな役割があったとは知らなかった。まあ地球にないものを知っているのはおかしいんだが。そう考えるとラノベの知識が当てはまることが多いのは何故なんだ?


「どうかしましたか?」

「いやなんでもない。抵抗を下げるにはどうすればいいんだ?」

「一番楽なのは自分の魔力を外部魔力に合わせる事です。外部魔力が薄ければ体内で魔力をゆっくり流します。外部魔力が濃い場合はその逆です。もう一つは難しいのですが、自分の内部魔力を自分にまとわせることで抵抗を下げれます。どちらも魔力操作が重要になります。やってみましょうか。」

「どうすればいいんだ?」

「まずは水が身体中を流れる感じのイメージをしてください。」


水が流れるイメージ…水が流れるイメージ…こうか。


「なんか身体がじんわり暖かい。これが魔力か。」

「トウカ様はすごいですね…。普通の人は1ヶ月ほど学校で学ぶと聞きましたが…。もしかしたら才能があるかもしれませんね。その魔力を早く流したり遅く流したりすることが魔力操作です。それができれば、あとは魔力を魔法陣で変換して魔法を撃ちます。」

「じゃあもう魔法が使えるのか?」


正直ラノベやアニメを見ていると魔法を使ってみたいと思ってしまう。だから心の中はすごくテンションが上がっている。初めて魔法使えたらそりゃテンション上がるでしょ。俺男だし。


「いえその前に魔法について話してから、適性属性を調べましょう。」


まだ使えないそうです。残念。


「魔法とは魔力を体内で活性化させることで発動できます。魔法を発動させるにはイメージが重要です。なので魔法名を唱えたり、呪文を詠唱したりすることでイメージの補助をします。稀に無詠唱ができる人はいるみたいです。それと魔法は攻撃はできますが基本的に致命傷を与えることはできません。できてもせいぜい気絶させる程度です。」


魔法弱くね?魔物を倒せないんじゃ意味なくね?俺ら武器ないのにここから脱出できるのか?


「それじゃあ使う意味が無いんじゃないのか?」

「それが魔物と魔族には致命傷を与えることができます。なので魔法はダンジョンでは有効打になります。次に属性についてです。」

「属性って火とか水とかそういうのか?」

「これから話しますね。属性というのは…。」


魔法の属性、オタクならいくつかはわかるだろう。

この世界には主に、

 火・・・火力に特化している

 水・・・相手の身体的能力を下げる魔法が多いが攻撃魔法が少ない

 氷・・・魔法自体に凍結効果があり相手の動きを鈍らせる

 風・・・自身に作用する魔法が多い

 土・・・魔法自体の耐久力が高い

 雷・・・魔法自体に麻痺効果があり相手の動きを鈍らせる

の属性魔法があるようだ。その他に

 闇・・・生物の精神に影響する魔法が多い

 光・・・アンデットの浄化や回復魔法が使える

 無属性・・・人によって違う魔法を持っている

の魔法を稀に持っている人もいるらしい。最初の6つは努力すれば覚えられるそうだが、闇、光と無属性は先天的な属性で後から覚えるのは無理なようだ。


「とりあえず、初級魔法の『ファイアボール』『ウォーターボール』『アイスボール』『ウィンドボール』『ロックボール』『サンダーボール』の順番に唱えてみてください。今はどんな魔法かは想像しなくていいです。反応が見られればいいので。ほんとはマジックアイテムで確認できるんですが今はないので。」

「わかった。ちなみに想像するとどうなるんだ?」

「威力、素早さ、形を変えることができます。今威力を上げてあたり一体焼け野原とか嫌ですからね。」

「はいはい。唱えるだけなら簡単だ。」


そう言って順番に唱えていくと『アイスボール』だけしっかりと撃てた。それ以外はかなり小さいのが出ただけだった。


「これはつまり氷属性だけ適性があるってことか?」

「そういうことになりますね。でもこんなに極端に差が出るものなんですね。闇と光は攻撃魔法が少ないので後でいいでしょう。ちなみに無属性は自然と使えるものなので今頭に浮かばないのであれば適性はありません。」


「氷だけ…か。もっと魔法を楽しみたかった…。」

「そんなに落ち込まないでくださいよ!?」

「じゃあおまえ何属性使えるんだよ。」

「風と光と嘘か本当かわかる無属性です。でも気にしないでください!私もエルフ族では結構珍しいらしいですから!そんなに睨まないでくださいよ!」


思ってたより魔法が使えなくて悲愁を感じた。その上ライラは珍しい魔法を2つも使えるので睨みつけてやった。ラノベでは転生者とか召喚者は全属性使えたりするんだけどなぁ。


「まあいいや。氷属性の魔法を教えてくれ。」

「は、はい!もちろんです!」


ライラに氷属性の初級、中級、上級魔法まで教えてもらった。その上には超級、魔級、神級があるらしい。


俺は人生で初めて魔法が使えるようになった。

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