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死神の後継者  作者: むえ
4/13

人以外の種族

一章は話の都合上、できしだいどんどん投稿していくことにしました。


突然の告白の後、1度寝て次の日の朝に目が覚めた。何故かここでは疲れないので、ここにきて初めて寝たのだが久しぶりに眠ると気持ちよかった。それ以外にも理由はあるようだが。


「おまえは何をしている。」

「早く起きたので膝枕をしています。」

「見ればわかるわ。」


いつからか知らないが膝枕をしてくれていたようだ。すごい攻めてくるなこいつ。別に構わないんだが。


「さて、起きたことだし軽く運動するか。その後この世界について教えてくれ。」

「それはいいのですが、ご飯は食べないんですか?」

「今いる場所は何故か空腹とか疲れとかが感じないんだよ。だから無駄に食うことはないだろ。」

「言われてみればそうですね。」


今頃の話だが川沿いを拠点にしている。汚れた手や身体を洗うのに水辺に近いと楽だからだ。それに喉は乾かないが水は飲みたくなるのも理由のひとつだ。


軽い運動というのは拠点から川沿いに1周するというものだ。川沿いを一周はかなりの距離あるのだが、疲れないのでずっと全力で走っている。正直何もないこの場所で、時間を潰すのにいい方法だったので毎日続けている。拠点から走り始め、拠点に戻ってくると少し水を飲み、本題に入った。


「じゃあまずこの世界の常識について教えてくれ。」

「はいお任せください。まずこの世界は『ロストアース』という世界です。私の予想なのですが、もしかしてこの世界の方ではないのですか?」

「ああ世界の名前を聞いて確信したよ。俺は地球という星が出身で『ロストアース』なんてものは聞いたことがない。」

「トウカ様の故郷…。行ってみたいです。」

「行けたらな。話を戻すぞ。」


正直エルフを俺がいた世界に連れて行ったら、大騒ぎになってしまうのが目に見えているので、連れて行きたくはない。

それからライラはこの世界の事を教えてくれた。


「まずこの世界には計6の種族がいます。人、エルフ、獣人、ドワーフ、ドラゴニュート、魔族です。これらを細かく説明すると…。」


人種(寿命・・・60〜80歳)

・最も平均的知能が高いが平均寿命が最も短い

・領内は平和で領内に国が1つしかない


 エルフ種(寿命・・・1000〜1500歳)

・基本的に他種と関わらない

・世界樹を中心に国がありエルフ王国は全て森の中である


 獣人種(寿命・・・100〜150歳)

・人種より戦闘能力が高い

・細かい動物はかなりの種類がいる


 ドワーフ(寿命・・・150〜200歳)

・生産業が得意の種族

・戦闘は得意ではない


 ドラゴニュート(寿命・・・3000〜5000歳)

・神獣とされるドラゴンの子孫とされている

・かなり強力な力を持っているが基本的に中立を貫く

・国は建てておらず最も強いものが族長となっている

・族長とその周囲以外は個々自由に生きている


 魔族(寿命・・・10000〜11000歳)

・かつて世界を荒らし神族に滅亡されそうになった種族

・理性はあるが常に破壊衝動にかられている

・4つのダンジョンに魔族領に封印されており外の出られない


「これらが主な種族です。あとは混血で2種族の特徴が出たりします。ちなみに私は純血のエルフです。」

「なるほど、最後に出てきたダンジョンってのはなんだ?」

「ダンジョンというのは、ダンジョンコアが核となって出来ている秘境のことです。そして魔族を封印している4つのダンジョンとは、世界最難関のダンジョンで『零極、煉獄、暴風、地雷』と呼ばれています。それぞれは魔族領の東西南北に1つずつあります。」

「今の話だとその4つのダンジョンは魔族を封印するためにできたみたいだな。」

「はい、その通りです。実はこの4つのダンジョンだけは自然にできた物ではなく、作られた物と言われています。」

「そんなことができるほど力のあるってことはドラゴニュートか?」

「いえ、もっと力を持っていて最強の種族、神族です。」


神族。文字通り神か。そいつに会えたら帰れるかもな。


「ライラはさっきこの世界のは6種族しかいないって言ったよな?」

「はい。もうこの世界に神族はいません。死んでしまったと言われています。ちなみに神族というと禍々しい姿を思い浮かべる方が多いそうなんですが、みんな人の姿をしていて、1人は男性で残り3人は女性だったそうです。そして4人とも死神と言われるほど力があるそうですよ。」


神族はもういない。神じゃないなら俺をここに呼んだのは誰なんだ?


「死神か。物騒な名前だな。」

「たしかにそうですね。何か理由があるのでしょうか。それと私の妄想ならいいのですが…。」


突然ライラが不安そうに黙ってしまった。


「どうした?何か言いづらいことでもあるのか?」

「いえ、私の予想では…ここは4つのダンジョンのうちの一つなのではないのかと。どうもここ一帯の魔力の流れがおかしいんです。魔力自体が私たちに張り付いているように感じるんです。私はダンジョンに何度か入ったことがあるのですが、こんなことはなかったんです。」

「じゃあもしおまえの勘が正しければ脱出は困難になるってことか。ダンジョンってことは魔物と戦ったりするのか?俺にはそういった経験は1つもないんだが。」

「ダンジョンはセーフゾーン以外ではいつでも魔物が現れます。それと4つのダンジョンが最難関と言われるのは魔物の強さもあるのですが、周囲環境がかなり厳しいんです。とりあえず脱出するには戦えるようになる必要はあるので、今度は魔法について話しましょう。」


こうしてここから長い戦闘訓練が始まるのだった。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  話のテンポが凄く良くて面白い!  それとライラの膝枕うらやましい。  これからの展開に期待。
2022/07/16 23:56 退会済み
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