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死神の後継者  作者: むえ
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プロローグ

誤字脱字報告、感想、ブクマおねがいします。初心者なので、誤字脱字、矛盾などあります。感想などは思ったことを素直に書いていただいて構いません。基本的に書けたら投稿します。目標は1週間に1話です。

「俺塾だから、また明日な。冬香」


そう言われ友人と別れて、俺は一人帰路についた。

俺、藤原冬香は高校3年生だ。勉強は留年しない程度にしている。中学の時は真面目にやっていたが高校に無事合格してからは遊びほうけており、3年になっても勉強はほとんどしていない。俺の楽しみは放課後に数少ない友人と遊ぶことだった。数少ないというのにも理由があった。自分では分からないが顔はイケメンらしい。その上、身長が175cmと高めだ。そのせいで女子によく話しかけられ、男子には妬まれる。それにあまり絡まれるのは好きじゃないので女子とは少し距離を置いている。そんなこんなで友人は彼女持ちの男子数人になってしまった。


俺はそんな日々がずっと続けばいいとそう思っていた。だが周りは3年になると一変した。みんなが塾に通い始め、一緒に遊ぶ友人は誰一人としていなくなってしまった。


「今日は何するかな~。ゲームしたいけどあいつら五月蠅いからなぁ。」


あいつらとは親のことである。当然高3にもなれば親に勉強するように言われて当然だ。実際には受験はせずに就職しようかと考えたりもしている。


そんなことを考えつつも帰り道にある踏切のある道の手前に来た。いつも見慣れた道で毎日ここを通って登下校している。だが今日はすこしちがった。踏切の音が鳴り響く中、突然踏切で待っている日傘をさす1人の白のワンピースの女性が目に入った。俺はその女性に人生で初めて一目惚れした。


身長は160cmくらいだろうか。顔はものすごく整っており、100人の男に聞いたら99人は間違いなくきれいと言うだろう。髪には雪の結晶をかたどったような髪飾りがついていた。


俺は、生まれてから一度も地元を長期間離れたことはなかった。それこそ修学旅行の5日が最大だった。だからこんなにも美しい人を地元で見た時、何か違和感があった。だがそんなことを無視して、いつ会えるかもわからないその女性に、話しかけようと横断歩道を渡ろうとした。


「あの、すみません。」


運命の出会いでなのか、俺のテンションは少し高かった。

その後、何故か俺は空を見ていた。急に激痛が身体中を走った。車にひかれたのだ。その時の俺は、その女性以外の情報が不自然なほど何も頭に入っていなかった。だから車のクラクション、周りの注意の声、環境音は何も聞こえていなかった。


「おい!大丈夫か!?誰か救急車を呼んでくれ!他の人は止血を手伝ってくれ!それから…。」


近くにいた人が助けようとしてくれているらしい。最後のほうはもう何を言っているか分からなかった。

消えゆく意識の中1人の女性が走り寄ってきた。一目惚れした女性だった。朦朧とする意識の中で顔はしっかり認識できた。死ぬのは時間の問題だともう理解していた。だから最後に少し話そうとした、が。


「すみません。あとはよろしくお願いします。」


「…え……?」


優しく小さな声でそんなことを言われた。不思議とこの声だけはしっかりと聞き取れた。言われたことの理解はできなかったが。


その声が聞こえたすぐ後、俺は意識を手放した

次回から1章になります。

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