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宝石の楔


揺るがない地位となった父や私を恨むものも多く憂鬱でしかないのだが…


「……はぁ……行きたくないわね」

「何を仰っていますか。お嬢様……」

「分かってはいるんだけど……」

「大丈夫です。お綺麗ですから」

「ふふ、ありがとう」

侍女の言葉を聞き笑みを浮かべると、ドレスを着て髪を整えてもらう。

「さて、行くとしましょうか」

「はい、お供いたします」

「よろしく頼むわ」

侍女を伴い馬車に乗り込むと、会場へと向かって行った。


暫くして到着した場所は煌びやかな会場で、既に多くの人達が集まっており賑わっていた。

入口で招待状を見せると中へ入り案内された場所へと向かう。

そこには父がいて、挨拶を交わしていると一人の男性が近寄ってきた。


「その髪、貴方が噂の聖女様で?」


いきなり話しかけられ少し驚いたが、その男性を見て納得した。

彼は確か、最近王都に来たばかりの商人だったはず。

以前、父の店に商品を売りに来ていたのだ。

その時に少しだけ話をした事がある。

その時に聞いたのだ。

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