壱万円札 こんにちは 暗黒編
主人公は1万円札のクロ。金銭業界の笑いあり、涙ありの感動大作!!
目を覚めたら犯罪組織の中にいたり、持ち主が汗っかきや、名前の由来など様々なことが描かれる全世界待望の作品がここに・・・
これを逃したらもうお金のチャンスも逃すかも・・・
「はぁ~暑いな~」
「1万2000円のお返しです。」
「あ」
持ち主140番賀乗哲太39歳フリーター
「腎臓」
「脳」
そう、賀乗哲太は体の部分でしかしゃべらない。
「変なやつだなこいつ絶対一生独身やん」
「哲太~買ってくれた?」
「えーーーーーーー!!南山景子じゃん!超かわいい!」
南山景子は北川景子の親戚である。
「頭」(翻訳 ああ)
「なんでこんな変人と!?あれ?指輪?ま、まさか・・・」
「肝臓舌首腎臓心臓足。指膵臓目胸まつ毛」(翻訳 僕が絶対に幸せにします。結婚してください)
「ごめんなさい、私他に好きな人がいるの」
「歯茎えくぼ耳たぶ!」(翻訳 なんでなの!)
「いや分からんのかい!」
とクロはツッコミを入れた。
「うなじ肩甲骨」(翻訳 さようなら)
「いや、お前もしゃべれるんかい」
「あたまーーーーーーーー!!!!」(翻訳 ああーーーーーーーーー!!!!)
店内には哲太の叫びが響いた。
そして他の客も大泣きしていた。
「おい、そこの若いもんワシがジュースこうたろう」
「あ~お札しかないばい」
「ありがとうございます、10500円のお返しです。」
「おい、おい、まさか、嘘だよな」
クロの目が変わった。
「この毒々しいかおり、間違いない!天井地(アジトの名前)の香りだ!」
「絶対に今度こそ!!!」
次回、クロの闇の過去が明かされる!




