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ため息しか無い

作者: 人間詩人

ふと気づけば

ため息ばかりの自分

いわゆる欲求不満だろうか

たぶん そうなのだろうな

経済的なこと

病的なこと

2つ組み合わさると

相当 しんどい

だから 

あえて ぼけっとすることにしている

体の神経を尖らせながら生きるのは

もう嫌だと

心と体が言う

ならば のんびりと

刺激の少ない環境へと

向かわねばならない

都合よく そんな環境には 巡り会えないから

自分自身を のろまにして 怠け者のように

ゆっくりと暮らすことにした

もともと神経が鋭敏であり

そねために神経が

すり減ってしまうほどだ

だから不感症に

あえて自分を置くことで

神経の高まりを

鎮めるようにしている

とは言うものの

神経は勝手に作動するから

鋭敏な感覚が動き回る

動き回る

おいおい少しだけ

鈍感にしておくれと

自分の神経に伝えてみる

がしかし 

神経は知らん顔で

自分勝手に動き回るから

たまったものではない

それこそ静音の中に

ずっと居なければならなくなるから

それも嫌だな 

ちょうど良い加減と言うものが

人間には少なく

大か小に やはり

なってしまう

生身の生き物なのだから

しょうがないなぁと

悟ってはみるが

望むのは心身の安定であり

それさえあれば

動ける 動ける

欲求不満も

いくらかは無くなるだろうな

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