ため息しか無い
ふと気づけば
ため息ばかりの自分
いわゆる欲求不満だろうか
たぶん そうなのだろうな
経済的なこと
病的なこと
2つ組み合わさると
相当 しんどい
だから
あえて ぼけっとすることにしている
体の神経を尖らせながら生きるのは
もう嫌だと
心と体が言う
ならば のんびりと
刺激の少ない環境へと
向かわねばならない
都合よく そんな環境には 巡り会えないから
自分自身を のろまにして 怠け者のように
ゆっくりと暮らすことにした
もともと神経が鋭敏であり
そねために神経が
すり減ってしまうほどだ
だから不感症に
あえて自分を置くことで
神経の高まりを
鎮めるようにしている
とは言うものの
神経は勝手に作動するから
鋭敏な感覚が動き回る
動き回る
おいおい少しだけ
鈍感にしておくれと
自分の神経に伝えてみる
がしかし
神経は知らん顔で
自分勝手に動き回るから
たまったものではない
それこそ静音の中に
ずっと居なければならなくなるから
それも嫌だな
ちょうど良い加減と言うものが
人間には少なく
大か小に やはり
なってしまう
生身の生き物なのだから
しょうがないなぁと
悟ってはみるが
望むのは心身の安定であり
それさえあれば
動ける 動ける
欲求不満も
いくらかは無くなるだろうな