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なれる運営 ~30日で作る小説投稿サイト~  作者: とある個人開発者
5章 ルールを作る2日間
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26日目 ヘルプページを作ろう

ヘルプもないと運営側が大変なので作りましょう。

「あとはヘルプページを作って、サイトの方はひとまず完了だね」


「つ、疲れた。でもこれでひと段落なんだね。頑張る」


「ということで、最後のヘルプページを作ろうか。理想的にはヘルプページがなくても使えるサービスを作れたら一番いいのだけれど、それはあまり現実的ではないね。


 機能が少ないうちは書くことがあんまりないけど、いくつも機能を作っているうちに必ず必要になってくる。そして、ユーザーが増えれば増えるほど、その必要性は出てくる」


「なんで?」


「よくわからないことが出てきて、ヘルプがなかったらユーザーは問い合わせに向かうから。運営側がその疑問点にすべて答えるのは労力がかかるし、個人運営であればなおさらだね。


 そういった労力を省くためでもあるね。


 よくできたヘルプがあれば、そういった手間が省けるし、自分が作った機能でも忘れている仕様もあるから記録に残しておくのは大事なことだよ。


 今日はヘルプを書く上で大事な部分を説明しておこう。そのあと、作った機能のヘルプを作ろう。ヘルプを作るにはちょっとしたコツがいるんだ」



「分かった」


 * * *


「ヘルプの文章はできる限り短く、結論をさっさと書くこと。なるべく短い文章にして、一つの意味を込める。あとはユーザーの立場に立った書き方をすること。そして、表現は正確にすること。特にサイト内の用語は統一すること。


 文章で説明するのが分かりにくいと思ったら、操作画面を動画にするのもありだね。スクリーンショットにする場合は、一画面に一手順にすること。複数の手順を同時にしないこと。


 

 記事は複数に分けて、それぞれで検索できるようにキーワードを設定したり、カテゴリを定めたりする。


 よくある問い合わせが増えてきたら、その部分が分かりにくいということだから改善することも考えること。後で説明するアクセス解析で、ヘルプの中でもよく見られるページを把握すると改善につながることもあるよ


 ヘルプのトップにはよくある質問を置いて探す手間を省こう。ひとまずコツとしてはこれくらい。ヘルプ記事の作成機能自体は小説投稿機能を流用すればすぐ作れるね。検索システムもそのままで、管理者だけが投稿できるようにすればいいかな」


「わかった」

ヘルプを充実させておくと、運営側のお問い合わせへの対応がとても楽になります。


ない場合は対応に時間がとられます。なるべくヘルプがいらないようにサービスを設計できるといいですね。

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