18日目 CRUDを知ろう
CURDを覚えておきましょう。
「ユーザー登録機能を作ったけど、CRUDも一緒に作っておこう」
「CRUD?」
「CRUDは、アプリなどの基本的な4つの機能のイニシャルを並べた用語のこと。 C:Create 生成、新規作成、R:Read 読み取り、本文、U:Update 更新、編集、D:Delete 削除のこと。
何かしらのアプリケーションを作った時に備えるべき機能を指す用語としても使われる。
基本的にCRUD機能がどれか欠けると、うまく回らない。まぁ、絶対問い合わせがくる案件。リリースするときはこの4つがそろった状態で出すのが定石かな。
そろわない状態でリリースしてもいいけど、絶対問い合わせが来るので、間に合わない時を除いてお勧めしないよ。昔、削除と更新ができないままリリースした投稿サイトもあって、まぁ、ユーザーからの問い合わせが多くて手作業で削除処理していたということもあったみたい」
「それは大変だね……」
「何か新しい機能を作ったらセットで作ることを意識することが大事。特に投稿サイトだとほとんどの機能にこれが必要だから作り方に慣れておくこと。
ほとんど同じような手順でできるから、ある程度慣れたら共通のフォーマットを作っておいてそれに合わせるようにすればいいよ。
基本的にDeleteはほぼ共通で使えるからテンプレートを作っておくのがいいかもね。
じゃぁ、ユーザーのC:登録は作ったからあとは、読み取り (ユーザーページ)、更新(ユーザー情報の編集)、削除(退会)部分を作っておこう。
手順はそんなに難しくないからやっていこう」
「わかった」
新しい機能を作ったらCURDは実装しておきましょう。できたらそれに加えてA(管理者用)ページも作るとメンテナンスが楽ですね。それに加えて投稿機能の場合はリスト機能(一覧)を作るのが良いです。
CURDのどれかかけた状態でリリースしても問い合わせが来るので、結局作らないといけないです。時間に余裕がない時はいいですけど、時間があるならちゃんと作っておきましょう。
フレームワークにはCURDを楽に実装できるようになっているので、そこまで難しくはないです。凝らなければほぼ定型文で済みます。