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機械仕掛けの大精霊 オートマチック・エレメント  作者: ロングフイ
八章 宵の修練
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登場人物紹介3

 八章までに登場したキャラクターの紹介です。立場や関係性、能力などの変化があるので、過去に紹介したキャラについても記載します。筆者の覚え書きを兼ねているので、多少文が荒かったりするのはご容赦下さい。



■□■□



 ミヅカ・リオ

 主人公。高等部一年。母の頼みで大精霊(エレメント)との対話をするため、極東統治領からエレメント公国に来た少年。ウンディーノ家の血を引き巫女の力を持つということが判明し、イレアと婚約してウンディーノ家に婿入りする。大精霊に記憶を残した先祖からの使命で、火の大精霊の再起動を目指す。また、同時に植え付けられた戦争への忌避感と巫女家の一員としての責務から、戦いに身を投じていく。やや短気で視野が狭くなりがち。

 得意な精霊術の系統は無いため、不完全な精霊術を複合した「マテリアル・オーダー」や「加速」、「硬化」などを使う。相手の術や気配、動きを察知する能力に長け、近接戦闘への高い適性を持つ。


 ミヅカ・ヒナ

 リオの妹である活発な少女。中等部二年。放送委員に所属。様々な分野への天才的なセンスを持ち、何かとスカウトされがち。敬語が使えないのが玉に瑕だが、それを補って余りある高いコミュ力を持っている。得意な精霊術の系統は風で戦闘能力はそこそこだが、精霊術や生命力への理解は進んでいる。同年代と比べて少し冷めたドライな性格と、年相応の不安定さを併せ持つ。

 母への不信と兄が自分の元を離れたことで一時は塞ぎ込んだが、新しい家族となったイレアを姉と慕い、絆を深める。


 ミヅカ・シオン

 リオとヒナの母。極東統治領軍遠征隊の隊長であり、精霊術を研究する機関の所長も務める。階級は少将。極度の秘密主義や戦争への関与が原因で、公国へ送ったリオ、ヒナとすれ違った関係になる。過去に遠征に来たエレメント公国でリオを産んでおり、また、その時に巫女家にとって大きな功績を残したことでヴィオテラやリギスティアと関係を持つ。

 世界の発展という理念のために行動し、ヴィオテラと協力関係を結んでいる。「縮地」などの高度な風の精霊術と大剣使った近接戦闘術で、驚異的な戦闘力を誇る。生活能力は低い。


 イレアーダス・ウンディーノ

 高等部一年。リオと婚約し、ヒナの義姉となる。リギスティアによってウンディーノ家から距離を置かれていたことに悩んでいたが、無事に和解して現在は次期当主としての修行を積んでいる。コミュニケーション能力には未だ難があり、「氷の姫」の異名は健在。やや嫉妬深い性格。

 父と母の事故死は人為的なものだったと考え、両親を死に追いやった人物の究明と復讐を目指す。得意な精霊術の系統は氷であり、巫女家の特別な術、氷獄の楔コキュートス・スフィーナは必殺の力を持つ。


 リギスティア・ラバック・ウンディーノ

 ウンディーノ家の当主であり、長く巫女も務めている。リオとヒナをウンディーノ家に迎え入れ、和解したイレアと共に孫のように接する。保守派として戦争を推し進めるヴィオテラや彼女と共謀するシオンを危惧し、対応に奔走する。

 水の精霊術の達人であり、旧知の仲であるヴィオテラとは学生時代から鎬を削っていた。


 ルミナーディア・ウンディーノ

 故人。リギスティアの娘であり、イレアの母。次期巫女候補だった。巫女の力を持たないイレアのために各地で活動して大勢に慕われていたが、その道中でゼンと共に事故に遭う。


 ゼン・ウンディーノ

 故人。地方からウンディーノ家に婿入りしたイレアの父。目下の者にも優しい人物だった。


 ホムラ・ソージア

 学園の卒業生であり、新任の教師。リオ達のクラスの副担任を務める。十七年前のドラヴィドとの戦争で孤児となったところを同郷だったゼンにより保護され、イレアの護衛として育てられる。街一つを焼き尽くすほどの火の精霊術の才能を持ち、治癒術も最高峰。お酒で失敗することがしばしばある。

 基本的にしっかり者だが、負けず嫌いで時々おっちょこちょい。低身長がコンプレックスであり、相手に心の中でもそう思われたらすぐに見抜く勘の良さを持つ。ティフォとは浅からぬ因縁がある。


 ソフィー

 イレアの乳母であり、現在も家事の一切を任されている専属の使用人。家から離れている間もずっとイレアを見守ってきた、半ば家族のような女性。熟練の察する力と気遣いにより、リオ達の生活を陰からサポートする。


 マリー・エンペドクレシア

 お喋りで騒がしい、リオ達の専属メイド(予定)。エレメント公国が共和制になる前の王家の血を引くため、勤務態度をあまり強く注意できず、巫女家にとって扱いづらい存在。


 ナイル

 ウンディーノ家の護衛隊に所属する四十歳ほどの男性。戦闘力はリオ達より低いが、現場の指揮官としてはベテラン。学園に通う中等部一年の息子がいる。


 ヨハン

 ウンディーノ家の護衛隊に所属する大柄で寡黙な男性。身体強化と治癒術の使い手。


 宰司

 文官のトップであり、当主を補佐するウンディーノ家のナンバーツー。息子とイレアの婚姻の話があったが、イレアが巫女の力を持たないと判明したことで取り消しになり、出世の道を一度断たれた。その後実力で今の地位を掴み、しばらくはイレアを疎んでいたが事情を知って謝罪した。ウンディーノ家にとって異分子だったリオにも強く当たっていたが、和解済み。

 陰険で辛辣な性格だが、ウンディーノ家のために働く真面目な仕事人。ヒナの能力を高く買っている。


 ヴィオテラ・ノーミオ

 ノーミオの当主であり、公立精霊学園の学長を務める。世界の発展を目指すシオンに協力し、極東との国交やドラヴィドとの戦争にも積極的な改革派。しかし元来の自分のスタンスと派閥の流れの違い、甥との対立、学園のトップと国の長としての板挟みなどに悩む苦労人な側面もある。

 土の術士としては国内で最強と名高く、リギスティアとは学生時代から競い合っていた武闘派。豪快かつ実直、義を重んじる誠実な性格であり、裏表を使い分けるのが苦手な人物。


 ディルク・ライトマン・ノーミオ

 前巫女であったヴィオテラの姉の長男。ノーミオ家の内政長官を務める。精霊術の才能が無いことをヴィオテラに気にかけられていたが、現在は戦争急進派としてノーミオ家を牽引しており、当主との立場は対立している。

 シオンとの交流も確認されており、大精霊の製作者であるリオの先祖の敵が残した記憶を引き継ぐ人物の可能性が高く、イレアの両親の事故やシルフィオ家への襲撃に関わった人物だと目されている。


 フィロンテ・ラバック・ノーミオ

 年の離れたディルクの妹であり、ノーミオ家の巫女。ノーミオ家の慣習によって内政からは切り離されているので、政治的な事情に疎い。家の雰囲気に合わない温和な人物。精霊術士としてはイレアより強いと感じられているが、実力は不明。


 ティターニア・シルフィオ

 シルフィオ家の当主。前巫女。常に微笑みを絶やさないおっとりとした雰囲気に反して強者との戦いを求める戦闘狂であり、シルフィオ家の屋敷の警備を自ら担っている。目的のためには手段を選ばない性格で、外交と防衛に必要であれば拷問も厭わない。しかし当主として今は保守派であるウンディーノ家に追随しており、自らを律している。

 強力な風の術を操るが、一度敗北した同じ系統の術士であるティフォとの再戦を望んでいる。


 セレナーデ・ラバック・シルフィオ

 中等部二年。シルフィオ家の巫女。幼いながらも巫女としてシルフィオ家の公務をこなす、生粋の巫女家育ちの少女。リオのことはお兄様と呼んで慕い、ヒナとは数少ない心を許せる友人関係。年の離れた兄オクタールとの関係は希薄。歳不相応に達観しており何事にも動じない落ち着いた性格だが、昔は臆病だったと言われている。

 母と同じく風の術に長け、歌で他人の心を操る特殊な術を持つ。自分の知る中で最も強い風の術士であるティフォに憧れを抱く。


 オクタール・シルフィオ

 セレナの兄であるニ十二歳の青年。当主の補佐や外交官としての仕事を務めており、いつも公務で忙しくしている。実はティターニアやセレナとの血の繋がりは無く、シルフィオ家が十二年前にあった襲撃で当主の夫トルメースを亡くしたことで、男手を補うために養子に迎え入れられた過去がある。そのためセレナに対して距離をとっていて、兄妹関係はあまり良くない。


 トルメース・シルフィオ

 故人。十二年前の襲撃で命を落とした、ティターニアの夫。国内に混乱を起こさないように表向きは病死となっている。


 ストフレッド・ケイヴ・シルフィオ

 シルフィオ家の邪霊(イビル)研究者。国内では忌み嫌われている邪霊への造詣が深い変わり者の老人。何でもハッキリ口に出してしまう明け透けな性格も相まってシルフィオ家内での風当たりが強いが、本人は気にも留めていない。先代当主から任命されたティターニアとセレナの元教育係で、二人のことを今も気にかけている。


 ミセル・トゥール・シルフィオ

 シルフィオ家分家、トゥール家の男性。パーティーの時にリオ達に最初に挨拶に来た。


 ティフォ・ベント

 元高等部二年。旧名ティフォグランデ・ベント・ドラヴィド。ドラヴィド王族ベント家の嫡子だが、政争を嫌って五年ほど前に家族と共にエレメント公国へ亡命した。不真面目かつ奔放な性格で、己の考えをもとに好き勝手動く自由人。大精霊(エレメント)の間に侵入して以来、シルフィオ家から狙われている。元ルームメイトのリオとは悪友のような関係の先輩。ホムラに冗談でプロポーズしたりヒナをデートに誘ったりと女性関係についても不誠実に見え、ロリコン疑惑もある。エスメラルダとは腹違いの従姉弟だが、仲は険悪。学長の策略によって学園を追われた後もリオ達と交流し、現在は世界平和のためと宣ってウンディーノ家に協力している。この歳にしてかなりの酒好き。

 天才的な風の術士であり、術の再現や他人に教えることも得意な理論派。呪文の詠唱を用いた「ガーンディーヴァ」は最高峰の威力を持ち、それ以外にも様々な術を扱う。


 エスメラルダ・ヴィエント

 高等部三年。放送委員長を務める。ドラヴィド王族の血を引くため、ティフォと同じく政争を避けるために公国に亡命した。優雅だが威圧感があり、他人に勝手を押し付けるお嬢様。ヒナを半ば強引に放送委員にスカウトした。ティフォとはドラヴィドにいた頃から犬猿の仲。中立を掲げる放送委員のトップだが、公国の安全のためにウンディーノ家に協力する。成績は優秀で、精霊術についても高い実力を持つ。


 カールギウス・マハセナ

 ベント家に仕えていたドラヴィド国の元将軍。ティフォ達の亡命を手伝った。現在はエスメラルダ達を狙う暗殺者などのドラヴィドからの刺客を排除する傍ら、師範としてリオに剣術を教えている。ルーヴェラントの父親だが、外見は六十過ぎに見える。

 身体強化の術しか使えないが、術の高度な応用や剣術との併用により戦闘能力は非常に高い。


 ルーヴェラント・ラ・カールギウス・オ・アイラ

 高等部三年。放送委員に所属。カールギウスの娘であり、父と共にドラヴィドから公国へ来た。エスメラルダを護衛する任務のため、中等部の頃から共に過ごしている。ティフォとは昔から仲が良く、彼とエスメラルダの関係の影響で疎遠になった今も術士としての憧れを持つ。イレアも心を開くほど明るくフレンドリーな性格。長い名前は母の実家の伝統。

 母の家系に伝わる鋼の術を操り、ハイスピードな戦闘を行う。また、父譲りの剣術も用いるため近距離戦にも強い。強者を好み、戦いを楽しむ癖がある。


 レオナルド・ラジャン・ドラヴィド

 ドラヴィド王族ラジャン家の当主であり、あらゆる分野で功績を残した巨人。九十歳を超える今も王家相談役としてドラヴィド国の舵取りをしている。ティフォやカールギウスの師匠。


 ミゲル・キリシマ

 極東統治領軍遠征隊の副隊長を務める経歴不明の軍人。階級は中佐。シオンの部下としてリオとヒナを公国まで連れてきた。その後は外交官として大使館に駐在していたが、シオンの手紙に細工をしリオ達をノーミオ家から引き離したことで怪しまれ、シルフィオ家に捕らえられている。リオとヒナを坊っちゃん、お嬢ちゃんと呼び、二人のためとして独立した行動を起こした。


 ジングウ・ミスズ

 極東統治領からの留学生。表向きは明るく友好的でクラスにも馴染んでいるが、リオを故郷を捨てた裏切り者として憎み、悪評を流す。リオに拘っているのは、心酔しているシオンの息子だから。それ以外にはあまり興味が無く、ホムラの能力の調査などの任務はおざなり。

 水の精霊術を使い、選ばれた留学生達の中でも特に強いと学園内でも有名。


 マスター

 リオが以前アルバイトをしていたレストランのオーナー。ノーミオ家によるティフォ捜索の際に店を閉めて以来しばらく身を隠していたが、その後ウンディーノ家の近くにある喫茶店で働いていたところを発見された。しかしその後再び失踪。

 公国の中心にあった街の出身で、三十年ほど前に始まった再開発により仲間と共に故郷を追われた過去を持つ。その後仲間達は何者かの教唆によって反巫女家の集団となったが、彼以外はシルフィオ家の襲撃の時期を最後に姿を消している。巫女家との関わりを嫌っているが、リオ達にも優しく接する人格者。


 トーヤ・スオロン

 高等部一年。リオ達のクラスの委員長。ノーミオ家分家の親戚であるスオロン家の次男で、ケルヤの弟。真面目で面倒見が良く、クラスに馴染めないリオやイレアのことを気にかけている。成績は優秀かつ、精霊術も邪霊討伐隊に参加できる程度の実力がある。得意な系統は土。


 ケルヤ・スオロン

 リオ達のクラスの担任。スオロン家の長男であり、弟と同じく真面目な性格。ヴィオテラの教え子の一人。土の術を使う。


 ミグヤ・スオロン

 トーヤとケルヤの父。ノーミオ家の派閥の一員であるため、リオの噂が流れた時はトーヤに関わりを控えるように注意した。


 ソレル

 リオ達のクラスメイト。女子の間ではリーダー格であり、元霊祭のクラス発表については実行委員の仕事があるトーヤに代わってまとめ役を担っている。


 スビ

 学生寮の寮母。ティフォの素行の悪さやホムラの学生時代を知る人物。


 ミカラ・ウルカニアス

 ヒナのクラスメイトで、元ルームメイト。現在は寮で一人暮らし。


 ???

 氷河の時代以前に大精霊(エレメント)精霊(スピリット)、そして精霊術を生み出した人物。リオの先祖を名乗り、たびたび夢にも出てくるがリオ自身は覚えていない。

 大精霊に残した記録により、火の大精霊が停止していることや邪霊(イビル)の由来、記憶を継承した彼の敵の存在などの知識をリオに授ける。同時に戦争への忌避感を植え付け、全ての大精霊にアクセスして記録を回収するという任務を託した。



■□■□



 元霊祭トーナメント戦日程表


 一日目


 08:00 開会宣言

 08:30 一般開場

 09:00 開会式


 10:00 1、2グループ第一試合

 10:30 3、4グループ第一試合

 11:00 5、6グループ第一試合

 11:30 7、8グループ第一試合


 13:00 1~4グループ第二試合

 13:30 5~8グループ第二試合


 15:00 1~8グループ第三試合

 16:00 1~8グループ第四試合


 二日目


 10:00 準々決勝第一試合

 11:00 準々決勝第二試合


 13:00 準々決勝第三試合

 14:00 準々決勝第四試合


 三日目


 10:00 準決勝第一試合

 11:00 準決勝第二試合


 14:00 決勝


 16:00 閉会式




 九章から始まる元霊祭のメインの日程表です。裏で他にもイベント等色々やっています。

 予選のグループはリオが1、ルーが2、イレアとセレナが6、ミスズが7です。

 また、作中では日付をほぼ明記していませんが、本編の時系列は実際のカレンダーに沿って進んでいます。暦は現実のものと同じで、元霊祭の三日間は十一月中旬の週末にあたります。

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