第65話 ヴィオテラ・ノーミオと母の過去
「それでは、今年の選抜トーナメントの代表はこの四人でお願いします。頑張って下さい」
翌々日。少し長めに設けられたホームルームの時間で、ケルヤ先生から元霊祭についての連絡と共にメンバーが発表された。
「今年、このクラスは非常に期待されています。皆さんで応援していきましょう!」
パチパチと拍手が起きる。期待と少しの羨望、一部の妬みのような居心地の悪い眼差しを受け、俺達は自分の席に戻った。
「まあ、予想通りって感じだな」
「うん。先生が一番悩んだのって最後の一人だったんじゃない?」
「確かに。俺、話した事ないからどんな人なのか知らないけど」
放課後、修繕工事中の中央棟の周りを散歩しながら俺とイレアは先程の事を話していた。放送委員のミーティングがあるというヒナを待っているのだ。
「確かあの苗字はシルフィオ家の血筋だった気がするわ。風の精霊術を使うのを見た事あるし。まあでも気にする人では無いわね」
「だよなぁ」
選抜メンバーとして呼ばれたのは、俺とイレア、よく知らない男子生徒、そしてやはりミスズの四人だった。最も気にするべきなのはこの留学生の方だ。
「同じクラスの生徒はトーナメント表が離されるから、順当に勝ち進めば上の方で当たることになるわ。決勝に近づく程注目されると思う。最初の方は観客も多くないし、同時進行だから予選みたいなものかな」
「詳しいんだな」
「もちろん。私、去年は準々決勝まで行ったんだよ?」
「え、そうなの?」
イレアは去年もクラスで選抜されたらしく、中等部の中では一番勝ち進んだらしい。とはいえイレア以上のが八人もいるとは、中々高レベルだな。
「去年は私もまだ実力が足りなかったし、それに『最強』って言われてた人がいたからね。去年、一昨年、その前と三連覇してたのよ。卒業しちゃったから今年はいないけど」
「最強、か……まさかティフォ先輩? いや、卒業はしてないし、そもそもこういうのに出る人じゃないか。有名なの?」
「ふふ、有名も何もよく知ってる人だよ?」
よく知ってる? 去年卒業して、最強レベルの、俺が知ってる人……ああ、なるほど。
「ソージア先生か。そりゃ確かに最強だな」
「ええ。でも三連覇もできたのは、同世代に他に強い人がいなかったからって言われてるの。今年の高等部四年生には注目されてる人もいないし、三年生だと放送委員の二人くらいね。二年生はあまり知らないけど、そういう話は聞かないわ。だからソージア先生が卒業した今年は、私達が注目されているの」
「さっきケルヤ先生もそんな事言ってたな」
というかイレア、あんまり興味無さそうなのにやけに詳しいな。それとも自然に耳に入って来るのだろうか。同世代の実力者というのは巫女家として知っておくものなのかもしれない。
「ただ、今年は今までとは違う。留学生の参加者がどれくらいになるのか分からないけど……きっとほぼ全員ね」
「しかも恐らく全員トップレベルか。学園としてどうなんだって感じだけど」
「学長の意向なら仕方ないわね」
そう言って修繕中の校舎を見上げる。工事をしているのは土の精霊術を扱う職人達だ。恐らくノーミオ家の息が掛かった者達だろう。留学生も、先週の襲撃も、全て学長は分かった上で受け入れているのだ。きっとこのトーナメント戦もそうなのだろう。
「なら、また特訓しなきゃな」
「うん。でもリオ」
いつか見た熱い眼差しでイレアは俺を見据えた。
「もしリオと当たったら、私が勝つから」
そう。これは団体戦ではない。一対一の戦いだ。俺は久しぶりにライバルとしての彼女を思い出した。
「いや、俺が勝つ。俺と当たる前に負けんなよ?」
「そっちこそ。……あ、そうだ。ルールって聞いてる?」
「いや、聞いてないな。精霊術を使って戦う、くらいだろ?」
「それはそうだけど……武器を使った直接の攻撃も禁止なの」
「え?」
……厳しい戦いになりそうだ。
「ごめん、お待たせ~」
「お疲れ様、ヒナちゃん」
「随分長かったな。何かあったのか?」
予定の時間を大幅に過ぎて、車の中で待っていた俺達の元にヒナがやって来た。クタクタな様子である。
「ううん、単に長引いただけ。留学生がいるから警備を厳重にするとか、準備期間とか当日に邪霊が出た時の対応をどうするとか、そういう話があってね」
風の精霊術を使う放送委員は、その殆どがノーミオ家派閥に属していない。そのため委員長を筆頭に留学生に対して懐疑的な立場なのだ。対策のために臨時実行委員も例年より増やすので、それらを指揮するヒナ達は更に忙しくなるらしい。
「ねー、お兄ぃも実行委員やってよー」
「めんどくさいからいいや」
「ごめんねヒナちゃん。元から放送委員の人は別だけど、トーナメントの代表は当日に動けないから基本的に実行委員になれないの。私も無理かな」
「えーー」
更に項垂れるヒナ。可哀そうだが、俺としては断る口実が最初からできていてホッとした。
「そっかー、残念……。トーナメントね、うちのクラスは二人出るんだけど一人が留学生の男子で、もう一人がシルフィオ家の女の子だったよ。この前のパーティーで挨拶に来てたんだ。わたしも出ないかって先生に聞かれたけど、断っちゃった」
「やっぱりか。ていうか四人出さないんだな」
「中等部も一クラスから四人まで出せるけど、殆ど二人ね。実質高等部の大会だから。私が中等部の時も毎年二人だったわ」
「なるほど。じゃあ中等部が三学年で十五クラス、高等部が四学年で二十四クラスだから、えっと……百二十六人、か?」
「去年もそうだったけど、トーナメントの調整で百二十八人にすると思うわ。中等部で三人出るクラスも作るはずよ」
「それで留学生は十五人くらいだっけ? 中等部からも出すくらいだし、全員出てるかもね」
数の上では八人に一人だが、実力的には全員一回戦くらいは勝ち抜けるだろう。体感ではもっと多くなるはずだ。
「でさ、お兄ぃは大丈夫なの? 剣使えないんでしょ?」
「だよなー……接近戦が禁止されてる訳じゃないから、戦法を考えないと」
「射程無いもんねー」
あれこれ話している内に家に着いたが、解決策は浮かばなかった。
しかし幸か不幸か、この悩み自体は予期せぬ形で解決するのだった。また別の問題を連れて来るとはいざ知らず。
■□■□
「書状? ノーミオ家からですか?」
「はい。リオ様宛でございます。他にもありますが、まずはこちらを」
翌日。学園から帰って家に着いた俺に、ソフィーさんが一枚の封筒を手渡した。細緻な紋様の封蝋が施された、綺麗な封筒だ。
「お兄ぃ何それ?」
「ノーミオ家からだって。ちょっと怖いな」
覗き込むヒナとイレアにも見せ、意を決して封を剥がす。中からは力強い達筆で書かれた書状が出てきた。
「えーと、『ウンディーノ家次期巫女 リオ殿 貴殿をノーミオ家本邸に招待致す。当家の大精霊との謁見を許可する。以下の日時に来られたし――』って、えっ?」
内容は極めて簡潔であり、他意を疑いようも無い。土の大精霊との対話が許可されたのだ。末尾には「ヴィオテラ・ノーミオ」と署名と捺印がなされている。学長の名前が、だ。
「……あの学長が?」
「えっ、嘘? ノーミオ家が!? お婆様からは何かありますか!?」
「こちらを」
またもソフィーさんが封筒を取り出す。ノーミオ家のものよりも簡素な、ウンディーノ家内のやり取りに使われる通知書の封筒だ。
「こっちは……『先日リオさんから依頼されていた、ノーミオ家の大精霊との謁見が許可されました。そちらに正式な書状が届いているでしょう』」
リギスティアさんからの手紙とノーミオ家の書状を見比べてから、お互いに顔を見合わせる。余りにも予想外の事に困惑している俺達だが、リギスティアさんも同じらしい。
「続き読むぞ。『これからの両家の良好な関係を築くため次代の巫女を招待する、とヴィオテラからは手紙で伝えられましたが、真意は違うでしょう。恐らくは極東軍――シオンさんからの指示と考えられますが、それを確かめるためにもリオさんにはノーミオ家へ出向いて欲しいです。こちらからは既に了承の意を伝えました。宜しくお願いします』……だってさ」
「そう、あの学長が……」
何と言うか、正直サラマンド家の方より期待していなかった。しかし……母さんの名前が出てくると納得してしまう。この間の式典の前に「俺の事はただのウンディーノ家の次期巫女として扱う」と言われた手前、やや複雑だが。
「それでお兄ぃ、いつなの?」
「今週末……もう明後日か。何も書いてないけど、迎えとかが来るのか?」
「ウンディーノ家の方で送迎をお出しすると伝えられました。リオ様だけですので、支度は私の方でさせて頂きます」
「分かりました。そっか、俺一人なのか」
ちょっと、いやかなり心細いな。今までそういった時にはリギスティアさんやウンディーノ家の人が付いてくれたのだが、果たして一人で大丈夫だろうか。政治的な駆け引きも腹芸もできない俺だけで海千山千の学長に太刀打ちできる気がしない。
「リオ様、本家からのお手紙はもう一通ございます」
「ありがとうございます。どれどれ……」
更に渡されたもう一つ封筒には、少し紙質が違う、細かい文字で書かれたものが数枚入っていた。字からして別の人が書いたものだろう。内容は……おお、正に俺が欲しかったものだ。
「そっちはなんて書いてあるの?」
「詳しく読まないと分からないけど、『対・学長会話シミュレーション』だな。何言われたら何て返せ、みたいなテンプレが詰め込まれてる。面接試験の教材みたいだ」
まあ面接なんて受けた事無いけど。いや、マスターの所のバイトでも一応あったか? あれは数には入らないか。暫く会ってないけど元気かな、マスター……
「じゃあお兄ぃはそれで勉強だね。責任重大だー」
「ちょっ、やめてヒナ。割とマジで怖いんだから」
「敵地に一人、ね。私は行けないけど応援してるわ」
「イレアまでやめてくれよ……」
二人とも冗談半分だが、俺は既に心臓がバクバクいってる。コミュ強のヒナや一対一なら問題無いイレアとは違うのだ。自分の出した要望ではあるが、次期巫女として初めての一人での仕事になるのだろうか?
「当日は謁見が終わり次第ウンディーノ家本邸へ直行し、ご当主様に報告なさる予定です。お帰りは遅くなるかと」
「分かりました。支度お願いします。じゃあ俺は夕飯までこれ読んでくるから」
俺は自室に籠り、あらゆるテンプレが記されたシートを熟読した。学長以外に対しても使えそうなので、ここらで勉強しておくのが良いのかもしれないな。
それから俺は時間を見つけては学長との会話をシミュレーションした。今更相手の顔色を伺うような関係では無いので、如何に面倒な言質を取られないか、如何に不利な発言をしないかが重要だ。もっとも、学長は誠実な人ではある。あからさまに厭らしく言葉尻を捕らえたり圧力をかけたりはしてこないだろう、というのが著者の見解だ。また、俺一人に高度な駆け引きや成果は端から求めておらず、ケチさえ付けられなければ良いとも。この所々に見られる棘のある表現、きっと書いたのは宰司だな。
そして来たる土曜の昼過ぎ。式典の時ほどでは無いものの、皺ひとつ無い礼服を身に纏った俺は、送迎の霊動車が丁度到着するのを窓から見た。
「よし、じゃあ行ってきます」
「行ってらっしゃい、リオ。頑張ってね」
「なんか分かったら聞かせてねー」
「ああ、勿論。それじゃあまた夜に。行ってきます、ソフィーさん」
「はい。行ってらっしゃいませ、リオ様」
たった一人で敵の牙城に乗り込むような心地で、俺は後部座席に乗った。
■□■□
「よく来たな……次期巫女殿」
「お招き頂き光栄です、ヴィオテラ様」
「ああ。今日はそちらの要望に応えるに当たり、招待させてもらった。どうぞ肩の力を抜いて欲しい」
応接間に招かれた俺は、程なくしてやってきた学長と初対面のような挨拶をしていた。リラックスなんてできるか。互いに目も合わせぬまま、暫しの時間が過ぎる。
が、彼女の方も痺れを切らしたようで、大きく息を吐いてから背もたれにどっかりと体を預けた。
「――ったく、調子狂うな。おい坊主、その話し方はやめろ。私も撤回する……前に言った、お前をアイツの息子として扱わない事をな」
その言葉で俺は、この件に母さんが関わっている事を確信した。同時に、彼女程ではないが体の緊張を解く。
「分かりました、学長……でいいですか?」
「構わん」
やはり彼女は直情的な人間だ。母さんの声掛けがあった上で、今更俺を別人のように扱うのは無理なのだろう。そういう人柄自体は好感が持てる。
「それで、何故ウンディーノ家次期巫女の俺に、ノーミオ家の大精霊との謁見を許可したのですか?」
「元々そんな気は更々無かった。が……シオンの頼みだ。そもそも向こうは最初からそのつもりだったようだしな」
アッサリと母さんの事を白状する学長。元から隠す気も無かったのだろう。
「母さんは何と?」
「お前に、大精霊と対話させろと。それだけだ。理由は聞いていない」
「……学長は、なんで母さんの事を信頼してるんですか? どうして、母さんの言う事に従ってるんですか?」
「アイツには、恩義がある。ノーミオ家としても、国としてもだ。それと従っているんじゃあない。アイツとは対等だ」
それ以上は話さないと言外に感じ取った。まただ。この人も、リギスティアさんもそうだ。母さんに対して謎の信頼があり、俺にはその理由を隠している。
「母さんは、この国で何をしたんですか?」
「それは機密情報だ。話せない」
「隠すのは、俺が相手だからですか?」
「……そうだ」
この時点で、必死に詰め込んだ会話シミュレーションは俺の頭からサッパリ消えていた。今の学長と話すには、俺自身の言葉しかない。
「お前の母親は、この国で大きな功績を残した。その上でいくつかの取引があり、彼女が望んだものの内二つが『個人的な大精霊の利用権』と『今後指定した人物に対する秘密の保持』だ」
「それは、俺に対してって事ですか」
「恐らくそうだ。その時はお前もまだ生まれたばかりだったがな。彼女が何を思ってこの条件を付けたのかは知らんが、どこで線引きがされているのか分からない以上、私からお前には何も話す事はできない」
「そうですか……」
今の話と、これまでに俺が知った情報を組み合わせると、母さんの意図が分かってくる。
母さんが昔この国でした仕事。それは大精霊に関するものだ。学長とリギスティアさんが恩義を感じる共通項としては一番大きく、俺に大精霊との対話をさせる事にも繋がる。
極東軍の精霊術の研究者として公国に来た母さんは、大精霊かそれに関わる何かの研究をしたのだろう。その結果として公国・巫女家に何らかの利益があった。またこの過程で当主の二人とも知り合ったのだ。恩義とまで言うからには、深い関係だったに違いない。
その間に、ウンディーノ家の男性と知り合う。俺とヒナの父親だ。そして俺が生まれ、しばらくして母さんは極東に帰った。この時既にヒナが母さんのお腹にいて父親は公国に残ったのか、それとも母さんと一緒に極東に渡ったのかは分からない。どちらの可能性もあり得る。
俺の知る母さんは極度の秘密主義者だ。それは昔から変わっていないだろう。生まれた俺に対して、自分の仕事を隠そうとした。取引によって自分の仕事を隠し、父親も隠し、無知なまま俺を公国に送った。巫女の力を持つ俺を。
「母さんは――」
母さんは当初、俺を学長に預けるつもりだった。そして俺には何も知らせずに大精霊と対話させるつもりだったのだろう。学長からの紹介と母さんからの要望があればウンディーノ家の方も可能だ。恐らくシルフィオ家もサラマンド家も。母さんは俺を利用しようとしていた。いや、今も尚だ。
しかし予定は狂った。手紙に細工がされ、俺は学長にあまり接触しなくなった。そして何の因果か、ノーミオ家と対立するウンディーノ家に婿入りとなった。ミゲルさんがどこまで知ってどこまで想定していたのかは分からないが、俺がノーミオ家側に付くのを危惧したのだ。彼はまだ何か隠している事がある気がする。後でリギスティアさんに言って会わせて貰おう。
「母さんは、俺達を利用している。学長も、リギスティアさんも利用されてる。母さんは大精霊が目的なんですね?」
「……ああ、そうだ。だが、これは取引だ。我々は彼女に対価を支払っているだけだ」
「そんなの俺には関係無いです。それに、母さんは大精霊を使って何をしようとしてるんですか? 分かっていて手を貸してるんですか?」
「『この広い世界の発展のため』――シオンは、そう言っていた」
「……っ」
世界は広い。母さんの口癖を思い出す。なら母さんは、本当に世界の発展のために、大精霊を? 俺を公国に?
――戦争を?
「……そのために、戦争を、侵略を許すんですか」
「言っただろう。ドラヴィドとの戦争は過去の因縁を晴らすためだと」
「そっちもですけど、違います。俺が言いたいのは極東との戦争です。これは極東が公国を侵略しようと戦争を起こしてるんです」
「物は言い様だ。軍事提携という言葉くらいお前なら分かるだろう」
権力者を内部から掌握し、血を流さずに侵略する。歴史にはそういった戦争もある。この国は極東軍……ミヅカ・シオンによって今、正に侵略されているのではないのか?
「公国とドラヴィドの戦争を煽っているのも極東なのは学長も分かっていますよね?」
「舞台を整えて貰っているだけだ。我々が負ける道理は無い」
「勝ち負けではなく、戦争を起こす事自体が目的だとしても?」
学長は口を噤んだ。彼女も分かっているはずだ。このまま極東の言いなりになれば、巫女家も、大精霊も、主導権を渡してしまう事に。それでも尚彼女はドラヴィドへの復讐を優先すると言うのだ。十七年前の戦争は、それだけ根深い。母さんはそれを知って利用している。
「極東側の意向もノーミオ家の戦争急進派も蔑ろにできない、学長にも立場があるのは知っています。それでも……もう一度、考え直して欲しいです。お願いします」
「……それは、ウンディーノ家としての発言か?」
「いえ。俺自身の、ただのミヅカ・リオとしての考えです」
「なら、この話は終わりだ。本題に入ろう。付いて来い」
これ以上は無駄だとばかりに学長は立ち上がった。大精霊の所へ案内されるのだろう。
今、彼女の考えに変化があったのかは分からない。しかし俺が入学した当初は、戦争には反対の考えだったはずだ。変わったのはこの半年の間。母さんが俺を公国に送ってからだ。
「……分かりました」
やはり俺に必要なのは、ミヅカ・シオン本人の考えを知る事なのだろう。




