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お茶は利尿作用があります。

スミスさんはいい人だったようです

「スミス殿!ありがとうございました。これが頼まれていたミニチュア台所セットになります。」

「うん、よくできているんだな。この調子でお願いするんだな。それはともかく、その子は誰なんだな。」

「あ、この子は新しい売り子のるーたんです。」

「ふぉおおお、かわええのう。」


るーたんは、とことこ歩いて行き、スミス殿の手を握った。


「パパをこれからもよろしくね!」


すると、スミスはポロポロと涙を流し始めた。


「うう、みんなキモいとか汚いとか臭いとか言ってぼくをむしするんだな。でもそんなつもりはないんだな。ノータッチなんだな。」


しまった、実はこいつは本当は心がピュアな素晴らしいヤツだった。外見だけは美少年の俺とは反対だった。


ちょっと待て?交換スキルでこいつと中身をいつか交換したら面白いかも。でもこいつが中に入ったらもっとハーレムメンバー増えそうだからやめておいた方がいいかもしれないけど。


「パパー?なんでこの人、ないてん?」

「それはるーたんの心がきれいだからきれいな心のこのお兄ちゃんにも伝わるんだよ。」

「ふーん。これからもよろしくね。」

「ふぉおおお!るーたんのためなら死ねる!」


お。本当だな。


そして、俺は新しい人形をお願いした。



そろそろ常連はさすがにガチャをコンプしたので、今度は、飲み物につけることにした。これは、ちょっとパクって、カップのしたやはしっこに猫ちゃんがいるというあまり有用性はないがとてもかわいいフィギュアに仕上がったような気がする。


これも日本の緑茶とほうじ茶を普及させるためだ。サーシャ達に飲んでもらったら、いまいちだと言われて、考えた手法だ。こちらの人たちはやはり甘くないとお茶などは飲みたくないらしい。しかしだ、これなら、猫まんまや、おにぎりにあうということを理解してもらえれば、絶対需要が高まるはずだ。


結果は、大成功であった。そしてこの地に、やっと日本の緑茶やほうじ茶が普及したのだ??


「タクト殿、もう4杯ついかだ!このセットもコンプしなくては」

「私もです。タクト様、ケイト様には負けられません。」


そして、飲みすぎてお腹がタプタプになった常連のトイレを待つ長い列ができたのであった。


トイレ増設するべきか??????


ダイエットに最適・・・・・なのでしょうか?

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