のぞみちゃんともう一人のお嫁さん
鈍亀です。暑いです。これも短いです。すみません。
「くはは!やっぱり、俺の方が全然はやいぜ!な、うなぎ!」
「まあね。」
宅配便の仕事が大繁盛だ。隣の国への電車も通じて、貿易量が増えたおかげか、宅配便の仕事もぐっと増えたのだ。そこで、俺は、さらにもう1人猫ちゃんを召喚した。今度は、こだまちゃん。可愛い黒猫で、なかなかキュートな美猫だ。ひかりちゃんもこだまちゃんものぞみちゃんには、かなわない。
「先輩、すっごい!」「さすがですわ!あなた!」
「くははは!褒めろ、褒めろ!まあ、ひかりとこだまじゃ、のぞみには勝てねえぞ!」
「残念です。」「あなたすごい!」
「よしよし、ははは、俺のお嫁さんにしてやろうか、並べ並べ!」
「はい。」「もう、お嫁さんなのに???」
「・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
俺は何も知らない。なにもみなかった。ギギギギと、ひかりちゃんが、こだまちゃんと、のぞみちゃんを見る。あ、血の雨がふる・・・・・・。
「こだまちゃん。のぞみちゃんは、私の夫なの!」
「でも私も並んだので、私も妻です!そうなのです。そう決めました!」
「神様〜!」「神様!」
俺は、逃げようとしていたのに、呼ばれて固まってしまった。えーと。
「どう思います!」「神様のご意見を!」
俺は、胸を張って言った!
「えーと、のぞみちゃんに聞いたら。のぞみちゃん次第だと思うよ!」
くくく決まった。
「ちょっと待ってください。よく考えたら、神様にもたくさん奥さんがいらっちしゃるので、私が、奥さんになっても、いいような気がします!」
こだまちゃんが言ったすると、少し考えて、ひかりちゃんも、同意した。
「た、確かに・・・・・・。」
そして、ずるずると、のぞみちゃんは、ひかりちゃんとこだまちゃんに、両手を取られて引きずられて行った。これが本当の両手に華だ。くくく!
「見ましたか。今の!ご主人様!」
ミリカがいきなり俺の耳元でささやいた。
「面白いね。ボク、いろいろ学んだヨ!」
シェールが反対側の耳元でささやく。
そして、俺もズルズルと引きずられて行った。なぜだ!理不尽だ!
これからもよろしくお願いいたします。