表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
263/290

タクト再び女性になる

亀です。すごく短いです。すみません。

「えーと、だからさ、どうして、こんなことになるかな。」


俺はスーザン博士が作ったジュースを飲んで、昏倒してしまったのだ。そして、目覚めて俺は、ちょっと驚いた。えーと、ついているべきものがついていないのだ。しかも声が高くなっている。


「だって、私のダーリンと同じ顔。耐えられないからあなたの方を女に変えた。」

「ちょっと待て〜!俺の方が、本体だゾ!」

「そんなこと、私には関係ない!私にとっては、ダーリンこそが唯一の男性。ダーリンラブ!」


えーとごめんね。俺が、俺と同じ顔をしているのは俺のせいではありません。しかし、スーザン博士、こんなやつだったのか。もう!


「とにかく、私がこっちに来ている時だけは、女性になってもらおうかと・・・・」

「・・・・ちょっと待て!これからもこれを続けるつもりなの?」

「もちのろんよ!」


俺は頭を抱えながらカフェに出た。すると、なぜか、男性の目が熱い。ちょっと待て!うーん、このねっとりとした視線。見ていないフリをして、絡みつく視線。気持ち悪い・・・・・。前にも女性になった時に感じたのだが、こっそり見ても女性は絶対気がついているゾ。特に胸や足腰に絡みつく視線が気色悪い。俺は絶対、こういう目で女性を見ないようにしよう。


俺は、神殿なら女性に対してじろじろ見つめる男性はいないだろうと思い、シフトを変えてもらった。ところが・・・・・・。あいつら、神殿でどんなこと考えて嫌がるんだ。神殿のゆったりとしたドレスをねっとりと視線が絡みつく。あいつら、いつか、泣かす。神罰を与えてやる!特にイケメンと呼ばれているやつらの目が気持ち悪かった。俺がぐったりと疲れているとぴょん子さんが入ってきた。


「おや、店長殿、どうしたんです、今日は。コスプレですか。」

「いや、スーザン博士に女にされた。」

「おお、それだったら、メイドカフェで働いたら、いかがでしょうか?」

「えー、猫カフェや神殿で、これだぜ!メイドカフェなんて・・・・。」

「まあまあ!」


ということで、メイドカフェにいったら、なんと、おたくっぽい男性達は、シャイで、こちらをマジマシとみてこないので、視線が全く気にならない。しかも仕事はとってもライトだ!グレート!これから、俺は、女にされたら、メイドカフェで仕事をするに限ると心に刻んだ!ってちょっと待て!俺は女にならんぞ!


夜、男性に戻ってハンモックでやさぐれているとミリカがやってきた。


ごめんよ、ミリカ、今まで胸ばかり見ていて。しかし、なぜか、俺の目はスイカに吸い寄せられてしまう。俺のバカバカバカ!


俺が落ち込んでいると、ミリカは、そっと、俺の頭を抱き寄せてくれた。ああ、スイカが気持ちいい、じゃなくて・・・・・・。


「ごめんよ、ミリカ、こんな俺で。」

「ご主人様、ご主人様はちょっとHなぐらいでちょうどいいです。」

「でも、もうできるだけ控えるよ・・・・・・。」


俺たちは、それから一緒にハンモックに寝そべって星座を一緒に数えた。そのあと、他の女性達から嫉妬されて、ハグされたのは、もちろん内緒。


いつもお読みいただきありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ