ガ、ガブちゃんが立った!
亀です。BSでハイジを見たのですが、なぜか某家庭教師のCMにしか見えなくなった自分がおりました。再びジムリーダーの地位を引きずり下ろされました。なぜですか・・・・・。いえいえ、ポケモンなんてやっていないんです!まだ集め終わっていないなんて、口がさけてもいえないんです。はっ!錯乱しておりました。
今回も短めですが、よろしくお願いいたします。
「ダ!ダァ!」
ガブちゃんがなぜか得意げである。見ろ見ろ、というように、こちらを見て、誇らしげだ。
「ダ!」
褒めろ褒めろ、というように胸を突き出している。なんだなんだ?
「あああ、ガブちゃんが自分で立っている!!」
シェールが驚愕の声を発した。うん?それがどうしたんだっけ。
みると確かにガブちゃんは、自分で立っている。足がガクガクブルブルしているが、自立している。しかし、ちょっとしたら、ぺたっとハイハイポジションに落ち着いてしまった。
「ダ・・・ダァ・・・・」
悲しげにガブちゃんが呻く。
おおお!いつもふよふよ飛んでいたから、歩かなくてもおかしいと感じていなかったのだが、そう言われてみると、自分で立ったことがなかったような気がする。それどころかハイハイだってしていなかったから、ハイハイポーズもレアで貴重だぞ。あれ?レアって貴重っていう意味だっけ?まあ、いいか。
「ダァ・・・・・・」
弱々しくガブちゃんがこちらを見て訴える。なになに?手を持って誘導しろだと。透明な手で、誘導しようとしたらミリカにこっぴどく怒られた。
「こういうものは、親が付き合ってあげなくてはいけません!」
そこから、ガブちゃんのトレーニングが始まった。
「店長、お店のことは心配しないでガブちゃんに付き合ってあげてね。」
ケチャもサポートしてくれるらしい。だったら、こっちをやってくれ。なぜならガブちゃんが小さすぎて、両手で誘導すると、前かがみになって運動不足の自分には、大変辛いポジションになるのだ。
「ダ!ダダダダダ!」
わかった、ちゃんとやるから、怒るなよ!
俺は、後ろ向きになって、両手でガブちゃんの手をとって、後ろに後ずさりながら、腰痛と戦った。
「ダ・・・・・ダ・・・・・ダ?」
なぜうまくいかないんだ、とガブちゃんにも疲労と焦りの色が見える。うーん。いくら性能が高くても、体は赤ちゃんだし。仕方ないよ。ゆっくりやろう。
そう思っていた時もありました・・・・・・・。
「ダダダダダダダ!」
ガブちゃんが、嬉しそうに、早歩きを始めた。おかげで、俺は、ガブちゃんの両手を握ったまま、えらい勢いで後ずさりをしなくてはならない。ひぃいーーーーー。
「あ、タクト殿居たんだな。これ、もってきたんだなぁ。」
スミス殿が、手押し車をプレゼントしてくれた。こ、これは?
「これを自分で押して歩いていると、ガブちゃんの足が鍛えられるんだな」
次の日から、自由自在に、手押し車を押しながら楽しげに家の中を早歩きで散歩するガブちゃんの姿があった。それを見ながら、俺は、のぞみちゃんに腰を踏んでもらっていた。
「こんな若さで腰痛かよ、うなぎ。鍛えかた、足らんのと違う?」
「うううう。お、俺もそう思います。の、のぞみちゃん、もっと右を重点的にお願いします・・・・・。」
練習は腰にくるんだな、と楽しそうにダダダと言いながら散歩するガブちゃんを見ながらため息をつく今日この頃であった。皆さん、おげんきですか・・・・・。
ブログやツイッターで、1回目でエスカマリが出たという自慢を見るたびに怒りにふるえて、サイ・人化しそうになる自分がおります。はっ!錯乱してしまいました、すみません。
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