コジローの子供達!?
獣神祭もゴッドフェスも爆死でした。亀です。皆さん、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。ちょっと今回は短めです。よろしくお願いいたします。
「タクしゃま!」
急にコジローが現れた。あれ?ちょっと大きくなってる?
「未来からきたの!それより、助けて、子供たちが旅立てないの!」
うーん、子供?あの可愛かったコジローの子供。俺は感慨にふけった。
「そんなことを考えていう場合じゃないの!一刻を争うの!」
俺たちは、時間と空間を跳躍した。うーんさすが神。
そこには、美しい女性がいた。あれ?誰だっけ。俺こいつ知ってるぞ。コジローと一緒に、出て行っちゃったけど、猫カフェも手伝ってくれていたよな?
「お久しぶりです。小さいタクト様、プリンルでございます。大きい方のタクト様とは昨日お会いしたばかりですが、小さい方のタクト様にお会いするのは、何年ぶりでしょう。」
俺は頭の中が????でいっぱいになった。
「ああ、そうでした。小さいタクト様は、まだ呪いがあったのでしたね。失礼いたしました。」「タクしゃま。大人のタクしゃまが、小さいタクしゃまに頼むように言ったの。」
コジローは、小さな子猫を愛おしそうに描き抱いている。
「ココジローなの。」
えーと、どこから突っ込んでいいものやら。長男らしいのにジローとなってるのも、そうだし、コがふたつ重なっているのもどうかと思うぞ。
「おっきなタクト様にお見せした時も同じこと言われたの。」
いや、言っていないから。頭で考えていることだから、って。そうか、神様だから、もうなんでもわかるんだな。ヤベープリンルのこと忘れていたことバレたな。ごめんよ。
俺は、ココジローを受けとった。こ、これはすごい、どんどん力が抜けていくが、全然、満タンにならない。俺はほとんどすべてを抜き取られたが、まだまだ、神になりそうもない。
「パパー、ママー」
お、でも話せるようになったな。
「コ、ココジロー、タクしゃまのおかげで喋れるように!」「ココジローや。」
プリンルは、はらはらと涙を流した。
「まあ、長丁場になりそうだけど、なんとか付き合うよ。2、3日で、神化するさ。」
そう思っていた時期が私にもありました。
子供が1人しかいないのに、『子供たち』、と最初にコジローが言ったのを疑うべきだったのです!
結局、丸々6年かかりました。いえ、ココジローは、1年もせずに、神化しました。しかしです。その後、子供たちがポロポロ生まれて、結局6年いることになったのです。
「ちいさいタクしゃま、ありがとー」「ありがとう存じます。」
二人に見送られて、俺は、帰って来た。
温泉でのんびりしていたら、みんなが乱入してきて、結局休めなかった。俺の休みはどっちだ!!!
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