るーたんお部屋を所望する
風邪がぶりかえしました。とほほでふ。亀更新申し訳ありません・・・・・・。
「うまうま、うまうま!パパー、このお芋さん、うまうまなん!」
るーたんが焼き芋を頬張りながら、話す。ちょっとカスが飛び散ってきちゃない。しかし、るーたんよ、神は食べ物も飲み物も必要ないらしいぞ。
食いしん坊のるーたんは、神になろうが、悪魔になろうが、食欲旺盛なのに変わりないだろうな。しかし、猫ちゃんも美味しいものをたべると、うみゃあうみゃあ言ってたべるけど、るーたんも同じだな。
「もう一本焼けたん。焼けたん!ぽちの分もあるん!」
るーたんは、二本手にとって、小さい方を更に半分にして、ぽちの分、といいながら、下において、残りの1本半をかじりだした。
うーん、ちょっといやしくないか。神さまにしては。
うみゃうみゃ食べ続けるるーたん。は、っとしたように俺に気がついて、ぽちのための半分を更に半分にすると、俺に差し出した。
俺が、頭を横に振ると嬉しそうにその四分の一ほどの芋をうまうまと食べ始めた。ぽちの分じゃなかったのか?結局ぽちに残ったのは、残りの四分の一だけだった。かわいそう。
向こうから、コジローが走ってくるのが見えた。迎えがきた。
「タクしゃま、スミス殿が用意ができたって!」
そうなのだ。今日は、スミス殿はラムダと一緒に、門の隣の土地の基礎を打ちに行っているのだ。で、いよいよ、地下室を作ろうと思ったのだが・・・・・・・。
「私たちも、部屋が欲しいです。」「同感です。」
なぜか、アテナ様、アルテミス様も、地下室に部屋を所望された。
「ええ??今、温泉の上に立派なお部屋が・・・・」
「それは、それ!」「これはこれです。」
うーん、わからん。でも仕方ないか。
「パパーるーたんたちもお部屋欲しいん!」「部屋が必要だ〜!」
るーたんとぽちまで部屋を欲しがった。まあ、門の隣なんて、最高のロケーションだしな。
「私は、オペラが練習できるスタジオスペースが欲しいです。」
ミリカまで、わがままを。
こうなったら、全員分+の部屋を作るか。
設計図を引いたら、地下5階、地上3階の建物になりそうだ。地上3階以上だと目立つから、どうしても、階下に伸ばさなければならないんだよなぁ。
俺はため息をついた。
「タクトとかけて、亀と解きます。」
「はぁ、その心は?」
「どちらものろいでしょう。」
そうなんだよな、俺、呪い状態だから、運がそんなによくないのかもね。
「うんならるーたん、たくさん出るん!」
マジか?それより、俺の思ってること、るーたんも読めるようになったん?あ、るーたんうつったん!さすが神。
「るーたん、髪ふさふさなん!えらいん!ぽち、ほめて、ほめて〜」
二人は、幸せそうに転がり回ってる。ま、いいか。
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