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タクト仕事に追われる

いつもありがとうございます。

俺はスミス殿とラムダとうんざりしながら、スミス殿の工房でミニチュアを仕上げていった。神殿の中にこんなものがあるとはお釈迦様、もといアテナ様でも気がつくめえ、ってそういえば、了解とっておいたんだっけ。


「ぶ、ぶつぶついう前に手を手を動かすんだなぁ。」

「どこかで見たことがあると思ったら、これ、王様じゃねえか。こっちは王妃様。俺、もうすぐでロイヤルファミリーの人形コンプしそうだよ。今度モデルになってもらいたいよ!」

「ぼ、僕としては、このケイト殿が次の号の表紙がいいと思うんだな。」


ケイトめ、いつの間に集め始めたんだ?あ、そういえば、コジローストラップのフィギュアのサイズにぴったりだから、コジローハウスにできるって、叫んでいたような気がするぞ。まさか同じ作者だとは気がついていないだろうな。


「ちょっと眠くなってきますしたし、お腹も空いてきましたね。」

「そ、そうなんだな。」


俺は持っていた冒険者飯を渡したが、その時、スミス殿に、おにぎり食べたいんだな、っていってもらいたくなって誘惑に打ち勝つのに相当時間を要したのは内緒。


「それにしても大ヒットですね。全然もうけがないですが。」

「い、いいんだな。これこそ、望むところなんだな。ぼ、僕の願いは、この人形たちが普及することなんだな。」


その時、後ろから声がした。


「ととのいました。神殿に必要なものとかけまして、食べ物を勧める人と解きます。」

「そ、そのこころは?」

「どうぞう(銅像・どうぞ)」


その瞬間スミス殿が狂ったように笑い出した。そして、息も絶え絶えになって苦しがっているが、まだ笑い止まない。ちょっとドン引き。なぜかアテナ様もドン引きしている。


「ど、ど、どうぞう。ひひひひひひひひふふふふふふふふうふふうふうううううう」


これ以上笑ったら命にかかわる。俺はアテナ様とスミス殿の接触を禁止すべきか悩んだ。


「わ、わ、わ、わかったんだな。作るんだな、銅像。これが終わったら。」


ということで、スミス殿はアテナ様とアルテミス様の御神体を作ってくれることになった。まあ、ラムダがいるからなんとかなるか・・・・・・な?


これからもよろしくお願いいたします。

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