えーと?誰?
メイドカフェは、高すぎます!
朝だ。やばい、ミケの猫パンチが来る!しまった!しかし、代わりにきたのは、デコピンだった?枕元には、かわいい女の子。えーと?誰?
「タクト、早くご飯ちょうだいよぉ。」
うーん、誰?
「お腹すいたのにゃ」
「ミケ!お・前・か!でも、その姿はどうした。」
「言ったのにゃ。あんたの子供を産んであげるって」
「ノーサンキュー」
「って、どうして英語にゃ???」
「って、ミケ、お前英語わかるのか!どんだけ性能高いんだよ、びっくりだよ」
よく見たら、ミケの可愛らしいかっこう、どこかで見たような!ひ・ら・め・い・た!
「ミケさん、ミケさんや」
「な、なににゃ。急に猫撫で声出して気持ち悪いにゃ!」
まあ、相手が猫ちゃんだから、猫撫で声は、当然だけど。
「メイドカフェって知ってる?」
ミケさんのかっこうは、メイドカフェに最適だった。
美少女+猫耳+尻尾、そして、メイドのかっこう=お金!
み・な・ぎ・ってきた〜!!!これでかつる!
「タ、タクト、目が怖いよ!」
「ふふふふ。この猫カフェメンバーで、ミケ以外でも人化できる?」
「半分は、できることはできるのにゃ」
そうか。6名は、これで確保!レベル90の俺なら、もう足りなくなった猫カフェの6名の猫ちゃんの召喚など朝飯前だ。
そして、俺ってば、メイド(猫)カフェ「ミケ」のオープンをすることを決意したのだ!
召喚士として稼げないんだから、メイドカフェで稼いでもバチはあたらないよね。ね!
階下から扉をドンドンたたく音がする。
「タクト殿、早く、店をあけてくれ!」
またケイトかよ!
メイドカフェ、経営したら、もうかるの?