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異世界猫カフェ「たま」〜どうしてこうなった

猫カフェ好きですか。

「マスター、今日の売り上げが入った金庫の鍵ここに置くかんねえ」隣の家のランちゃんが、片付け物を終えて声をかけた。ランちゃんは、まだ9歳ながらも、立派に店員として働いていてくれる。彼女の給金は実は、自分の可処分所得より多めにしているのは内緒。


「はいよ〜、ありがとう、マリアさんによろしくねぇ。」


マリアさんは、ランちゃんのお母さんだ。といっても、まだアリアさんも26歳ぐらいで、まだまだお姉さんっぽいのであるが。


今日も、終わりかあ、やれやれ。こっちも洗い物をやっと終えたところで腰がいたいよ。


「じゃ、にゃんちゃん達〜、また明日ねえ。」

「にゃーん」「にゃにゃー」「にゅー」と、可愛く猫もランちゃんに挨拶する。


にこっと笑って手を振ってランちゃんが外に出てドアをしめる。ここ猫カフェ「たま」の1日もやっと終わった。やれやれ。


ランちゃんがいなくなったとたんに、猫達がよっこらせ、という具合に立ち上がってこちらに歩いてきた。


「なあ、マスター今日は、冒険者のむさいおじさん達に撫でくりまわされてつかれたから、いいお肉をよろしく〜」「しくよろ〜」「よろ〜」


こいつらは、実は俺の召喚獣だ。猫だけど。しかし、召喚獣なのに、この俺にいつも命令ばかりしてきやがる。どうしてこうなった。

毎日近所の猫ちゃんに挨拶されます。

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