第59話 綺麗どころと陽の光
チチチッ チチッ チチチチッ
近くで小鳥が囀る歌声が聞こえて来る。
う、何だ? 部屋が明るい。
「ーーーー!?」「ーーーー!」「ーー!?」「ーーーーー!!」
女の子の声が沢山響いてる気がする。何処だ? 夢の中?
身体が波打っている。あぁベッドで誰かが跳ねてるんだな。身体が重い。あれ? 重い? 何でだ?
その疑問がぼやけた思考を叩き起こし鮮明にしていく。あの夜僕はランクアップを選択してベッドに横になった。【実体化】を掛け直さずに、だ。本当ならリミットが過ぎて土塊が出来てるはず。それなのに重いだって!? 何がどうなった?
僕はそう思い巡らしながらゆっくりと瞼を開くと――。
「「ルイ様!?」」「ご主人様!」「主殿!?」「マスター!!」
美女たちに囲まれていた。鼻血出そう。と言うか面影が在るものも居ればそうじゃない娘も居るような?
「ふぅ。僕が一番最後、なのかな?」
確認するためにゆっくり上半身を起こしてその場に座り直し、部屋の中を見回す。特に変わった様子はな!?
「陽が射してる!?」
窓から太陽の陽射しが入り込み部屋を明るく照らしているのだ。僕の反応に彼女たちも嬉しそうに笑っている。あぁ、皆、この反応をしたんだね。さて、確認作業だ。
「皆待たせたみたいだね。僕はこの通り元気だよ。鏡がないからどう変わったかわからないけどね」
と戯けてみる。だけど、皆ぽ〜っと僕の顔を見てるのは何故だ? 気になるじゃないか。でも、それよりこっちが気になる!
「さあ、皆自己紹介してくれる? 誰が誰だか分からない娘も居るからね! さぁ、最初は誰だい?」
「はぁ〜い! ルイ様わたしを見てください!!」
と手を上げて褐色の肌にショートに揃えたグレーヘアの中からグレーの兎の耳を垂らした眼の大きな可愛らしい女の子が僕に飛びついて来た!この声は聞き間違えるはずがない。
「カティナ!」
「はい! ルイ様! ずっとこうしたかったです!」
そのままカティナを抱き締めるとカティナの顔がぱっと花が咲いたように綻んだ。うん、元気印のカティナにぴったりだね。兎の獣人になったということだね。ステータスは後で確認しよう。そのままカティナのを横に座らせてから向き直る。カティナは座ってるのは嫌らしく直ぐにベッドに横になってゴロゴロし始めた。相変わらず自由だね。
「さ、次は誰だい?」
「ルイ様……」
僕の呼び水に、長身のスレンダーな女性が進み出る。文句なしのプロポーションだ。身長は僕と変わらない180㎝は在るんじゃないかな? というくらいだ。腰まである濃い水色の美しい髪に切れ長の大きな眼に収まった水色の瞳に僕は見覚えがあった。声は少し低くなったかな?
「さ、ギゼラも顔を見せて」
「!!」
名前を呼んでもらえたのが嬉しかったのか、眼を輝かせて僕の前に座る。
「また一段と綺麗になったね〜♪ ギゼラ、おいで」
「ルイ様!」
もじもじとしてたのは恥ずかしかったのかそれとも背が伸びた事を気にしてたのか分からないけど、一先ずハグで解決したことにしておく。後ろに押し倒されないように受け止めてから、ギゼラもベッドの横に回す。うん、マシュマロは健在だった。というか、見た目以上に。いかんいかん。
「じゃ、次は誰が顔を見せてくれるのかな?」
「ルイ様……」
次に出てきたのは鮮やかなオレンジ色の髪と瞳をした美人さんだった。心持ち釣り上がった眼は見覚えがある。けど、以前は髪は赤紫系の色だったはず。髪の長さはセミロングだ。
「ジルかい?」
「!!」
「髪の毛までオレンジ色になったんだね。うん、前の髪の色も良かったけど今の色の方がよく似あってる。さ、顔を見せて」
「はい!」
髪の色もが変わって気付いてもらえないと思ってたんだろうか。名前を呼ばれた時の安堵した表情というか、嬉しそうなというかやっぱり美人さんには笑顔がよく似合うね♪ ベッドの上に上がって来たジルも抱き締めてから間近で顔を見る。うん、元々こうじゃなったのかな? っていうぐらいしっくり来るね。ジルを後ろに回してから狐耳としっぽをゆらゆら振ってる2人に気付くのだが、その2人間に居る狐耳の美少女には見覚えがなかった。でも消去法だよね。
「シェイラ、レア、それに大きくなって分からなっかたけどサーシャだよね? 顔を見せてくれる?」
その言葉に俯いていたサーシャの顔をが跳ね上がる! 可愛くなったね〜!
「3人共狐の獣人になったんだね。狐耳が可愛いね♪」
僕の言葉に3人がもじもじしてる。ん? しっぽの数多くないか?
「あれ? しっぽの数」
「はい。わたくしたち姉妹は4尾の人狐になりました。ベスたち6名はは3尾の人狐です」
「そっか〜♪ 後で触らせてね♪ まずはシェイラから顔を見せて」
その説明にもふもふ好きの僕にはたまらなくなったのだが、まずは抱き締めて顔を見る。頬に髭が生えてるという事はないらしい。ちょっとホッとした。次にレア。
「レアの頭に狐の耳があるといたずらしたくなるね……」
「えっと、あの、いっぱいしてください」
言ったね? 今言ったよね? 言質は取ったよ? 切れ長の大きな目で上目遣いにそのセリフを言われると悪戯心が擽られるよね。好奇心にも勝てないし。
「……」
ということで思う存分耳を触らせてもらった。でも、レアの反応を見る限りあまり人前では触らないほうが良さそうだ。艶のあるなんとも色っぽい声が部屋の中に響いていたからね。お触りから解放されたレアはベッドで独り喘いでいた。ごめん、やり過ぎた。
「サーシャ、髪の色が変わったね! 銀色だ!」
「変ですか? ルイ様?」
「ううん、よく似合うよ! それに見違えた! 獣人になって成長したんだね。可愛いというより美人さんになったね」
「本当ですか!?」
銀色の髪になったけどツインテールの髪型はそのままで、サーシャが喜ぶと一緒に揺れているのが可愛い。
「ああ、本当だよ♪」
「ルイ様! これでわたしも夜伽が出来ます!」
おい! 誰に聞いた!?
サーシャを抱き締めていたから僕の驚いた顔はサーシャには見えなかったが、他の者にはモロバレだった。ちらっとシェイラに視線を飛ばすとささっと逸らされた。またお前か。しっかり頭を撫で撫でしておいてサーシャを開放する。
さっきから気になっていたのだけど、大きな蜘蛛の巨体が見当たらないのだ。ディーは席を外してるのかな? そう思ってたらシンシアの後ろに赤い髪の娘が見えた。
「ディー、そんなところに隠れて、顔を見せてくれないの?」
「そ、そんなことはありませんわ!」
ばっと出てきたディーは二本足で立っていた。アラクネーの時の女性は20代半ばくらいの年齢を感じさせる容姿だったが、今のディーは高校2年生くらいにしか見えない。どうした? 何があった?
「びっくりしたけど、蜘蛛の身体がないと落ち着かないんじゃない?」
「さ、最初はそわそわしましたけど、い、今は問題ないですわ!」
何でそんなに強めに言うんだろう? 自分を守ろうとしてる? 誰から? 僕が変な眼で見てた? 強気に振る舞おうとしてるディーから一度視線を外して僕は眼を瞑る。ゆっくり眼を開くと泣きそうなディーがそこに立っていた。
「ごめん、ディー。全然変じゃないよ。素敵な女の子になれたんだね♪ 蜘蛛の身体のイメージが強かったからびっくりしちゃったんだ」
そう言ってディーに微笑みかけて両手を広げてみる。それ以上は言わないけど、こっちに来てというジェスチャーだ。それはディーにも伝わったようでゆっくりベッドに上がったディーが僕に飛び込んでくる。その時、あぁきっとこうしたかったんだろうなと気付いた。考えてみるとディーは蜘蛛、アラクネーと格を上げてきたけどもその蜘蛛の身体が邪魔をして僕としっかり抱き合うことは出来なかったんだよね。ぽふぽふと背中を叩いてあげると更に強く顔を僕の胸に埋めてきた。
しばらくその時間をディーに上げて、落ち着いた頃に残った女の子たちに目を向ける。麗人が2人に見知らぬ可愛い娘が1人、美女が2人。
「アピス。思わず見蕩れちゃった」
「マスター♪」
濡れたようにしっとりとした長い黒髪を揺らせてアピスが進み出る。少し垂れ気味の目尻が彼女の優しさを表しているようだ。以前も綺麗とは思ってたんだけど美人としての格が上がってるね。アピスの身体を抱き締めて再会を喜ぶ。うん、君のマシュマロも破壊力抜群だ。
さて。
「リン?」
「は、はひ!」
見知らぬ可愛い娘に声を掛けてみた。ビンゴ。
「可愛いお嬢さん、こちらにおいでくださいますか?」
「は、はひ、ご、ごすじんさま!」
カミカミだ。あまりの緊張ぶりについ笑ってしまう。ぎこちなくベッドの上に上がってきたリンの背中には鳥の翼はもう無い。頭も梟のそれではなく、全体として何処からどう見ても人間だった。僕と同じ黄色の肌に栗色と灰色が混ざったような髪の色だ。肩甲骨辺りまで伸びているその髪の御蔭でより可愛さが際立っている気がする。眼は面影が残っていてくりっとしているね。角は……普通に見る限りでは見えない。
「リンもよく頑張ったね」
「ご主人様」
リンが僕の背中に手を回してぎゅっとしてきた。鳥人を止めるということは大きな決断だったはず。そうまでしてこの姿になろうとしてくれた事を忘れちゃいけない。そう僕は自分に言いきかせるのだった。漸く順番が来たことが嬉しいのかリンを抱き締めている向こう側でシンシアがもじもじし始めていた。
「シンシア」
「……」
鎧を身に着けていないその姿は10人の男が見れば10人とも振り返るであろう美貌を備えていた。お世辞ではないが、ウチの娘たちは美人揃いだ。その中でもギゼラ、アピス、シンシアは群を抜いている。他の者たちがレベルが低いというわけでは決しない。彼女たちを侍らせて歩くと、きっと僕は男たちの嫉妬の視線に焼き殺されるでしょう。
「肌が一段と透き通ったね」
「……」
「ほら、顔を見せて?」
「……」
あ、これデレてるな。言葉に出さないように頑張ってるのか。いそいそとベッドの上に上がってきたシンシアの右手を取ってさっと引き寄せる。眼が潤んでた。こっそりとシンシアだけに聞こえるように耳元で「ドレス姿もすごく似合ってるよ」と囁いてみたら、真っ赤になって照れてた。喜んでもらえてるようだ。
残る2人はリーゼさんとコレットさん。見た目は変わってないけど、以前に比べてすこぶる血色が良い。と言うか日光に当たっても大丈夫なの?
「陽が当たってるのに大丈夫なの?」
「はい、ルイ様! わたくしたちもルイ様の御蔭で|高位なる日の下を歩くもの《ハイ・デイライトウォーカー》になることが出来ました」
「おぉ! それは凄い! 良かったぁ〜♪ 2人共血色がすごく良くなったよ。前は血の気が引いてたのもあるんだろうけど、美人が色褪せてた。今のほうが全然いいね! 顔を見せてもらえますか?」
「そんな勿体無い。わたくしどもはもうルイ様の眷属の1人です。敬語は不要ですから皆と同じように扱ってください」
「……」
リーゼさんの言葉にコレットさんも頷く。外の様子も気になるけどまずは2人の顔を間近で見よう♪ さん付けして呼ぶと怒られそうだから、外して呼ぶのになれないといけないな。
まずリーゼから抱き締める。10日前はあまりに急な抱き着かれ方だったから体温をじっくり感じる事まで出来なかったけど、前回はもっと身体が冷たかった気がする。これが|高位なる日の下を歩くもの《ハイ・デイライトウォーカー》の恩恵なのかも知れないね。こっそり聞いてみる。
「リーゼ、吸ってみるかい?」
「!? 宜しいのですか!?」
「ちょっとだけだよ? まだ動かないといけないし」
抱き締めている状態からがばっと身体を離して見上げてくる。ヴァンパイアは食事からでも栄養は取れるが定期的に血液摂取が必要な種族らしい。格の上がったリーゼたちがどれ程の量必要なのかわからないけど。ご褒美的に吸わせてあげるのもありだよね。
かぷっ
リーゼが首筋に牙を立てたのが分かる。吸われる感覚も前回と変わりがない。吸われることで少し鼓動が早くなってる気がするけど、まぁ大したことではないかな。
「ぷあっ!」
「御味は如何か? お嬢様?」
「あの、リーゼはルイ様無くしては生きていけないのだとはっきり分かりました。どうかリーゼを捨てないで下さいませ」
え? 何どうした!? そんなに支配するの眷属って!?
「えっと、僕にもよく分かるように説明してくれると嬉しいんだけど」
「もう、ルイ様以外の血は飲めません。それくらいの味なのです。それに力も湧いてくる」
ふぇ〜テイスティング恐るべし。と言うか僕の身体が変わったという事の裏返しだよね? やっぱり何処か変だ。夢じゃないのは分かる。あ、コレットも。
「さ、リーゼ。コレットの番だよ?」
僕の言葉にリーゼがそっと離れてコレットの背中を押す。リーゼの後ろに控えていた彼女は申し訳無さそうに僕の前に進みでたのだった。ベッドの上の話だから膝で歩いてだけどね。特に何かを話したそうではなかったので、何も言わずに引き寄せて抱き締めてあげる事にした。「お慕いしております」的なコメントをちょいちょい入れてたからこれくらいは許してもらえるだろうという傲りからだ。
「あっ」
と短く声が出ただけでコレットもしっかりと僕を抱き返してきた。うん、これくらいは問題ないらしい。
「コレットも吸ってみるかい? 右はリーゼが吸ったから、コレットは左でも良い?」
「わ、わたくしも首を吸わせて頂けるのですか!?」
え? どういう事? 何か首から吸うことに意味があるの? リーゼ? チラリとリーゼに助け舟を求める。
「その、首筋から吸うということは愛情表現の一つだと、わたくしたちヴァンパイアの中では知られています。そもそも吸血されると吸血依存の中毒症状が状態異常として起こるのですが、ルイ様には効果ないらしく……」
はい? 今さらっと怖いこと言わなかった? 吸血依存? 中毒症状? 麻薬と同じか!? 吸われることに快楽を覚えて吸って欲しくてたまらなくなるという。神様、ありがとうございます! 泥沼のスパイラルに陥らなくて済みました。
ヴァンパイア自身は快楽に溺れることはないという訳か。甘く見てました。と言うかヴァンパイアが危険視されるのはそこなのね。
「わかった。リーゼもコレットも……あとエトも僕以外からの吸血を禁止する。いいね?」
「「はい、ルイ様」」
「エトにも伝えておいてくれるかな? 顔見たら僕からも言うけど」
「直ちに」
「ありがとう、リーゼ。じゃ、コレット。左の首筋使っていいよ♪」
僕の言葉にコレットの頬へ更に朱が入る。ゆっくり僕に抱き着いて来て優しく首筋に唇を当ててくれた。「あむ」というような声がした気もするが、気にせずに背中と腰に腕を回してコレットを抱いておく。ギゼラやアピスほど大きくはないがそれなりのマシュマロが鎖骨に当たって形を変えていた。
う〜ん、吸血されても状態異常起きない者がこの役を担えば良いのだけど。多分他の者からは吸いたくないんだろうし、他の者もこの危険を理解してるなら吸わせたくないだろうな。
リーゼと同じくらいの時間吸わせてから、コレットを離す。余韻に浸ってぼ〜っとしているようなのでそのまま抛って置くことにして太陽の陽が差し込んでいる理由を調べるためにベッドから降りることにした。
その前にあることに気付く。
「あれ? 僕が抱えてた卵は?」
そう、アンさん夫婦から預かった卵が何処にもないのだ。あの布も見当たらない。
「ご主人様、その答えはこちらに来て頂けると解ると思います!」
リンがたたっとベッドから駆け下りて大きな窓の前に案内してくれる。あれ? そもそもこの部屋にこんなに大きな窓あったっけ? 窓の先にはバルコニーが広がっていた。あれ? バルコニー?
「ねぇ、僕が寝てる間に何があったの? ここってバルコニーがそもそもなかったでしょ? 寝てる間に僕を何処かに移動させた?」
「ふふふ。マスターを独り占めできるならそれもするかも知れませんが、違いますよ」
「そうですわ、と言ってもわたしか眼醒めた時にはこうなってましたけど」
アピスとディーが両側から僕の腕を取ってバルコニーに連れ出す。「あ!」という何人かの声が聞こえた気もしたけど。聞こえなかったことにした。うん、正直それどころではなかったんだ。
眼の前に広がるのは大きな池。あの屋敷の裏に在った直径18m程度の人口の池ではなく、直径200mはあろうかという大きな池だった。その池の中央部に小島があり、5m程の樹が1本だけ伸びている。空を見上げるとあの空を覆っていた高木の天井棚は消え去り、大きな空間がすっぽり空いて太陽の陽を取り入れていた。
陽の光を風に波打つ水面が反射してキラキラと輝いている。どうしてこうなったのか、皆目見当がつかない。
言葉にならずに呆然としている僕を、アピスとディーがバルコニーの端まで引っ張ってくれる。高木が消え去ったわけではないようだ。周囲には今までどおり高木の枝葉が天井棚を作って光を遮っている。この空間だけ異質なのだ。その時頭上をさっと影が横切った。ん?
「ルイ様呼んであげてください」
後ろからギゼラが胸を押し付けるようにして促してきた。む……胸。その煩悩も一瞬で吹き飛んでしまう。大きな鷲が宙を舞っていたのだ。大きと言っても翼を広げた長さが2mあるかないかというくらいなんだけど、それでも普通に向こうの世界で見知っている鷲に比べれば大きい。
「まさか? 羽化してたの?」
僕の質問に皆が笑顔で頷いてくれた。待てまて待て、早過ぎないか? 一先ず呼んでみよう。
「おいで!」
鷹匠や鷲匠の人であればホゥッとか何とか格好いい呼び寄せ方も知ってるんだろうけど、そんな知識もない僕は普通に鷲に声を掛けてみた。ばさばさっと翼を羽撃かせながら勢いを殺し、鷲がバルコニーの手すりに降りて来る。両親譲りの美しい茶褐色の毛並みだ。
くるるるるるぅ
甘えたような鳴き声が聞こえてきた。恐る恐る手を伸ばして頭を撫でてみる。噛み付かれないかな? とドキドキしたんだけど、大丈夫だった。警戒することもなく僕の手を受け入れてくれた。可愛い。気持ちよさそうに眼を細める仕草には癒やされるよね。
『初めまして御父様』
「お……御父様!?」
最後まで読んで下さりありがとうございました。
気が付いたらPVも80,000を超えていました!
ユニークも10,000を超えています。
こんなに沢山の方に読んで頂けてるのを実感できるのは幸せですね。
本当にありがとうございます!
誤字脱字をご指摘ください。
ご意見やご感想を頂けると嬉しいです。
これからもよろしくお願いします♪




