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「おう。」

薄々感ずいている人がいるけど、私は気にしていない。

だって、いちいち気にしていたら、こっちの身が持たないもの。

それに・・・。

猛は、私の初恋でもあるのだから・・・。

小さな頃から一緒に居て、小学・中学・高校と全部クラスが一緒だったんだから。

私とは違って、成績優秀・スポーツ万能。

この会社に入ったのだってそう。

猛を追いかけて、この会社に入ったんだ。

昔、猛と恋に落ちた子がいてね。

その子は、今は亡き人だけど、私とは大の親友だったんだよ。

綺麗で、仕事もバッチリ出来て。ミスなんて、犯した事一度もない。

その頃の猛は、報道部の方を担当していて、デートをすっぽかす何て、殆どだった。

冷静になり過ぎて、自分でも何がしたいんだか分からなくなったって言っていた。

そんな時だった。

広島の宮島に行く途中、彼女は車に引かれたんだ。

それで、自分のせいだって、今も自分を責めている。そんなこと、弥夜は望んでいないのに・・・。

猛の背中を見守りながらそんなことを考えていた。

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