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西村先生は怠りたい?

「キャラ設定」

西村(ニシムラ) (ツトム) 23歳・・・帯広中学校教師、イケメンな眼鏡。子供は嫌いだが、親が教師の為、コネで教師になる

雨宮(アマミヤ) 皐月(サツキ) 15歳・・・文武両道、帯広中学・生徒会長。学校中から人気のチビ。先生のことが大好き

能登(ノト) 芹香(セリカ) 15歳・・・残念な美少女。雨宮に強いライバル心を抱いている為、何かと突っかかってくる

雨宮(アマミヤ) 祐磨(ユウマ)12歳 ・・・皐月の弟で芹香のことが好き。ソフトテニス部所属


「配役表」

勉♂:

皐月♀:

芹香♀:

祐磨♂:


「鍵かっこ」

「」→セリフ

『』→モノローグ

【】→セリフ中のセリフやキーワードとなる物や場所

()→補足



同シリーズ【先生と生徒】

https://ncode.syosetu.com/n5270dz/

(続き物ではない)

皐月

「あれー?おかしいなぁ…確かにこっちから先生の気配を感じたんだけどなぁ」



「ふぅ、何とか撒いたか」



祐磨

「何してるんですか、西村先生」



「おわっ!びっくりした……なんだ雨宮弟か。ってかお前、声低くなったなぁ」



祐磨

「あぁ、最近声変わりが終わったんですよ」



「声カッスカスだったからな。あの声が聞きたいがために、無理くり教科書読ましてたのに、楽しみが一つ消えちまった」



祐磨

「やっぱり嫌がらせでしたか…【9/16だから、1と6足して、そっから9引いて、出席番号2の雨宮弟】って、無理ありすぎるでしょ」



「まあそう言うなって、身長もだいぶ伸びたんじゃないか?」



祐磨

「そうですね、測ってないんで何センチ伸びたかわかりませんけど。最近無性に眠いし腹減るしで大変ですよ」



「ふーん。ま、大嫌いなクソガキから、嫌いなガキへとマシになるのはいいことだな」



祐磨

「相変わらず言葉が汚いなぁ、ところで、何してるんですかって問いにはまだ答えてもらってないですね」



「聞かれたらなんでも答えてもらえるのはガキのうちだけだぜ雨宮弟」



祐磨

「なんで急に大人扱いなんですか。というか、その【雨宮弟】って言い方、やめてくださいよ」



「弟は弟だろう」



祐磨

「そうですけど、だからってわざわざ【弟】呼ばなくてもいいじゃないですか」



「いいねぇ、その嫌そうな顔が見たいがために、弟呼びしてるまである」



祐磨

「うわぁ、ホント性格終わってますね……先生がここにいるって、姉に連絡しちゃおっかな」



「それだけは本当に勘弁してください」



祐磨

「うわぁ、大人がやるガチの頭下げた姿って、ちょっと引きますね」



「つーかこれが答えよ、お前んとこのクレイジーモンスターから逃げ隠れてたってのが問の答えだ」



祐磨

「人の姉をクレイジーモンスターって」



「さすがに傷ついたか?」



祐磨

「クレイジーサイコモンスターぐらいでちょうどいいんじゃないですか?」



「お前も結構なこと言うな」



皐月

「まったく誰に似たんだか」



祐磨

「おわっ皐月ちゃ……姉さん」



「えお前、こいつのこと皐月ちゃんって呼んでるの?」



祐磨

「……」



皐月

「そーなんだよ先生。でも最近、人前だと恥ずかしがって、他人行儀に【姉さん】って呼ぶんだぜ?」



「ふ~ん、皐月ちゃんね~」



祐磨

「くっ…」



皐月

「祐磨でかした!」



祐磨

「え?なにが?」



皐月

「先生がわたしのこと【皐月ちゃん】って呼んだとこ、バッチシ録音できたぜ」



「な!お前いつのまに…」



皐月

「お前じゃなくて、皐月ちゃんだろ、勉くん❤」



「うぅわ」



皐月

「いや、それとも【勉さん❤】のほうがお嫁さんぽいかな?」



「気持ち悪い!」



皐月

「ごがっ!…みぞおち入った」



「ふう。 ? どうした雨宮弟、そういう恥ずかしさの積み重ねで人は大人になっていくんだ。まあそんな顔するな」



祐磨

「いや、この顔は成人男性が女子中学生を思いっきりぶん殴った光景にドンびいてる顔です」



芹香

「あらあら、こんなところにうずくまって、みっともないですわねぇ雨宮さん」



祐磨

「せ、芹香さん!」



芹香

「あらぁ祐磨君もいらっしゃったの、ごきげんよう」



祐磨

「こ、こんにちは芹香さん」



「……ふ~ん」



祐磨

「な、なんですか」



「いやぁ、べっつにぃ~」



芹香

「西村先生も、ごきげんよう」



「……能登」



芹香

『え!?西村先生が熱い眼差しでじっと私の顔を見つめている!?これはもしかして、愛の告白!?』



「そのごきげんようって挨拶、さすがにもうやめた方がいいぞ。高校行っていじめられても知らないからな」



芹香

「余計なお世話ですわ!」



「まったく、髪型からして縦ロールって、どんな中学生だよ」



祐磨

「似合っててかわいいじゃないですか!縦ロール」



皐月

「まあ先生は私みたいなショートヘアーが好みだもんな」



芹香

「あら、復活直後に減らず口がお上手なこと」



わたしみたいなが余計だが、まあ短い方が好みではあるな」



皐月

「だってよ、残念だったな瀬戸」



芹香

「能登ですわ!ふん、わたくしは好きな殿方に合わせるよりも、殿方をわたくし好みに染め上げる方が趣味ですの」



皐月

「ふ~ん」



芹香

「全然興味なさそうな返事にイラっとしますが、それはさておき雨宮さん、今日こそ決着をつけましょう、いざ尋常に勝負です!」



「またこの流れか」



祐磨

『僕が入学する前から、二人は戦ってるんですよね?そして姉さんの全勝という…』

「啖呵を切る芹香さん、可愛い」



「おい、セリフが逆になってるぞ」



皐月

「悪いな能登、私はこれから戦利品を愛でるのに忙しいんだ」



芹香

「あら?それは」



「あ!俺のアイコス!?いつのまに…」



皐月

「さっき鳩尾みぞおちぶん殴られたときに、先生のふところから盗ったのさ!」



芹香

「そんなバトル漫画みたいな」



皐月

「こ、ここに口を付けたら、せ、先生とのか、間接キッス…」



「やめろ雨宮!心の底から気持ち悪いってのもあるが、何より絵面が犯罪すぎる!」



皐月

「止めるな先生!いくらわたしの唇とキッスしたいからってとびかかるな!順番ってものがあるだろ、まずは間接キッスからだ!」



「やめてくれ雨宮!それ以上気色悪いワードを口にされちまうと、お前を殺しちまう!」



皐月

「くっ!このままだとアイコスを先生に奪われちまう」



芹香

「奪われるも何も、もともと先生のものでしょう」



皐月

「かくなる上は……能登!このアイコスをお前に託す!」



芹香

「ほえ!?……これが、西村先生のアイコス……間接キッス」



皐月

「しまった!能登も間接キッスの魔力に!」



祐磨

「だ、ダメだよ芹香さ



芹香

「そんなの はしたなくてできませんわあああああああ」



「あぁ!俺のアイコス!」



皐月

「あ~、そんな窓から放り投げなくても……仕方ない拾いに行ってくるか。じゅるり」



「おい」



皐月

「やだなぁ先生、冗談だよ…冗談半分!」



「おい!って足はや……はぁ、雨宮弟、お前も一緒に行って変な事しないか見張ってこい」



祐磨

「僕も!?」



「保護者だろ?」



祐磨

「保護者……はぁ、分かりましたよ、行ってきます」



「ったく、あいつと関わるとホントにろくな事ないぜ」



芹香

「先生、もしかして」



「ん?」



芹香

わたくしと二人っきりになりたいが為に、祐磨君を!?」



「あぁ、そうだぜ」



芹香

「それって、先生はわたくしを愛しているの!?」



「本当にそう思うか?」



芹香

「いえ、先生に限ってありえませんわー」



「だよなー。

 ちょっと聞いてみたかったんだが、雨宮のことだけどよ。おまえ、あいつに勝ちたいんだよな?」



芹香

「えぇ、もちろんですわ。あんな小娘より下だなんて、能登家の恥ですわ」



「お前んちただのサラリーマンの家庭じゃねぇか」



芹香

「心がにしきであることが大切ですの!」



「はいはい。つまりお前的には、雨宮が悔しがってる姿とか大好物だろ?」



芹香

「そうですわねぇ。もちろん前提として、わたくしが雨宮さんにまさった結果、彼女が悔しがっているというのが……あぁ、想像しただけでう…興奮する」



「想像だけでってどんだけだよ」



芹香

『あっぶね、危うく【うれションする】って言うところでしたわ』



「まあそういう事なら、とっておきの良い案があるぜ」



芹香

「何かしら」



「雨宮弟、あいつと付き合っちゃえばいい。あいつがお前にメロメロになれば、相当悔しがると思うぜ、弟を取られたぁって言ってな」



芹香

「……」



『ここ2人がくっつけば、能登から俺へのダルがるみも無くなるだろうし、雨宮弟は好きな女と付き合えるし、一石二鳥だろう』



芹香

「そういう理由で、祐磨君にアプローチするのは、祐磨君に失礼ですわ」



「……ふーん」



芹香

「…それにわたくしは、西村先生一筋ですのよ?」



「よく言うぜ、それこそ雨宮と張り合うために、俺にちょっかいかけてるくせに」



芹香

「へ?」



「俺が気付いてないと思ったのか?」



芹香

「……先生は、絶対にわたくしを、わたくしたちを好きにならない自信があるから、安心して片思いができるんですわ~」



「……勘弁してくれ」






皐月

「もう少し待ってろよ祐磨、あともう少しで先生はわたしに惚れるからな。そしたら失恋で落ち込んでる野茂に、熱烈アプローチだ」



祐磨

「能登だよ、皐月ちゃん。……全く、いったいどこからそんな自信がわいてくるんだか…」

【作品利用】


動画や生放送で使用する際はX(旧Twitter)までご連絡ください。


事後報告で構いません。


https://twitter.com/EdR11103


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【あとがき】


テンスト(作者)は生まれてから今まで、色んなアニメ、ドラマ、漫画、小説を視聴してきました。


なのでそれらの影響を受け、パクリ…オマージュ…リスペクトが作品に組み込まれている場合があります、御了承ください。


そして誤字、脱字、衍字があったらすみません。


ここまで台本を読んでいただいた方、演じていただいた方、有難うございましたm(__)m

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