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空の彼方  作者: 山形 誓
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あの日の僕

「、、、」いつもこの日になると声が出せなくなる

なんでなんだろ この日は僕の誕生日だって言うのに

親はいつも忙しくて 夜まで帰ってこない

だからいつも僕は1人って訳 そんなもんで今年で16歳

「ピンポーン」毎回決まってこの時間14時21分僕が生まれた時間にこの音がなる でも出るのが怖くて未だに出たことがない でも今年で16歳 初めてドアを開けてみた

「おめでとうございます」微かにそう聞こえたがドアの向こうには誰もいない 「なんだ、考えすぎてたか」

家に入ろうとすると「おめでとうございます」徐々に近づいているように感じる 「誰かいるのか」心の中でそういう

俺の質問に対する応答はない 少し寂しくなりながらも安心した 鏡を見ると 自分の背が高く見えた 「あれ?こんな身長あったっけ?」自分はクラスの方でも背が低い方で 自分の身長を何ミリまでかしっかり把握している 考えすぎかも知んないけど 親に昔 自分が本当は双子だったと聞いている

まさかこの日だけは双子の方が乗っ取ってるのか?

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