表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
凄腕霊能者の手口  作者: 真凜
376/1114

376 天下り

天下りができないシステムができてしまったら

やっぱり 落胆するのは有能な人たち

その中でも 実はあんまり有能じゃない人ほど

落胆する

有能な人も落胆するだろうと思える理由


それは

プライド


天下りでの斡旋なら

上の立場でスタートできる

頭を下げることなく

どこか誇らしげに

ブランドを引っ提げて

看板を掲げながら

頭を下げることなく

おもてなし されながら

胸を張ってどこへでも行ける


自分から探して行くのとは訳が違う


仕事をするのか?しないのか?

名前だけなのか?

条件を探ることもできる


自分で探して行くのとは全く違うものである


天下りは無くてもいい

そう思っても 止められないのは

やっぱり メリットがあるから


支障は大有りだと思う


もちろん

本当に優秀で 名前も知れ渡っていれば

大丈夫なのかもしれない


それでも

斡旋された場合と

自分で探した場合とでは違う

頭を下げることを忘れ

忖度されてばかりの人が

忖度する側へまわる

そんな長年慣れ親しんだ習慣は

なかなか変えられない


再就職後 仕事を任せられ

できない事がバレやしないか?

就職先の思惑通りいかなければ

無能扱いされるかもしれない

甘い汁を吸いたいだけで

雇う側も期待いっぱいかも知れない

そう思うだけで ハードルは益々高くなる


でも斡旋となれば

名前だけとか

その役割を理解した

おそらく 何もしなくても良いようなポジション

そんな 就職先も少なくないように思う

要するに

自分の思惑通りに 手配してもらえた

斡旋先に 行けばいいだけだからね


そんな闇を知ってるから

叩かれるんだろうと想像する


天下りを全面禁止すれば

平等になる

これはもちろん異論はない


でも

天下りを期待してる

有能に見える無能な人が落胆するのは

平等では困るから

不平等をちゃんと知ってるからなんだと思う


天下りの人を擁護してるように見える文


そこには必要な天下りしてきた人がいたり

天下りを受け入れることに賛成だったり

騒いでる人たちを鎮めたいだけなのか?

何かまだわからないが

思惑が見え隠れする 誘導であることは間違いない


騒ぎを鎮めることより

一刻も早く 全面禁止にし

一律平等になる


そんな事実に基づいた誘導だね


そうだね 書きながら

極めて近い可能性がわかったよ

とりあえず その誘導は

騒いでる人を 鎮めたいと言ったところかな?


そうだね そうだね

貴女が頼まれたからなのか?

やっぱり中央とのパイプを強化し

信用を取り戻したいだけで

ここは 手柄を立てたいだけなのか?

貴女の思惑も見え隠れするね


正しい事をツラツラ

心に刺さることをツラツラ

と並べて

誘導したい事を 最後の一行に込め 

強く言い切ることで 印象付ける


この洗脳術

凄いね~

違和感を感じるだけだったけど

ここに来て 誘導術を学んでるよ 私


私の違和感は 矛盾だね

矛盾に違和感を感じてるんだね

私も勉強になってるね


今まで追求することはなかったから

ただ 違和感を感じたら

スルーするだけだったけど

「矛盾してるから違和感を感じてる」

だね


まぁ全てではないだろうけど


なるほどね~

今回も なかなか

すっきりした結論に到達できたかも

たまに 

違和感のままで結論に到達しないまま

モヤモヤしたままの時もあるからね


やっぱり 勉強になるね











2023 0420 1047

376 天下り

最後まで読んで頂きありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ