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この憂鬱は俺のもの⑧

「いまから帰りまーす。」


俺はそう小さな声でつぶやくと同時に、携帯に同じ旨のメッセージを送る。

2人から、


「了解」


「気を付けて」


のメッセージを確認し、歩き出す。

先ほどの映像に映っていた茶髪の女性はまだ見受けられない。

帰り道の3分の1が終わったというところまで来た。

俺は一度立ち止まってメッセージを送る。


「どうだ。あの女の人はいたか?」


「いや、まだ確認できていない。」


「私もまだ見てないわ。」


「なかなか出てこないな。今日はもしかしたらいないのかもな。」


「油断しちゃだめよ!なにがあるかわからないよ!」


「そうだな。引き続き警戒していこう。」


「助かる。あ、そうだ。申し訳ないんだが、ちょっと帰りに寄り道をしてもいいか?」


「かまわないが、どこへ行くんだ?」


「ちょっと買い物だ。新しい食器がほしくて。」


「了解だ。くれぐれも気を付けて。もしかして人混みに紛れて出てくるかもしれないからな。」


「わかった。」


俺はその足で近くの大型ショッピングセンターに向かった。

今の家にはない、少し大きめのお皿を新調しようと思っていたのだ。

二人には、私用に付き合ってもらって申し訳ないが、一人で出かけるのも怖いし、タイミングとしては今しかない。二人にも今度食器をプレゼントしよう。


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