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この憂鬱は俺のもの①

それからの日々はつつがなく過ぎていった。第1週の授業はほとんどオリエンテーションで、しっかり勉強するほどのことは無かった。あの後、サークルについても色々話し合ってみたが、特にこれといって目新しいものはなかった。

だが、俺にはサークルを考えるよりももっと深刻な問題があったのである。最近、誰かにあとをつけられているような気がするのだ。それも、大学の中だけでは無い。学校の行き帰りや買い物の時もなのだ。こんなことは生まれて初めてだ。最初の頃は気のせいか?とかもしかして俺のファン?などとふざけて考えていたが、こう何日も続くと人間、笑えなくなってくるものである。

それに、自意識過剰と笑われるだけだろうと思ってまだ誰にも相談していない。しかし、もう1週間ほどたったので、さすがに松比良に相談してみようと考えているところだ。


この一週間、俺だって何も考えずにストーカーされていた訳では無い。帰り道にまこうと走り出したり、だるまさんがころんだみたいに振り返ったり。後ろ向きに歩いて帰ったりもしたさ。電柱に頭をぶつけてからやめたが。

それでも手がかりも見つからなかった。だから、やっぱり気の所為なのかとも思う。相談しよう⇒気のせい⇒相談しよう⇒気のせい、と思考が何度もループループする。頭がどうにかなりそうだ。それーいがい...。

あー。カラオケ行きてぇな。

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