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食エッセイ  作者: 支援BIS
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バドワイザーの秘密

 今日、夕食前に、喉が渇いたので、冷たい物を飲んだ。

 妻が一階に下りて来て、流しの横で乾かしている空き缶をみつけた。

「まあ! こんな時間からビールを三本も飲んでっ」

「ちがうんだ。確かに一本はビールだけど」

 アサヒの花鳥風月がビールなのは揺るがない事実である。

「だけど、あとの二本はバドワイザーなんだ」

「ばどわいざあ?」

「しゅわっとして、気持ちよくて、だけど全然酔わない飲み物なんだ」

「ふうん?」

 私は正しく事実を伝えることができただろうか。

 ちょっと自信がない。


(2023年9月1日執筆)

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― 新着の感想 ―
[一言]  お酒と言う代物は、作られる環境下で飲んでこそ、その味と存在の意味が分かる。  アメリカの、熱いカラカラの乾いた土埃の大地で、汗も乾き切るほどの空気の中。  冷え冷えのアルミ缶のリングプル…
[良い点] エッセイを読んでバドワイザー買いにいったら何故か、キリン秋味買ってました。 ビールでないシュワシュワした酔わない飲み物は、またの機会にさせて頂きます(笑)
[良い点] バドの説明としてはこの上なく正しい。 あれはバドワイザーという飲み物であってビールではないです。 汚い言葉だと「馬のpiss」てのがしっくりくる。
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