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食エッセイ  作者: 支援BIS
47/74

亀田の柿の種 柚子こしょう(2014年8月7日)

 買ってしまった。

 買うつもりはなかったのに、買ってしまった。


 亀田の柿の種 柚子こしょう


 である。

 左下に「期間限定」と大きく表示してあるのがいけなかった。

 私は期間限定商品に弱いのである。


 つい先ほど食べ始めた。

 ところが不思議なことに、食べ始めてしばらくのあいだ、普通の柿の種のようなつもりで食べていた。

 ふと気がつけば「柚子こしょう」味である。

 その気になって味わうと、なるほどほのかに果物酸っぱい風味と、かすかなぴりっと感が漂っている。

 ただ自然な味だ。

 押しつけがましくない。

 だから特別な味付けだと感じないで食べていたのだ。

 これは、通常版の柿の種よりうまいかもしれない。

 ストロングゼロドライとよく合う。



 余談であるが、今日老騎士2巻のSS4編のゲラが届いた。

 PDFである。

 おお!

 あらためて読んでみると、我ながらなかなかよい。

 編集からも、

「改めて読み直しましたが、どれも素晴らしいSSですね!! 味わい深くて、短いのにちゃんと気持ちの流れがあって、そしてファンにはたまらないエピソードばかりです」

 とお褒めの言葉を頂いた。

 すごくうれしい。

 ちなみにファイル名を見ると、どれがどこでのおまけになるか想像がつくのだが、今公開するのはマナー違反だろうか。

 とらのあな、アニメイト、Amazon、その他というくくりのようだ。

 前三者は、老騎士2巻をたくさん置いてくれるらしい。

 ありがたいことだ。発売日が楽しみである。

 SSは、ヴェン・ウリル編、バルド・ローエン編、ジュルチャガ編、ゴドン編の4編であることは、すでに述べた。

 各人のキャラクターが確定しているので、SSは非常に書きやすい。ただし若き日のゴドンはこんな人だったのかと、読者は驚かれるかもしれない。


(2014年8月7日執筆)


追記


 書籍版の特別付録として書かれた短編は、その書籍を特定の店で購入してくださった読者以外読めなかった。

 4つの特別付録があって、付いている店が違うとなると、同じ書籍を4冊買わなければ全部の短編を読むことができない。困惑したファンもおられたにちがいない。これはとても心苦しいことだった。だが、その後お許しをいただいて、今ではカクヨムで公開している。

 ただし、その後刊行された第4巻の特典付録はまだ公開していない。いずれ折をみて公開のお許しを頂くつもりである。第5巻には特典付録がない。

 ご参考まで、書籍版の特典付録一覧を示す。コミック版の巻末付録小説も掲げておく。



老騎士書籍版第1巻特典付録

「エトナの祈り」(各店共通)


老騎士書籍版第2巻特典付録

「シエラフューメのハンカチーフ」(とらのあな)

「トリーシャの歌」(エビテンほか)

「リナのためいき」(Amazon)

「コルトラの誓い」(アニメイト)


老騎士書籍版第3巻特典付録

「対面」(各店共通)


老騎士書籍版第4巻特典付録

「暗殺者」(TSUTAYA BOOKS)

「暴風将軍の誕生」(丸善ジュンク堂書店)

「子守歌(原題「ヴェン・ウリルの子守歌」)」(その他各店)


老騎士コミック版巻末付録

「アイドラ」(第1巻)

「カルドス」(第2巻)

「モーリア」(第3巻)

「スタボロス」(第4巻)

「サイモン」(第5巻)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 以前より思っておりましたが、老騎士の特典短編の公開ありがとうございます! また、柿の種なんですが。 先日のバレンタインデーで同僚社員よりかきたねキッチンという柿の種専門店の一品を頂けまし…
[良い点] 『二度あることは三度ある』それとも『三度目の正直』なのか。 以前の感想返しで柿の種(厳密には柿ピー)は特に好物ではないとおっしゃっていましたが、どうやら『嫌よ嫌よも好きの内』だったようで御…
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