第2話
どうも、神夜晶です
今回はルーミアとの日常生活?でも書こうかなと思います
つまらないと思いますが、どうぞ~
ルーチェが訪れた宴会から数日後
ルーミアは魔法の森に居た
居た、というよりも家の中に居た
あの宴会の後にルーチェが紫に家を建てて良いのか聞いたのだ
そして、了承が出たので家を建てたという事だ
どうやって家を建てたかというと、普通に木を切ったりしたらしい
見た目は新築の一軒家で3階建てだった
鬼が作ったように綺麗な家が作られていた
「やっぱり、家って慣れないな~……」
現在時刻は7時半過ぎ
ルーミアはベッドの上で起床した
普段は家を持たずに放浪しているので、家というものが慣れなかった
しかし、悪くは無い気分だった
ルーミアはベッドから下りて、1階へと向かった
リビングへ行くと、其処にはエプロンを付け朝食を作るルーチェの姿があった
「あ、おはようございます♪
もうすぐ朝食が出来ますので、顔を洗ってきては?」
「うん」
ルーミアはルーチェに言われた通りに顔を洗いにいく
最初は現代の家と同じなので、扱いに困ったが
今では段々と慣れて来たようだ
ルーミアは顔を洗い再びリビングへと赴く
リビングに着くと、ルーチェが朝食を作り終えていた
「朝食の支度が出来てますよ!」
「いっぱいあるのだ~」
「えぇ、ルーちゃんが沢山食べれますように
フレンチトースト20枚くらい焼いておきました!」
そう、朝食はフレンチトーストだった
少し桁が可笑しいが、ルーミアは大食いだ
故に、これくらいが丁度良いのだ
食べる時は、もっと食べるようだが
朝食は、これくらいなのだ
ルーミアは嬉しいのか、腕をパタパタとさせて礼を言った
「有り難う~」
「いえいえ、ルーちゃんの為ならお安い御用ですよ」
ルーチェはルーミアの仕草を見て微笑んでいた
自分の為と言われ、ルーミアは少し恥ずかしかった
「えへへ、そっか」
「はい!
それでは、頂きましょうか」
「うん」
「「いただきます!」」
二人は一緒に「頂きます」をして食べ始めた
ルーチェの家は現代の最新式なので、基本的には現代のものなら何でもある
故に調味料なども、沢山あるのだ
無論、バターだってある
どうして、あるのかというと
幻想郷に来る前に現代に居たからだ
数日前の宴会の時に早苗の言葉にも反応したように
現代の事は、ある程度は分かるのだ
ルーミアは物凄い勢いでフレンチトーストを食べていく
「ふふふ、そんなに急がなくても誰も取りませんよ」
「……(コクコク)」
「ふふふ……」
ルーミアの食べる姿を見て、自分の子供を見守る親のような表情をしていた
それ程までにルーミアが大切で大好きなルーチェだった
見られている時に、ルーミアはの顔は少し赤かった
朝食が終わり、二人はベランダの近くでゴロゴロしていた
正確にはルーミアが床でゴロゴロしているのだ
ルーチェは本を読んでいた
本のタイトルは「ルーミアの日常」というものだった
現代には、こういう本が沢山あるらしい
「う~ん、退屈なのだ~」
「そうですね
異変が起きなければ暇な幻想郷ですからね
弾幕ごっこをしても良いのですが
生憎と、私とルーちゃんの相性が悪いので
手加減が難しいのですよね」
そうなのだ、光と闇は相性が悪い
どちらもどちらなので
火が水に弱いのと同じで、闇は光に弱い
故に手加減したつもりでも、ルーミアには大ダメージがいってしまう
ルーミア大好きなルーチェは過去にした事があるので、余りルーミアとの戦いは好きではないのだ
それを聞くと床をゴロゴロと転がり始めた
「そっか~……寝ようかな」
ルーミアはつまらないので、寝ようかと呟いた
その仕草と呟きを見て、ルーチェは微笑んでいた
「ふふふ、そうですか
それでは、お昼になりましたら起こしますよ
因みにですが……私の膝を使ってみます?」
「え? う、う~ん……
恥ずかしいけど、お願いしようかな……」
「ふふふ、分かりました
それでは、どうぞ」
ルーチェは正座をして本を読んでいたが、膝枕をする為に足を伸ばした
膝枕をする準備が出来たので、膝を叩いてルーミアにOKと主張する
ルーミアは顔を赤くさせながらも、ルーチェの膝に頭を乗せた
「……(良い匂いがする)」
「どうですか? 痛くないですか?」
「うん、柔らかくて気持ち良いよ
(絶対に私の顔、赤いだろうな~)」
ルーミアは柔らかいと感想を言った
それを聞いたルーチェは、微笑みながらルーミアの頭を優しく撫でた
「ふふふ、良かったです
私に気にせずに、寝てても良いですからね」
「分かったのだ~
(緊張して逆に眠れないなんて、今更言えない……)」
それから二人は無言になり、ルーミアには気まずい空気に感じた
しかし、ルーチェは心の中で「ルーちゃん可愛いです」と呟いていた
ルーミアには気まずい空気だったが、段々と眠気が来て眠りについた
ルーチェは眠りに付いた、ルーミアを見て微笑んでいた
「ふふふ、本当に可愛いですね
大人のルーちゃんも可愛かったのですが
こういう小さいルーちゃんも中々に……」
ルーミアは見た目からすると幼女だ
現代では幼女が好きな者の事を「ロリータコンプレックス」
略して「ロリコン」と特殊な呼び方をするが
ルーチェは決してロリコンではない
ルーミアという存在を心の底から愛しているのだ
例えルーミアが小さくても構わなかった
しかし、恋人同士でやるような行為はしなかった
ルーチェ本人が許せないのだろう
本当のルーミアにさえしてないのだ、今のルーミアにする訳が無かった
「いつ……ルーちゃんと会えるのでしょうか
本当に、あの頃には戻れないのでしょうか……?
ルーちゃん……」
ルーチェはルーミアを見て昔を思い出していた
その表情は悲しみに満ち溢れていた
悲しむのを止め、再び本へと視線を落とした
その後に昼となり、ルーミアを起こさないように抜け出して昼食を作り始めた
昼食が出来上がると、ルーミアを起こし食べ始めた
食べ終わると、午後も午前と同じような感じになった
その日は特にする事はなく、家の中でゴロゴロしていた
二人は何事もないまま部屋へと行き、その日を終えた
因みに、部屋は別々だ
どうでしたか・・・?
これ・・・ぼのぼのなのかな~。。。?
何か、急過ぎな描写に・・・
でわ、また次回に><