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3-30 手負いの獣たち (new) 3/7





 あとすこし手が伸びていれば。

 あと数秒気付くのが早ければ。

 あの袖を掴んでいたはずなのに。

 ペドロは、指の隙間から零れる砂のように、俺の元からいなくなった。



 計略の何もかもが失敗し。

 俺は警邏隊の追撃をしのぎながら、恥じも外聞もなく逃げ続けていた。ドロンフォード国南部歓楽街を仕切っていたセリオス・メーディオも、こうなってはコソ泥と同じだ。

 部隊がその後どうなったかはわからない。あの分では、どうせ助からないだろう。望んだ形にはなったが、弟が死んでしまっては意味が無かった。

 俺は一人、山道の脇にある窪地に身を伏せていた。

 ハリネズミのように草葉を身に纏わせ、息を細くして気配を殺す。頬についた土を落とそうとした時、はじめて自分の指が震えていたことに気付いた。

 悪夢のような光景だった。

 割れたガラスが耳に入ってきたのと思うような破裂音。それと同時に、人間の体が爆ぜた。まるで皮膚の内側に爆薬が仕込まれていたかのように、手が爆ぜ、足が爆ぜ、胸が爆ぜ、頭が爆ぜた。いつ、だれが、そうなるのかわからない。ただ確かなのは、鋭い音が鳴るたびに、誰かが悲惨な傷を負うということだった。今度は自分が内臓を撒き散らす番かもしれない。あの時のことを思い返すと、腸が凍えた。

 その恐怖に、ペドロの心は耐えられなかった。

 パニックを起こし、俺の止める間もなく飛び出し……そして無残に死んだ。

 可哀想に。

 冷えて固くなった俺のくちびるが、ブルブルと震えだす。

 あともう少しだったというのに。もう少しだけ堪えていれば、ゴミ共はきれいに片付き、全てが丸く収まっていたというのに。

 俺は懐から、『弟の欠片』を取り出した。それは千切れた頭皮の一部だった。俺はわずかに残った髪のニオイを嗅ぎ、優しく指を擦り付けた。頭をなでる様に、優しく、愛おしく。「……っ」やがて堪えきれなくなり、弟の残骸を胸に抱いた。

 声を殺しながら涙を零し。弟の残骸に頬を擦りつける。冷たい泥のような感触しかない。昨夜のような、幸福を与えてくれる温もりはどこにも無かった。ちくしょう。ペドロ。どうしてお前は死んだんだ。どうして待てなかったんだ。どうして、どうして。

「おい、どっちへ行った!」「くそダークエルフが、リトをやりやがった!」「この辺りに隠れているはずだ、くまなく探せ!」

 複数の男たちの声が、俺の思考に土足で踏み込んできた。

 悲しみに昂ぶっていた感情が、一瞬で冷める。まるで弟の死を穢された気分だった。

 マヌケな警邏隊の3人は、すぐそばに俺が潜んでいるとも知らずに、尻を蹴られたブタのように右往左往している。顔に焦燥をにじませ、手に持っている長槍をガチャガチャと鳴らしている。何もかもが俺の癪に障った。

 虫けら共が。俺に悲しむ暇さえ与えないというのか。

 ドス黒い殺意の炎が、胸のうちでメラメラと盛る。

 いいだろう。

 お前らにも、この悲しみをくれてやる。

 俺は、隠れて男たちをやり過ごすという選択を捨て、この場で殺すことにした。

 3人がすぐ近くを通り過ぎるのを待ち。

 タイミングをあわせ――――俺はすばやく短弓を引き、茂みから矢を放った。暗殺用に消音加工してある矢が、ブッと蜂のような音を立てて飛翔し、警邏隊のひとりの首に突き刺さった。矢は皮膚を突き破り、頚動脈を裂き、喉を横断し、反対側の皮膚から飛び出した。まるで男の首から枝が生えたようになる。矢には傷口を故意に広げるための細工が施してある。ギザギザの矢傷から血が吹き出し、矢のまわりからは赤い泡が吹いていた。闇のなかでも人間の出す赤はよく映える。「――! ――!」矢を受けた男はパニックを起こし、刺さった矢を自分で抜こうともがいている。まだ生きているが、間もなく死ぬ。

 残り2人。

 俺は矢を放つのと同時に暗がりから飛び出した。仲間の一人が倒れた物音で、警邏隊の2人がようやく気づき、持っていた長槍を構える。遅すぎだ。2人のうち片方――赤毛の男――へと狙いを定め、一気に間合いを詰めた。赤毛の男が、突然目の前まで迫った俺に仰天し、慌てて槍を巡らせる。「シャッ!」俺は腰に携えていたナイフを一息で抜き、槍を弾いた。手元で細かな火花が散り、俺と赤毛の間でわずかな光源が瞬く。俺はそのまま滑り込むように男に肉薄し、まずその手甲にナイフを閃かせた。槍を握っていた男の指がボトボトと芋虫のように地面に落ちる。そのまま舐めるように刃を上へと移動させ、腕の動脈と腱をコンパクトに断ち、喉を横一文字に掻っ捌いた。飛び散った血液が樹皮に付着し、何かのマーキングのような赤い跡をのこす。「オゴエェェェ」赤毛の男が、陸上で溺れたかのような呻き声を上げる。傷口を押さえた両手の指からは、どうしようもないほどの血が流れていた。濃密な血の匂いを嗅ぐうち、だんだんと殺すのが楽しくなってきた。 残り1人。

 なんとか気を取り直した最後の1人――無精ひげの男――が、「ウオオッ!」裂帛の気合とともに槍を突いてきた。

 避ける暇はない。

 俺は、出血のショックで朦朧としている赤毛のベルトをつかむと、グイッと引き寄せた。ドッという、肉に槍が入る音。槍は俺ではなく、盾にした赤毛を貫いた。「ああっ」仲間を突いたことに驚き、無精ひげの男が間の抜けた声をあげる。その隙に、俺は半円を描くように接近。ナイフを水平に走らせ、男の両目を横に切り裂いた。まるで羊の目のように、瞳孔に横の亀裂が生まれる。男は目を両手で庇い、獣のような絶叫を上げた。良い声だ。ぞくぞくする。だが、すこしうるさいな。

 俺はサイドに回りこむと、男の耳の下あたりにナイフをまっすぐに差し込んだ。刃は顎二腹筋および胸鎖乳突筋を切り裂き、さらに奥の動脈を傷つける。「ブヅッ」と、まるで引っ張ったゴムをハサミで切ったかのような手応え。「~~!」男は喉仏が見えるほど大口を開けた。しかしその口から出たのは絶叫ではなく血の泡だった。どうやら傷は気道にまで達していたようだ。すでに致命傷だが、まだすこし殺し足りない。

 俺は一度ナイフを抜くと、男の背後から腎臓を狙って突き刺した。ゴリゴリとグリップを捻り、確実に内部を破壊する。制御を失った男の体が前に傾き、どさっと地面に膝をついた。ちょうど良い位置に頭が来たので、俺は半歩下がって距離をとり、男の後頭部めがけて中段回し蹴りを叩き込んだ。鈍い音をたてて男の首が曲がり、喉仏あたりから折れた頚椎が飛び出す。男はビクビクと何度か背中を痙攣させてから、ぐんにゃりと崩れた。

 倒れた男の髪を掴んで、さらに切り刻もうとしたが――やめた。

 こんなものか。

 相手が雑魚だったため、わずか10秒たらずで全て片付ける事が出来た。

 だが、やはり殺し足りない。

 その時、

「ヒエエエ!」

 感知しなかった第三者の声。すばやく声に振り向くと、そこには偶然通りかかった旅人が腰を抜かしていた。戦闘に夢中になりすぎて気がつかなかった。返り血を浴びた俺を見て、旅人は絶句し、この世の終わりのような表情をしている。

 俺は長い舌で、自分の手に付着していた返り血をベロリと舐め取った。臓液が混じっていたため強い苦味があるはずなのに、今はそれを甘く感じた。

 口端を耳まで吊り上げ。

 失禁したまま這って逃げようとする旅人のあとを追う。

 地面に残った尿の痕をゆっくりと辿る。

 お前にも俺の悲しみを分けてやろう。



 旅人から剥いだ外套をはおり、代りに、すこし前まで旅人だった血袋に自分の鎧を着せた。そして警邏隊が乗っていた馬の鞍に固定すると、馬の尾に火をつけた。驚いた馬がヒステリックな悲鳴を上げ、山道を猛スピードで駆けて行く。これで時間が稼げるだろう。

 俺は死骸から矢と薬を回収し、移動を再開した。

 しかしその足は、いままでとは逆を向いていた。

 俺がこの半日に辿った経路を地図に記せば、一番近くの国境橋を目指しているように見えるだろう。おそらく今頃、先回りしたと思いこんでいる連中が警戒網をしいている頃だ。だが奴らはムダ骨に終わる。なぜなら俺の目的は国外脱出では無いからだ。せいぜい俺の仕掛けた幻影を追っていればいい。

 俺の目的はただひとつ。

 あの黒髪の魔法使いを殺すことだけだ。

 不眠不休の体にムチを入れ、足を動かし続ける。

 その間、考えることといえば、弟のことばかりだった。

 弟は可哀想なヤツだった。

 ヤクザ稼業で重要なのは、いかに残虐性を誇示するかだ。資金や権力なんてのは、その土台の上に成り立つものだ。俺のように楽しみながら人間の体を切り刻めるぐらいでないと、ならず者共を取りまとめることはできない。怖くないヤツの言葉なぞ誰も聞かないし、守りはしない。そんな世界で、ボスの息子として生きていくには、弟は気が小さすぎた。

 だが弟は音を上げなかった。

 俺や親父に認めてもらうために、何度もヘドを吐きながら狂人を演じ続けた。心を磨り減らしながら自分を偽り、俺を真似て精一杯に背伸びする。そんな弟が、俺は愛おしくて愛おしくてたまらなかった。タバコの吸殻を投げつけるくらいにしか用のなかった神像に、一生守っていくと誓いを立てたほどにだ。

 それなのに。

 死なせてしまった。

「ゥゥウウ」

 肉を焦げ付かせるような怒りに、俺は獣のようなうめきを上げた。

 許さない。

 弟の命を奪った、あの黒髪の魔法使い。アイツだけは、絶対に許さない。かならず殺してやる。弟と同じように、その体を肉片にしてやる。元の形が分からなくなるまで切り刻んでやる。

 いま向かっている隠れ場所――襲撃前に物資を隠していた場所だ――まで行き、そこで装備を整える。そしてあの荷馬車の目的地であるナンバーの”最後の一本道”で待ち構え、再度襲撃する。

 ヤツの魔法がどんな性質だったのか、大体の予想はついている。

 俺は思い出す。すぐ近くにいた部下の頭が、ザクロのように割れたあの時。後頭部から血を引きずるようにして『何か』が飛び出した。それは矢じりよりもさらに小さい、指の爪ほどの礫だった。ヤツはその礫を高速で撃ち出していたのだ。100m以上はなれた場所から、恐ろしく正確に。

 確かに脅威だが、弱点がある事もわかっている。

 あの魔法は、必ず10発ごとに数秒の休憩を挟まなければいけない。また礫は、筒状の杖をまっすぐに構えなければ、正確に魔法を撃つことができない。そして魔法使い本人には、接近戦闘用の魔法はない。

 条件さえ整えば、勝てる見込みは十分にある。

 ただ殺すだけじゃない。

 生け捕りにして、拷問官が裸足で逃げ出すほどの責め苦を味わわせてやる。



 隠れ場所まであともう少しでというところで、俺は足を止めた。

 濃密な闇が立ち込める雑木林に、人影は無い。しかし――――50m先で跳ねるコインを聞き分けることが出来る俺の耳が、何者かの息遣いを拾った。

 一瞬、待ち伏せかと身構えたが、すぐに違うことに気付いた。

「コカ、コカカカカカ」

 一定のリズムで鳥の鳴きまねをする。それに驚いたヨタカが、頭上で羽ばたいた。

 しばらくして、下草を踏む音と共に5人の男たちが姿を見せた。とっくのまえに死んだと思っていた部下たちだった。周囲にそれ以外の気配がないことを確認してから、俺も隠れていたヤブから身を晒した。

「ご無事でしたか、セリオスさん」

 5人のうちの1人、白髪を短く刈った男――オラツィオ――が、一歩前に出た。

「ああ」と俺。「残ったのはこれだけか?」

「はい」とオラツィオ。「俺を含めて5人だけです」

「そうか」

「あっ、待ってください」

 ふたたび歩き出そうとした俺の背中を、オラツィオが呼び止めた。

「もし隠れ場所に行くんでしたら止めた方が」

「なぜだ?」

「既にあっちにも手が回っています。いま行けば袋のネズミですよ」

「なんだと? じゃあ、あそこにあった道具は」

「恐らく……」

「チィッ」

 俺は片方の頬を大きく歪め、盛大に舌打ちをした。

 当てが外れてしまった。襲撃するには、あそこにある道具がどうしても必要だというのに。手元にあるのは矢が7本とナイフのみ。いまさら部下が5人いたところで何の役に立つ。

 いまから隠れ場所にいる警邏隊を襲うかと考えたが、すぐに却下した。それでは、せっかく国境へ向いていた本陣の目を、こっちへと向けることになる。そうなれば襲撃どころではなくなる。

 夜露に濡れる下草を睨みつけ、思案していると、

「武器ならありますよ」

 俺の思考を読んだかのようにオラツィオが言った。

 顔の半分を包帯で覆った一人――たしかブルーノと共に斜面に配置していた部下、名はフレッドだ――が、肩に担いでいた大きな背嚢を、俺の前に置いた。ドスッという軽くない音。背嚢の口を開けてみると、中には矢や剣、対魔法兵器にダイナマイトまで詰まっていた。

「これをどこで手に入れた」

 その疑問に、目の前のフレッドが答えた。

 血に染まった包帯をもごもごと動かし、くすんだ声を発す。

「……ブルーノ兄貴と……ラウ兄貴が持たせてくれたものです」

「あいつらがか? で、その2人はどうなった」

「俺たちを逃がすためにリュッカに向かって行って……死にました……」

「そうか」

 特にこれと言った感情はわかなかった。

 目の前で、フレッドが肩を震わせて涙を堪えている。その姿を見ているうち、奇妙な引っ掛かりを感じた。俺の知覚が、周囲に立ち込めた空気に含まれる、微量な違和感に反応する。何かがおかしい。

「ところでお前」と俺。

「なんですか?」とフレッド。

「……いや、なんでもない」

 俺は口まで出かかった言葉を飲み込んだ。『お前、本当にフレッドか?』と言いかけたのだ。そんな馬鹿馬鹿しい問答をしている暇は無い。俺は胸に湧いた奇妙な疑問を打ち消すことにした。きっと疲労からくるちょっとした勘違いなのだろう。

 背嚢の中には、運の良いことに『マジックアロー』まで入っていた。おそらくブルーノの私物だろう。これだけあれば、かなり楽に戦いを進めることができる。

 これであとはあの黒髪の魔法使いを一人にさせさえすれば、確実に殺せる。いざとなれば『ブラディ・アイ』もある。もう、明日を生きることなど考えていない。ただ、アイツに死よりも辛い苦痛を味わわせる。それだけが俺の存在する意味だ。感謝するぞブルーノ、ラウ。お前らの土産のおかげで、ペドロの仇を討つ事ができる。

「――ん?」

 ふと顔を上げると、主人の言葉を待つ犬のように、5人が俺に向いていた。

 こいつらを明日の襲撃に使うことは出来ない。

 岩場から逃げる際、アッサリと見捨てた場面を見られてしまったからだ。そんな危うい連中を使うわけにはいかない。

「ご苦労だったな、もう部隊は解散だ。どこへとなり行け」

 そう言って俺は懐から、抜け道が記された地図と、金貨の入った財布を放った。300万ちかい金の詰まった袋が、地面で跳ねて金属音をたてる。てっきり飛びつくものだと思っていたのだが、しかし5人は岩のようにその場を動こうとしなかった。

(……なんだコイツらの目は)

 そこでようやく俺は異変に気付いた。

 俺に向いている10の眼。そのすべてに暗い炎が宿っていた。

「ははは」

 オラツィオはそれまでの慇懃な態度を一変させ。

 不敵な笑みを浮かべながら――――財布からこぼれた金貨を蹴り飛ばした。そして地図に痰をはき、するどく俺を睨みすえた。

「アンタ賢そうな面してるくせに案外トロいんだな。どこのマヌケが金欲しさにこんなあぶねえ場所で、アンタの帰りを待ってるかよ、ええ?」

「……何が望みだ」俺は次に何が起っても即座に対応できるように体を緊張させ、オラツィオに訊いた。「ここで恨みでも晴らすか?」

「んなもん端から考えてねえよ。俺たちの望みはな、ブルーノ兄貴とラウ兄貴の敵討ち、ただそれだけだ」

 拍子抜けすような下らない理由だった。

 だが、オラツィオの言葉に共鳴するように、他の4人が頷いた。

 どうやら嘘は言っていないようだ。俺は掴んでいたナイフのグリップから指を放した。

 オラツィオが鼻の穴を膨らませ、血走った目で話を続ける。

「俺たちは明日、捨て身であの荷馬車に突っ込むつもりでいた。失敗すんのは目に見えてたけどな。そこへ都合よくアンタが戻ってきた。アンタが弟の仇を討ちに戻ってきたことは見当がついてる。じゃなけりゃこんな所に用はねえもんな。俺たちが、それの手伝いをしてやるっつってんだよ」

 まるで内に燃え盛る炎を吐き出すように、オラツィオは言葉を口にする。

「アンタは土壇場で俺たちを見捨てやがったクソ野郎だ。本当ならいますぐここでブッ殺してやりてえところだが、ぜんぶ水に流してやる。今までの一切合財を水に流して、アンタに俺たち五人の命を預けてやる。一度捨てると決めた命だ。どう使おうが文句は言わねえ。ダイナマイトを飲めってんなら、喜んで飲んでやる。ここにある武器と、俺たちを使って、あのクソッタレ荷馬車のクソどもに一発ぶち込んでくれ。悪知恵が働くアンタならそれができるはずだ! さあどうする大将!!」

 瞼を限界まで剥き、オラツィオは啖呵を切った。

 俺はわずかな沈思をはさみ、そして答えた。

「いいだろう」


「お前らの命、使い捨ててやる」














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