表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/19

「第02章」

バッハの子孫が言うには、バディーがトランペットだと思っていた楽器は、

コルネットというトランペットの親戚みたいな楽器だった。

しかし、透明のマウスピースはみたことはないそうだ。

鉄のように冷たくならない上に、とても軽かった。

バディーは、世界に一つだけの自分だけの楽器として気に入り、

コルネットに詳しい相手に教わり、毎日のように練習していた。


ある日の事、ミンストレルショーという劇を見に行ったら、

ラグタイムという新しい音楽が、演奏された。

バディーは、面白い曲だなと、思っていた。

そんなことがあった日から、いく日も立たないうちに、

ニューオリンズではラグタイムの曲ばかりが演奏された。

バディーもラグタイムの曲を演奏しようと、

演奏会場やバッハからコツなどを習い、

演奏して見たが、曲が長く、覚えるのが面倒だった。


とある演奏会。

バディーとバッハと他に3人で、演奏をしていると、

ある一人からラグタイムを一曲、とリクエストされてしまった。

バッハ、単独演奏だなと、3人はイスに座り、

バッハは演奏の準備をしようとした。

バディーもイスに座ろうと、かがんだところ、イスがないことに気づいた。

どうやら、子供がバディーのイスを盗んで自分のイスにしてしまったようだ。

おかげで、バディーは立ったままになってしまった。

バッハが演奏を始めると、周りはバディーが何か始めるのだろうと、興味津々に見ていた。

バディーも始めはリズムを取るふりをして、視線を無視していたが、

ラグタイムの曲が長く、段々その視線に対して何かした方がいいかな?と不安になってしまった。

とりあえずバディーは、コルネットを吹く準備をすると、

曲のタイミングを見計らって対位法を使った演奏を開始した。

バッハは、演奏に集中していたところにコルネットの音が聞こえたので、

間違えてしまったが、バディーの出す音がうまく隠すように、

綺麗なハーモニーで繋げていった。

バディーは、演奏をしながら、これは面白いと思った。

この日の演奏は、大成功を納めて、バディーはこの日を境に、変わった演奏を開始した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ