表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

政治経済エッセイ

川勝県知事はリニア延期が確定し「任務完了」か? 突然の知事辞任宣言を紐解く!

作者: 中将

筆者:

 本日はこのエッセイを選んでいただき誠に光栄です。


 本日は川勝静岡県知事の辞任発言について個人的な解説をしていこうと思います。


 川勝知事は4月1日静岡県の新規採用職員への訓示で、

「野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を売ったりする人は、自分たちに比べて頭脳、知性が低い」


 という発言をして炎上したことから6月の県議会を終えての辞意を表明したそうです。



質問者:

 凄い職業差別ですよね……。



筆者:

 僕は家庭菜園をしていますが、農業をやられている方々は、

天候や土壌、水や肥料の管理など総合的に考える力を必要としています。


 これらの能力は一朝一夕で身につくものでは無く、学業の成績で図ることが出来ない能力が必要でしょう。


 更に、国から補助金は削られ、買い取り価格はJAに叩かれているような状況でして、農家の方々は懸命に歯を食いしばって日本の自然と農業を支えていると言えます。


 物凄い偏見と知識不足が伺える発言だと思いますね。



質問者:

 呆れるばかりの発言ですよね……。



筆者:

 ただ、ここで注目しておきたいところは、川勝知事のこうした「上級国民発言」は前々からあったのでこのタイミングで「辞める宣言」は不可解とも受け取ることが出来るのです。


 令和3年には同県御殿場市を「(特産は)コシヒカリしかない」と揶揄やゆしたことが分かり、県議会が辞職勧告を決議。川勝氏は給与を返上することを約束した一件がありました。


 しかし、令和5年7月になって約束の給与など約440万円を返上していなかったことが判明。県議会に提出された不信任決議案はギリギリで否決されたものの、「今度、人様に迷惑をかけることがあれば辞職する」と表明し、同年10月には知事の給与減額条例が可決されたと言った一幕があったりしました。


 また、今年3月には静岡県内の磐田市と浜松市を比べ、「磐田は文化(水準)が高い。浜松より元々高かった」などと文化水準を比べるような発言をしていたことが発覚しましたが、「歴史的事実で市民の共通認識だ」と強弁して発言を撤回せず、強硬姿勢を続けていたこともありました。



質問者:

 どうしてか分かりませんけど、言い方が他者と比べるような「差別」と受け取られても仕方のない言い方をしますよね……。


 良いところだけを言えば何も起きないのに……。



筆者:

 川勝氏の知事になる前の経歴は早稲田大学からオックスフォード大学院、早稲田大学教授と庶民感覚が無いと言えばそこまでですが、他人がどう捉えるか慮ることが出来ないのは上に立つ人間として資質が無いと言わざるを得ませんね。

 

 話はちょっと逸れますが、

 こういう方が県知事に4期も当選していることに驚愕を覚えますね。


 川勝氏は無所属も立憲民主と労組は長年支援して当選しています。だから立憲は与党がコケても支持率上がらないのですよね。



質問者:

 しかしこれまでの頑固さからするとこの発言が叩かれた程度で身を引くとは考えにくいですよね?

 

 一体何があったんでしょうか?



◇川勝知事は「任務完了」した



筆者:

 ここからは僕の勝手な憶測なのを承知の上で読んでいただきたいのですが、

 「中国との繋がり」について指摘しておきたいと思います。


 川勝知事は、中国共産党の機関誌「人民日報」の2012年のインタビューで、


『20歳のころに『毛沢東選書』全巻を読破し、毛沢東の農民とブルジョアの対立に興味を持った。

さらに、「日本は『一国二制度』の考えに工夫を加え、さらに発展させて、『一国多制度』をつくることができたらよいと思います」「静岡と浙江省の関係は何があっても揺らがない」』


 などという趣旨を述べています。

 かねてから「真っ赤」と言っても過言ではない人物であり、日本や静岡のために政治をしているというより中国に尻尾を振っていると言っても過言ではないと思います。



質問者:

 中国に「ゾッコン」という感じですね……。

 しかし、今回の辞任と何か関係があるんですか?



筆者:

 各紙の記事によりますと、


『4月2日に辞任する意向を表明した静岡県の川勝平太知事が、辞意表明前に立憲民主党県連顧問の渡辺周元防衛副大臣に後継を打診していたことが分かった。関係者によると、辞職の理由については「(2027年の)リニアの開業時期が延期され、一区切りがついた」と話したという。』


 というものがあります。


 川勝知事はここ10年近くも兼ねてから色々な「いちゃもん」をつけてリニア開通を永遠と延期させ続けてきました。

 そうした東海道新幹線の機会損失は数千億円とも言われており、

 リニアの輸出リニア輸出を阻み国益を大きく損ねたと言えます。

 (リニアは健康や環境への懸念もあるためにおいそれと他国に売ることが出来ない)


 そしてついにJR東海が24年3月29日に、リニア中央新幹線の品川―名古屋間の2027年の開業を断念する方針を明らかにしています。


 その一方で24年3月21日に中国の中車長春軌道客車(中車長客)が開発した中国初の水素燃料都市列車は、長春にある中車長客テストラインで走行試験を実施し、時速160キロの全負荷走行に成功しました。

 この列車は超電導磁石を使用し、列車が動いているときに浮上するという点では、日本の超電導リニアと似ていると言われています。


 正直な話、中国に水素燃料の上でもリニアの上でも先を越されかねない状況になったのです。



質問者:

 なるほど、遂に川勝知事としては「任務完了」という事なんですね……。



筆者:

 近日中に「祖国」に凱旋するのかもしれませんね。


 今回辞任するのも6月はボーナスが貰える月であるという事も指摘されていますが、

 もしかすると中国のイベントか何かにその後に招待されているのかもしれませんね。



質問者:

 そういった点が本当かどうか注目ですね……。


 

筆者:

 ただ、「辞任を示唆」という段階なのでまだ辞任確定ではないことも最後に触れていこうと思います。

リコール以外は自分で辞める以外は知事はその職に居続けることが出来ますからね。


 ただの注目されたいだけの「カマッテちゃん」の可能性もあります。



質問者:

 Ⅹ(旧Twitter)のインプレッション稼ぎじゃないんですからいい加減にして欲しいですね……。

 ところで今回のことからどういったことが言えるのでしょうか?



◇政治家は主権者である日本国民が「教育する」



筆者:

 川勝知事は立憲民主党から支持を受け、非自民という事で「国に対して物申す」という姿勢で当選回数を稼いできたようです。


 確かに自民党政治は腐敗しており、増税をして利権団体にお金を流す権化と化しており非常に問題なのですが、

 非自民政治が続いても良くはならないという縮図としてこの静岡県は典型例と言えると思います。


 かねてからの僕の主張である「ダメな政治家を落選させ続け政権交代を頻繁に行う」ことで現状を否定し続けて適切な方向に主権者である日本国民が導く――そのことの重要性を示唆しているように思います。



質問者:

 現状、お金持ちしか出馬できない状況ですからね……。



筆者:

 やはり一般庶民とズレた人が政治家になるようではいつまでたっても好転しません。

 参入障壁は一定得票率を取れば返ってくる供託金のみにし、献金・寄付・パーティー・政治団体などを廃止した方が、志が高い人間が政治家になりやすくなると思います。

 そういった政治状況に国民側がさせていかなくてはいけません。

 


質問者:

 政権交代しても川勝さんみたいな人ばかりが当選したらちょっとお先が暗い雰囲気しかならないですからね……。



筆者:

 そのためにはまず主権者である日本国民一人一人がモノ申していき、

政治家を「教育していく」そういう気概が必要であると思います。


 という事でここまでご覧いただきありがとうございました。

 

 今回は川勝知事は中国からの「任務」としてリニア阻止を行い、

 中国にリニアのめどが立ったために晴れて職を辞することが出来るようになったのではないか? という事と、

 非自民政権が続いても良い状況にはならないので、政権交代を頻繁に行い政治改革を行わせていくべきだという事をお伝えさせていただきました。


 今後もこのような政治・経済、マスコミの問題について個人的な解説を行っていきますのでどうぞご覧ください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ