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その6

改まって話し始めるのり。

それをじっと聞いているめるだったが…

「める…いや、今はあえてめるちゃん!」

「ん?どしたの?のり。」

「める…いや、あえてめるちゃん…って、2回目…2回目だけど…ねえ、めるちゃん…。」

「どしたの?…あ、じゃあ、あたしもあえてのりちゃんって呼ぶね。」

「えっ、あっ、ありがとう、ありがとう、めるちゃん、サンキュー!フォーザピーポー!」

「いや、のりちゃん、ピーポーって…あたし、1人だけど…あ、そこはいいの?あ、ごめん、ごめん、続けて、続けて…なんか話あるんだよねえ…ごめん、ごめん、どうぞ、どうぞ。」

「じゃあ、お言葉に甘えて続けさせて頂いちゃうね…あのさ…。」

………

「うん…うん…どうぞ、続けて…そんな溜めなくても大丈夫だから…。」

「あ、そう?…じゃあ、続けさせてもらうね…。」

………

「…うん…うん…どうぞどうぞ、のりちゃん…話続けて…いいよ…。」

………

「…いや、だから、のりちゃん!どしたの?…あたし、しっかり聞くから…大丈夫だから…話、始めて…ねっ…。」

「あ…うん…ありがとうね…める…あ…めるちゃん…でね…え〜と…。」

………

「…あ…さては…のり…いや、今はあえてのりちゃん!話そうとしてる話、ど忘れしたんでしょ!…違う?違ってたら、ごめんだけど…。」

………

「…めるちゃん…正解…50点差し上げちゃう…。」

あはははははは!

あはははははは!

「何、それ〜!…あはは…なんで、50点?」

「あ、や、なんか、そんくらいかなあって感じで…フィーリング?ほら、こういう感じって…。」

のり、本当はなんの話したかったんだろ?

まあいいや。

きっとそのうち急に思い出して話してくれるだろうから。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。お話はまだ続きますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

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