閑話 古の大魔導士と異界全集
はい。眠い中パソコンに文字を打ち続けましてね。はい。まさか寝ている間に兄にバックスペースを長押しされるとは思ってもみなかった。
GOMI
とある魔導士の話をしよう。人類魔法学を切り開いた、歴史に存在だけが記された誰も名前を知らない魔導士の話。
彼女なのか彼なのか。それすらもわからない。とりあえず、彼として扱おう。
彼はこの世で初めて魔法を実用化させた人物と言われている。
それまでは、魔法は偶然起こる謎の現象、発生したとしてもごくわずかな力しか生み出せなかった。
たとえば、炎を出す魔法。今では一般的な魔法使いでも、簡単に木の的を燃やし尽くすような、ファイヤーボールと呼ばれる魔法を放つことができる。しかし、昔の魔法は違う。目をつむり、瞑想し。ようやく指先が多少熱くなる程度である。故に、ただの勘違いと思われていた。
だが、それは違う。そう提言したのが、彼だった。
しかし、彼はそれまではただ無名な一般人。それを誰かに言ったところでただの妄言と笑われるだけで、誰も彼の言葉に耳を傾けなかった。
それでも、彼は言い続けた。魔法は存在する。使い方次第では人類を飛躍的に進化させることができると。
それでも、彼は主張し続けた。魔法は人類の希望だと。
しかし、先ほども言った通り彼を笑うものはいるが、信じる者は一人もいない。そして、とうとう彼は、”民を錯乱させ、混乱をおびき寄せる危険人物だ”として、投獄された。
しかし、それは彼にとってはそれでよかったのかもしれない。彼が一人の時間が大きく増えたから。
かれは研究に時間を費やした。魔法の研究を。
具体的に彼が何をやったのかはわからない。彼が獄中で怪しい動きをしていたのは記録されている。懲罰も受けていた。
そして唐突に彼は、姿を消した。
彼が何をしたのかはわからない。わかりようがない。
しかし彼は忽然と姿を消し、代わりと言っては何だが、とある分厚い本がおかれていた。
内容は、到底信じられるものではなかった。
巨大な鳥がいた。馬のいない馬車。珍妙な飯。寸分の狂いもない書物。夜中も明るい建造物の数々。謎の言語を話す者たち。そして、少しではあるが魔法の発動方法が記されていた。
そのほかにも、この世ではありえない、様々なことが書かれていた。
一人は言った。これは牢獄で発狂した狂人の書いた妄想の塊だと。魔法など存在しないのだからと。
一人は言った。これは事実を書いていたと。事実彼は唐突に姿を消したのだからと。
一人は言った。これは別の囚人によるいたずらの類だと。
それからだろうか。その彼が投獄されいていたところだけで、次々と失踪者が出たのは。男性も。女性も。若者も老人も。幅広い者が失踪した。
そして不可解なことに、その失踪者のすべてに共通することが一つあった。
その失踪者の部屋に、必ずその書物があった。
その本は囚人の部屋に置かれたままのはず。ならばどうして。
不審な出来事であった。しかし、多くの人はただのいたずらだと言っていた。
しかし、物好きな人が出てくるのはどの時代も一人は出ていくものだ。その書物が盗まれるのは、必然だといえるだろう。
そしてとうとう、彼以外にも魔法が使えるものが出てきた。それは、子供だった。子供の発想力が、魔法へとつながったと考えられる。
そしてそれは同時に、彼が嘘を言っていなかったことの証明となった。
さらに、その彼の部屋にあった書物は、本当のことが記されているのではないかと言われ始めた。
盗まれたその本の内容は、書き写され大量に売られた。盗んだ本人によって。
それは飛ぶように売れた。ただ、売られていたのは木の板に一部しか書かれていないものであったが、頭のおかしいものが多い貴族の連中には、羊皮紙できれいに書き写されたものが売れ、その内容は貴族に金を払うことで公開される。そのような過程を経て、多くの人に伝わった。
そしてさらにそれが改良され、世の中に売りに出された。
”異界全集”と。
古の大魔導士の異界全集 著者:アパティーラ・キキト
ちょっと、いつもとはスタイルを変えてみました。最後に出てきた名前なんでしょうね?友人に
「適当に名前考えて」
って言ったらこれが送られてきました。え?あの大人気小説をパクってはいないかって?まったくパクっていませんよ。なぜならこれを読んでいる人のほとんどが、「なんのこと?」となっているから。まぁ、本の内容を書くってのは、うん。ちょっとまねさせていただきましたが、私ごときがまねしてもねぇ?クオリティーが下がるだけですからね。はい。まぁ何が言いたいのかといいますと、、、何言いたいんでしたっけ?




