31話
えっと、はい。遅れたことの言い訳をしてもいいでしょうか?あ、だめ?そうですか。わかりました。それでは無視して言い訳しますね。
いや、ね?ちと旅行に行ってたんですよ。はい。東京に。いやぁ、都会ってすごいですね。斜め上の空が見えない。きょろきょろと見渡してたり、田舎者全開で楽しんできたわけですよ。だから遅くなりました。
不可抗力だった。
『神の特権:天罰強』
俺はそうつぶやくと同時、俺の体から一気に力が抜ける。神力の消費量が今までの尋常じゃないな。
でも、今はなぜだろうか。すぐに力が湧いてくる。さすが神界だ。神力の供給が速いでも実戦には使えないからこれはないな。それに、効果がいまいちわからない。
なんて思っていると、ダージェさんの体が一瞬薄くなる。が、それはすぐに終わり、瞬きの間にダージェさんは元通りになる。
『場所が悪いな。いまいちこれがどんな効果なのかわからないや」
おそらく、存在自体に影響を及ぼす概念的な攻撃だろう。すぐ修復されるのは、神力でなんとかしているのだろう。ここだと無尽蔵に神力が供給されるし。
『のぅ、老人をいたわらんか。それよりも、最弱の神のはずじゃなかったか?強すぎるじゃろうて』
俺の攻撃を受け流しながら、ダージェさんがそうつぶやく。
『自分でもよくわからないんですよね。まぁいいじゃないですか。・・・敬語面倒だな。もうため口でいい?』
『だめじゃ。一応、位は儂のほうが上なのでな』
『そうですか。残念です。それよりも、いますごく気分が高揚しているんですよ。めっちゃたのしい』
『それはなによりじゃ。儂はそれどころじゃないけどな』
そんな会話をして、俺は攻撃の速度を上げる。
しかし、それでも俺の攻撃は通らない。この力をもってしても、ダージェさんにはかなわない。
『本当に強いですよね。そこは普通に尊敬しますよ』
『誉め言葉として預かっておくぞ』
などと会話をしているダージェさんだが、その額には冷や汗が伝っていた。
そもそも、サルアがこのように暴走したのは誤算だったのだ。本来は、心が怒りに侵食される直前に怒りを吸い取る予定だった。しかし、サルアはダージェが思っていた以上に怒りによる浸食が激しかった。
『こんなはずじゃなかったのがのぅ』
『自分だってこんなことしたくないですよ・・・あれ?なんで戦っているんでしたっけ?』
『自分で考えるんじゃな』
その時、ダージェは気づく。もうサルアは怒っていない。なんなら楽しんでいるくらいだ。怒りによって手に入れた力を使った高次元の戦いを。
ダージェさんがそれに気づくと同時、攻撃はさらに激しさを増し、ついにはこの空間にヒビを入れる。
これは、儂一人じゃどうしようもないのぅ。シャジャリを連れてくるか?いや、あいつは戦えないからな。なら黒川か?いや、こいつは黒川を少なからず恨んでいるからこやつにさらなる力を与えることに、、、いや、それでもそっちのほうが可能性はあるな、、、
そして、ダージェさんはゆっくりとつぶやく。
『黒川。仕事じゃ手伝ってくれ。さもないと、機密情報をもらすぞ?』
ダージェがそうつぶやくと、とてつもない速度で黒川が現れる。
『やめろおおお!!俺の仕事を増やすなあああああああ!!!!』
世界の情報を管理する黒川には、このような脅しが一番なのである。
ダージェさんは何をしようとしたのでしょうかね?正直言ってまだ決めてないんですよね。あ、もちろんサルアは強くなったとはいえ、一時的なものですよ。もちろん。怒りによる強化ですから、怒りがなくなった今、エネルギーは消費されるだけですから。
そして、累計ユニークPVが900人超えたぜ!やったあああ!え?せめて1000人行ったら祝えって?
・・・そういえばそうですね。でも、もう打っちゃったんで、このまま喜んでおきます。




